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2024年03月11日

3.11


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あれから13年。
能登の大災害で始まった今年・・・
こんな風景の中で3.11を迎えている。


あのとき、甚大な被害と不安と悲しみの中で、
被災地にできた様々なコミュニティには、
学ぶべきものがいくつも生まれた。
(もちろん、きれい事ではすまない葛藤や悩みも含めて。)


いま、オンラインのコミュニティが全盛期で、
それが使える人なら地方に暮らしながらにして
いろいろな可能性を享受できるありがたい時代ではある。


けれど、非常時、災害時に頼れるのは、
どうしたってリアルコミュニティだ。

オンラインコミュニティの豊かさを享受しながらも、
その中だけに浮かれることなく、
このリアルなコミュニティを大事にしなければ。
リアルであるが故の難しさがどれだけあろうとも、だ。

改めてそんな想いを強くした今年の3.11。

posted by 里山生活学校 at 20:47| Comment(0) | 未分類

2024年03月01日

サシバ米販売

優命園のサシバ米、class earthさんとの初コラボで、
絶滅危惧米として初の販売。
東京・二子玉川ライズ1階で3月31日まで開催中です。

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優命園は、生物多様性と共存していく生態系調和型農業生産を
これから加速的にすすめていきます。


そして、そのような意識の高い企業さんとは積極的に関わっていきたいと願っています。

里山の農村社会も、農村の営農活動が支えてきた豊かな生き物たちも、
ともに崩壊に向かってカウントダウンしている現状だけど、
急ぐことと焦ることは違うから、

こうして、一つずつ一つずつ丁寧に形にしていきます。

   by 里山おやじ
posted by 里山生活学校 at 20:12| Comment(0) | 未分類

2024年01月16日

時には昔の話を

「時には昔の話を」っていう大好きな歌がありまして・・・
今日は一日中、この歌が耳から離れません。

久々にこの歌を聴いたわけではなく、
久々に昔の話をしたからです。

奥州市での新規就農に関心のある参加者対象に
就農時の体験話などを聞かせてもらいたいという企画で、
うたがき優命園を訪れた方々に、
久々に昔話をする機会があったのでした。

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♪ お金はなくても何とか生きてた
   貧しさが明日を運んだ〜
♪ 揺れていた時代の熱い風に吹かれて
   体中で時を感じたあぁぁ  そうだね


という曲の歌詞そのものの、
若くて熱かったあの頃を懐かしく思い出しました。
のはいいんだけど、参加者の真剣なまなざしに乗せられて
相当な時間オーバー・・・反省。


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そういえば、先日、次男と2人で伐倒した桑の大木。
切り株の年輪を数えたら32年。
この樹、私たち夫婦が新規就農した年に芽生えてたのか!



そう思うと、切り倒した木に愛おしさがこみあげてきまして、
これから、この樹で木皿を作って、
時には昔の話をしながら
次世代の若者たちと囲む日常の食卓で使ったら、
なんかとてもいいよな〜・・・といつもの妄想癖発症。

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この木工スキル身につけておいてほんとに良かった。
ささやかな楽しみができました。
「時には昔の話を」してみるものです。


    by 里山おやじ
posted by 里山生活学校 at 16:35| Comment(0) | 未分類

2024年01月15日

本年もよろしくお願いいたします。

2024年、今年もよろしくお願いいたします。

大変な幕開けとなりました。
被災した皆さまに心からお見舞い申し上げます。
どうか、これ以上犠牲者が出ませぬように。

そして、この中で、私たちが改めて注目しなければならないことは
被害の大きかった地域に原発建設計画(珠洲原発)があり、
その計画が凍結されていたという事実です。
今回の痛ましい大災害の中にあって、
3/11後に起きた福島原発の大事故のような災害が起きてないことだけは
不幸中の幸いと言わざるを得ません。

私たちは覚悟を持って、この問題と向き合わなくてはならない
と言うことなのだと思います。

地震、津波、原発、エネルギー自給率、石油依存社会・・・
これらに目をそらすことは許されない、
という自然界からの強烈なメッセージとして、
この災害大国に生きる運命を受け取らなければならないのでしょう。

必要なことは、
エネルギー自給率が決定的に低水準であることを自覚した上で
狭い認知から感情的な原発反対や賛成を叫ぶ争いではなく、
視野を広げ、視座を高くもち、
長期展望の視点も十分増やした上で、
メリット、ディメリット、リスクをすべてオープンに洗い出し、
どこまでのリスクをとりながら、
どこまでのメリットを享受するのか
と言う冷静な議論だと思います。

そして、更にもう一つ、
自給率を上げるための
エネルギー依存度を下げる暮らし方の探求も必要不可欠です。

足るを知るという思想が共有されたとき、
依存度と幸福度は半比例する部分さえあると思っています。

   by 里山おやじ
posted by 里山生活学校 at 06:57| Comment(0) | 未分類

2023年12月31日

今年もお世話になりました。

雪のないありがたい大晦日。
語りログ小屋のハンモックに揺られて、
農場を見渡しながらしばし今年一年を振り返る
ジジイの自撮り、の図。

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今年も最初から最後まで、
語り尽くせぬほど色んな事がありました。
身に起きた試練と恩恵の全てに感謝して、
心穏やかに新しい年を迎えたいと思います。
皆さま、どうぞ良いお年を。


   by 里山おやじ
posted by 里山生活学校 at 21:07| Comment(0) | 未分類

2023年03月11日

3/11

あの日から12年。
暖かい日が続いているので、
梅が開花してこの日を迎えたのは初めてだ。

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あの年は寒かったから、
被災後の避難所で寒さに凍えた方も
たくさんおられたと思う。

せめてあの年が、
このくらい暖かい春だったら・・・と、
思いながら白い花を見る。


昨年秋に、
久々に測定した干し草の放射能が全く検出されなかったので、
12年ぶりに,この春はキノコの植菌をすることにした。

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原発事故後の放射能汚染問題は、
生産農家を苦しめて、国民を分断して、
大きな混乱を引き起こした。

キノコを植菌できたとしても、
この国の厳しいエネルギーの問題は、
私たちに突きつけられたままだ。



震災時に小学生だった次男は、
いま、新規就農して、農場でともに働いている。

あのとき、放射能汚染次第では、
西日本に疎開?させようかと、
真剣に準備もしていた。

今年は、建設中の小屋の屋根の上で、
一緒に黙祷の14時46分を迎えた。


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12年という月日は、
様々な風化があって当然だし、
家族や近い人たちの形も変わっている。

そんな中でも、
自分が、絶対に忘れてはならないと思うあのときの風景や
自分の中に沸き上がった入り乱れた感情を、
この日だけは、
確認しておかなければならい3.11。

by 里山おやじ



posted by 里山生活学校 at 07:18| Comment(0) | 未分類

2023年01月04日

あけましておめでとうございます。

2023年、あけましておめでとうございます。

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年末に燻した恒例のスモークチキンと

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おせち料理に舌鼓を打ちながら
箱根駅伝を観て、
穏やかな正月を迎えている里山です。

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ま、穏やかとは言え、
連日、こまめな雪かき作業はありますし、
動物たちのお世話に休みはありませんが・・・

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それでも、今年は、趣味の木工もできました。

気分を切り替えて、そろそろ今年の仕事始めです。

今年は春に新メンバーも加わって、
新しい挑戦も始まります。
良い年になりそうな予感あり、です。

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

      by 里山おやじ

posted by 里山生活学校 at 07:40| Comment(0) | 未分類

2022年07月04日

堆肥の発酵、おカネの発行

今年の農場テーマの一つは堆肥作り。
酵母や乳酸菌培養液を作って、鶏糞や米糠に混ぜて積んでいます。

この堆肥づくりに欠かせないのが、切り返しと言われる作業です。
時々、酸素を入れるためにスコップで攪拌して堆肥の山を積みなおします。
初期の有機物を分解してくれるバチルス菌が酸素好きな菌なのです。

ところがバチルス菌が活躍しすぎると発酵温度が高くなりすぎて、
せっかく培養した酵母や乳酸菌が死滅、減少してしまいます。

そこで、温度が六〇度近くになる時は、
この堆肥の山を低くして広げて、表面積を増やして温度を下げます。

逆に、温度が低い時には堆肥の山を高くして表面積を小さくして、
温度上昇(発酵促進)に努めます。

こうして堆肥の温度の調整ができることが農家としての技量です。

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さて、話はちょっとそれますが・・・

堆肥の「発酵調整」ができる事が農家の技量なら、
世の中のおカネの量の「発行調整」ができることが各国政府の技量です。

すなわち、おカネの量が多過ぎる高インフレ時には、
増税とか公務員削減とか公共事業削減とか、通貨発行量を減らす政策が基本であり、
おカネの量が少ないデフレ(又は今のようなスタグフレ)の際には、
国債から始まる通貨発行量を増やして、減税をして、
公務員や公共事業を増やす政策が基本です。

と、いうことは、日本政府は約三十年近くもの間、
デフレだというのになんとまったく真逆の
高インフレ防止対策をとり続けてしまっているのです。
(経済が分かっている人にとっては失笑ものですね。)

これは堆肥づくりに例えるなら、温度が不足しているにもかかわらず、
堆肥の山を極端に低くして広げてしまっているために、
バチルス菌が全然働かなくて有機物が一向に分解されていない状態です。
(堆肥づくりが分かっている農家にとってはやはり失笑ものですね。)

つまり本来とるべき真逆の作業なのです。
真逆というのは、放置よりもさらにずっと悪いことを意味します。

技量が低い農家に豊かな生産物は望めないように、
技量の低い政府を持つ国民に豊かな暮らしは望めない、
という悲しい現実・・・を変えるには選挙の投票しかないのでしょうか。

選挙を目前に堆肥の温度を測りながら、
ふと、こんなことを思ったのでありました。

   by 里山おやじ
posted by 里山生活学校 at 19:10| Comment(0) | 未分類

2021年03月11日

3.11・・・あれから10年

あれから丸十年・・・

 十回目の「3・11」はコロナ禍という未曽有の状況の中でやってきた。

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たった十年の間にこれほどの事態が2度も起きたことになる。
全く別の事態ではあるけれど、巨大地震、津波と新型ウイルスだから、
どちらも自然災害、天災という部類の出来事であると言えるだろう。
(原発事故は別にしても。)
どちらにも多くの犠牲者、被災者、被害者が出て、
生命、健康、財産資産が失われている。

 このような想定外に国民に降りかかる不運不幸に対して、
救いの手を差し伸べるのが、政府の役割だ。
企業や個人や地方自治体と違って、
政府には通貨(国債)発行権という特別な力があるからだ。
これは政府にしかできない重要な使命でもある。

 ところが十年前も今回も、
政権政党は違えど、両者ともに、
この特別な力を用いて災害被害弱者に十分な支援をしているとは到底思えない。
それはひとえに、クニノシャッキンがこれ以上増えたら破綻するから
政府は緊縮財政を貫くべきだ、
という緊縮派官僚、緊縮派政治家、緊縮派学者と
それに追従し続けてきたマスコミの大合唱の「大成果」だ。

 そもそもクニノシャッキンという表現自体が大変に不適切であり、
正確には「政府の借金」であるし、
自ら「円」を発行できる日本政府は、
「ユーロ」を発行できないために破綻した不幸なギリシャの立場とは全く違って、
破綻などしたくてもできない。

だから今こそ政府は、追い詰められる被害(事業)者、困窮(事業)者に、
充分な支援を極力早くしてほしい。
きっかけは自然災害、天災であっても、
ここから先は未熟な政策による人災になる。

 残念ながら政府の姿勢にはこの10年全く進歩はなかったと思う。
けれども、ネットなど水面下では、このクニノシャッキン破綻論には今、
確実な亀裂が入り始めている。
「自国の通貨が発行できる政府に財政破綻はない」ということに気づいた人々が、
必死の発信を続けてきているからだと思う。

3・11の黙祷を機に、
この財政破綻論を破綻させるために自分にできることを模索している。


   by 里山おやじ
posted by 里山生活学校 at 20:08| Comment(0) | 未分類

2020年01月29日

お見舞い、激励のお礼とお詫び

キャンプ基金の支援を続々といただいております。
応援して下さるみなさま、ありがとうございます。
その確認やお礼がすっかり遅れてしまって申し訳ありません。


実は、1月17日に、里山かあちゃんが配達中に重篤な事態に陥ってしまい、
時間を争う病院への2度の緊急搬送と、
深夜から早朝に及ぶ緊急手術の末に一命をとりとめました。

術後の入院でもかなり強い痛みに苦しみ続けましたが、
7日目くらいからようやく順調な回復に向かい、
術後13日目にして退院してきたところでした。
当分は再発に注意しながらの自宅療養です。

適切な判断と処置をしてくださった医師の方々、
迅速な搬送をしてくださった救急隊の方々、
術中、術後を通して献身的な尽力をしてくださった看護師の方々・・・
医療スタッフの方々には言い尽くせぬ感謝でいっぱいです。

それに加えていくつかの幸運も重なって助けられたいのちでした。

今、徐々に、日常が戻りつつありますが、
あの時助かっていなかったら、これは現実ではなかった時間かと思うと、
現実と非現実の狭間を行き来しているような
何とも言葉にできない少々混乱した日々を過ごしています。

この間、たくさんのお見舞い、あたたかい激励をいただきました。
状況を聞いて涙ぐんでくださる方々、
留守番隊の私達を心配して、
海の幸や手料理を届けてくださった方々、
苦しかったこの期間にどれだけ心が勇気づけられたことか・・・。
この場を借りて、深く御礼申し上げます。

      by 里山おやじ

posted by 里山生活学校 at 18:15| Comment(0) | 未分類