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2024年11月26日

剪定の季節 剪定の季節

果樹剪定の季節。
梅、桑、柿、ブルーベリーとこれから順次進めていきます。

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通常の剪定とはほぼ真逆の、
徒長枝を活かすという枝の切り方を
数年前から学んで毎年やってきているのですが、
樹木自体が持つ植物ホルモンの力を最大限に活かす
というこの発想、とても好きです。





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2つに枝分かれした所から、
どちらの枝を残し、どちらの枝を切るのか、
剪定作業とはその選択作業でもあります。
人生の岐路に立ったときの選択も、
これに近いモノがあるなあ、と最近思うんです。

あのとき、この枝を選ばずに、
あの枝を選ぶべきだったかも・・・
とか
もしあの枝の方を残していたら、
この枝よりもいい結果になっていたのではないか・・・
とか
以前、よくそんな思考をする癖がありました。
そういう思考をいったんはじめてしまうと
脳がかってに、「あの枝」の未練をどんどん探しちゃいます。


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でも、「この枝」を選んだことによるメリットは
必ずあるもんで、
必ずあると信じ込んで探すと、
これまた必ず見つかるもんです。
ときに、見つかるまで時間がかかるとしても、です。

    by 里山おやじ

2024年09月16日

ロールベーラーと昭和の脳みそ

ロールベーラーという農業機械があります。
干し草を作るための機械です。
草の刈り取り、乾燥のための反転切り返し、をしたものを
この機械で集めて丸めて、麻紐でぐるぐる巻きにします。
年に二回、この干し草を作って羊の冬場の餌にします。

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先日二回目の干し草作りをする際に、
麻紐を出す部分が故障してしまいました。
麻紐が出てきません。
どうするか。
当然、原因を探します。
故障原因が特定できたら、
自分で直せるレベルの故障なら工具を持ってきて直すし、
直せないレベルなら機械屋さんに来てもらう。
の2択です。(お金あれば、新品を買うもあり、か。)

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いろいろ原因を探してみましたが、見つからず。
なので仕方なく、機械屋さんに連絡・・・
という流が今までのパターンでしたが、
最近、その前にもう1択増えました。
それは、この部分が故障したことのメリットを探してみる
という発想です。

故障というのは、常識的に「悪い出来事に決まっている」、
と「思い込み」がちですが、いったんその常識を外して
探してみると意外なメリットが見つかる可能性もありまて・・・
今回見つけたメリットは、
「紐はなくても、
草はある程度丸めることができて、トラックにも積めるし、
これなら紐代の経費は不要になるし、
羊に給餌するときの紐を切ってぐるぐる外す手間もなくなるし、
さらに今後、この部分は使わなければ、故障もない。」
ということ。

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この発想を地域再生に当てはめて考えてみると・・・
例えば、この(岩手県奥州市の)広瀬地区には、
保育所、学校、商店、ガソスタ、居酒屋が、
ここ数年で、全て姿を消してしまいました。
が、それをマイナスなことだと「思い込ん」で、
その原因探しをするのではなく、
そのメリットを探してみる、という発想になります。


次なる「紐なしロールベーラー」を見つけるには、
原因探しの古い昭和の発想ではではなく
メリットを探せる新しい令和の発想が必要なのであります。
問題は、
古い昭和の脳みそで新しい令和の発想を生み出さねばならん
ということです。

昭和の古い脳みそにしみこんだ古いアニメソングがありました。
冒頭のウサギ跳びシーンに合わせて・・・
♪ 思い込んだーら、試練の道をー、
  ゆくが男のどこんじょーおー・・・って。
これ、なかなか示唆に富んだ歌詞でありまする。
令和の発想を持った人ならこう言うかも知れません。
「思い込みが強いから、試練になっちゃうんだよ」って。


頑張れ、昭和脳みそ世代・・・の俺たち。
(見渡せば、もう、ウサギ跳びはだれもやってない時代なんだよね。)

    by 里山おやじ

2024年09月11日

稲刈り前に・・・

ここ数年、季節がどんどん早く前倒しになっている気がする。
稲の生育もそれに合わせて、とにかく早い。

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6年前までこの時期に里山フェスタという
大きなイベントを開催してたのは、
稲刈り前に少し農作業のゆとりがある時期だったからだ。



5年前に農場サイズが大きくなったこともあるけれど、
そもそも冬の貯蔵作物は、
北国の自給生活にはひときわ重要なので、
稲刈り前にしっかり手を掛けたい作業が目白押しの9月。


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(干し草作り、タマネギ種播き、白菜定植、ニンジン間引き、
ひまわり収穫、飼料カブ種播き、ダイコン虫取り・・・)
いまはとても大きなイベントを入れられる余地がないなあ。



ま、若者達との充実した農作業は毎日がイベントみたいで
充分楽しいわけなんだけど。


   by 里山おやじ

2024年08月08日

小麦収穫

今年は6月まで、
本当に雨が少なかったので、
田んぼは水位が保てずに苦労してました。
が、その分、小麦の出来映えは質量共に最高でした。

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天日干しして、脱穀したあと、
最後の仕上げ乾燥もハウスの中で充分にできたので、
水分は10.4%。
これなら保存も安心です。


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自給ライフは
多品目にいろいろなものを生産する暮らしでもあるので、
近年の異常気象に対しても,
ある程度の危険分散効果があるという事だと感じています。
これを1つの品目に賭けてしまうと
効率と引き換えに危険回避力は弱まってしまいます。
百姓の「百」は危険回避力を表す数字でもあるのでしょうね。

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   by 里山おやじ

2024年02月19日

果樹剪定

果樹剪定の季節。
いつもは、雪の中で、足指が冷たくかじかんで辛いときもあるのですが、
今年は全くそんな心配なし。
まるで、関東地方の冬です。

年末、植物ホルモンの講習会に福島まで行ってきて、
多くのことを学んで、早速実践。


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少しずつ、植物ホルモンの流れと剪定の関係性に関して、
知見が深まってきました。

それをコミュニティとしての集合知として育てていきたいと思っています。


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剪定は奥が深くてどこまでも面白い。

どの枝を切るか、というたった一つの選択の中にも、
そこを切る事によるメリット、ディメリット、
切らない場合にも、切らないことによるメリットディメリットが必ずあります。

人生にも大小様々な選択、決断、岐路が常にありますが、
どっちの道を選んでも、必ずメリット、ディメリットがあるわけで、
この選択が絶対正しいとか、そんなことはないと思っているんで、
剪定は、なんか通じることろがあります。

   by 里山おやじ



2024年02月01日

高木伐倒

とても岩手とは思えない、まるで関東地方のような暖冬。
雪がない分、外仕事もはかどります。

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この冬は、15mを超えるほどのニセアカシアを5本伐倒。
これ、蜜源として植えたのは、27,8年前だったかな・・・。
ちょっと増えすぎてしまったので、薪用に伐採。

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(その頃、まだ生まれてなかった)農場長のロープワークは
かなり上達。このクラスの伐倒になると、
「万が一」が重大事故になるので、
全てロープを掛けて5人がかりで慎重に慎重に作業しました。

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それにしても、ここまで暖冬だと、
さすがに気味が悪い・・・。


   by 里山おやじ

2023年12月24日

給水管交換大工事

年末の慌ただしい中、
井戸の給水管大工事に追われてました。

自力で敷設してから、二十八年経過した井戸の給水管。
どこかの継ぎ手から僅かに空気が入ってしまうようになり、
蛇口からボコッ、ボコッと空気が出る症状が直らず、
思い切って大工事をして、
新しい給水管を新たなコースで引き直すことにしたのです。

 ところが工事は想定外のトラブル続き。
年末に何日も水が使えない苦労をしました。

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まずは、浅井戸からの吸水口を掘り出す際に、
井戸側の脇に埋めていた貯水タンクから地下水が噴出。
この水を逃がすために給水管とは別の溝を二十メートル以上掘る羽目に。

そして、せっかく掘った給水管の方の溝は、
ネットで注文した給水管が一週間以上届かない間に、
まさかの大雨で一部崩落。

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やっとその土を掘りあげると、今度は寒波襲来。
敷設した給水管をジョイントでつないだところで、給水管内が凍結。

熱湯を掛けても、ドライヤーで温めても溶けず、
四十メートルもの給水管を再び外して室内へ。

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管内の氷を溶かして、やっとつなぎ直せると思ったら、
室内まで運んでいる往復の間に、
特殊ジョイントのパッキンが落ちたらしく紛失。

ネットで注文し直しか、年内に届かないかも・・・。
と、焦っていたら、市内の水道パーツ屋さんで在庫が見つかり、急いで買い出しに。

ようやく、ようやく、新しい給水管をポンプまでつなぐことが出来ました。

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まったく、今回はトラブルの連鎖で、ドタバタの年末奮闘記でありました。


でも、まあ次世代の農場長とこのドタバタ工事の作業経験を共有できたので、
例えば、数十年後、又、給水管にトラブルが起きたときは、
今度は私がいなくても出来る事でしょう。
これも一つのバトンタッチです。

   by 里山おやじ


2023年11月29日

冬じまい

里山に雪の季節がやってきました。
まだ、根雪ではありませんが、
根雪になる前に、やりたい冬じまいがいくつかありまして…。
冬場の貴重な食料の保存もその一つ。

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大根、人参、カブなどの根菜類は、
収穫した物を選別して、質の良い物は長期保存のため、
キッチンガーデンに溝を掘って、藁を敷いて、埋めておきます。

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昨年くらいから、堆肥の技術が向上してきて、
これまでうまく出来なかった根菜類も、
ずいぶん良い物が穫れるようになってきました。

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猛烈な粘土質の酸性土壌にしては、
十分な出来映えです。

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これだけ穫れるようになってくると、
引っこ抜くのも一仕事、運ぶのも運搬車を使っての一仕事、
それを埋めるスペースを掘るのも一仕事。


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藁の上に一本、一本ていねいに並べて見ると、
なんだかとても良い風景に見えます。

4人がかりで約半日。
これで、チーム優命園5人分の根菜貯蔵完了。
安心して冬を迎えられます。

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こういう仕事は、
チームで役割分担して行うと、とても効率的で、楽しくて、感謝がわく。
もちろん、食料を確保できた安心感も手に入る。
端(はた)を楽(らく)にするから「はたらく」って誰かが言っていたけど、
端(はた)と競い合って、自分の時間を売り渡して、
稼いだ金で購入する食料とは、
同じ食べ物であっても、
やはり根本的に何かが,何もかも違う。

こういう「はたらく」を味わい尽くせる里山の小さな暮らしは、
何よりも贅沢なのダ、と思うのでありまする。

   by 里山おやじ


2023年08月28日

招かざる客

いつかやられるかも、
と思ってはいたんですが、
いざ、やられてみるとやっぱりショック。
熊のプーさんの破壊力とハチミツ愛は半端ない。

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とりあえず、無事だった群をビオトープに移動して
電気柵で囲いました。
これからは、ビーオトープト呼ぶことにします。

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当分は人間も出会い頭でプーさんと出会わぬように、
十分に注意しなきゃ。

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それにしても、次から次から日本ミツバチの分封群が、
農場にやってきます。ここ数年、本当に増えてきました。
これだけ増えている原因は何でしょうか。


   by 里山おやじ

2023年08月12日

井戸涸れ

多分、入植以来最高の猛暑の夏。

カラッカラの日照りが続き、

大豊作だった梅の天日干しは良く干せたし、

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羊たちの干し草も良く出来た。

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ところがここまで雨が無いと・・・

田んぼの水源の溜め池の水位が下がり続けて、
残りは満水の二割くらい。

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そして何より、
とうとう、人間用の井戸が涸れて、
家中の蛇口から水が出ない。
という、28年ぶりの緊急事態に。

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水道は、頼めば行政が引いてくれるものだと
思い込んでいた30年前の都会の無知な若者だった自分。

田舎はそんなに甘くない。

さらにこの奥州市は、
県内唯一、井戸掘り費用の補助金を出さない
というおまけ付きの運の悪さ。

当時、地元の井戸やさんに習った満州井戸と呼ばれる
浅井戸の掘り方を教わって、やっと自力で掘ったのが今の井戸。

思えば、素人が掘った井戸が、
28年良く涸れずに持ってくれたものだとも言える。

あ〜、しばらくはもらい水生活突入か。

と、思っていた矢先に、
知人が20リットルの飲み水を2つわざわざ届けてくれた。
ありがたさが身にしみる想い・・・。

恵みというか、救いの雨を待つばかり


   by 里山おやじ