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2011年12月27日

2011

東北にとって、岩手にとって、
歴史に残る激動の2011年も残りあとわずか。
この年の瀬に、生活学校の一年を、振り返ってみますと…。



すべては3・11から始まった一年でした。
その後、あまりに多くのことが起こりすぎて、
これがまだ、一年以内の出来事だったとは思えません。

ブログを振り返ってみても、
先行きが全く見えない不安の日々が続いていました。

パソコンや扇風機を被災地に送ったり、
食料を炊き出しに送ったり、
ただただ、目の前にあるできることをやるのが精いっぱい。

その中で、常に気にかかっていた福島第一原発の巨大事故。
いったい、自分の地域は、
どのくらい汚染されているのかが見えなかった不安。

そして、その不安は、岩手県南のホットスポットが判明し、
日がたつほどに深刻さを増して現在に至っています。



そんな中で、生活学校の活動は、細々と再開。
昨年連続講座を開いたウールのワークショップで、
完成できなかった作品を仕上げて持ち寄りました。
震災後、停電の中で、作品作りを続けてたという話も聞きました。
集まれてよかったと思います。

ただ、このあと、活動は、6月まで休止しました。



6月の観察会から活動再開。
6月には、北上野鳥の会・会長の高橋さんを講師に
お招きしての観察会。

7月には、「寿限無」の田中さんをお呼びして、
アケビ弦細工のワークショップを開きました。(写真)



そして8月。

初の、「里山フェスタ」開催。

里山にちなんだ作品や生産物を集めて、
作家さんや生産者さんと参加者の出会いの場所として、
里山が最もにぎわった1日となりました。
参加者は200人。

写真は、ログビルダー・のふうぞの戸田さんによる
チェーンソーアート・デモンストレーション。

今年のメインイベントでありました。

来年以降も続けたいイベントです。




9月、泉山さんの「ワークショップ・木人づくり」

ミニチュア木工の泉山さんの
素晴らしい作品の数々も披露してもらいながら、
楽しいひと時でした。

10月は、観察会。
春から里山をフィールドとして、羊の林間放牧による
ノシバのまきばづくりをしてくださっている
東北農業センターの福田さんが講師。

わずか数か月で、見事に生い茂ったノシバに拍手。

たき火跡地のクズの発芽状況など
大変面白い観察会になりました。

この日は、この後、ログテーブルデモンストレーションも。


そして11月。

ロケットストーブワークショップ。(写真)

すでに7号まで試作を作り続けている及川さんを
講師にお招きして、今年最後のイベント。

暗くなるまでかかって、里山ロケット1号完成。

原発からのセシウム汚染に、揺れ続ける地域にあって、

これも一つの立派な自然エネルギーだ、
と思うとちょっと感動。

この冬は、里山2号を作る意気込みに燃えています。



20011年。
言葉では簡単にあらわせない、忘れられない一年です。

きっと、この国にとっても、
大きなターニングポイントになるのでしょう。

追い求めるものが間違っていたとしたら、
気づくことができるのは、こういう年かもしれません。

今年一年、生活学校にかかわってくれたすべての皆様に、
お礼と感謝をこめて、

どうぞ、よいお年を。

来年もよろしくお願いいたします。

          by 里山おやじ
この記事へのコメント
本当にいろんなことがあった1年。
それでも里山生活学校があって良かった。
なかなか足を運べずにいるけど。
みんなそれぞれお疲れ様!
良いお年をまる
Posted by 穂 at 2011年12月29日 18:06
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