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2024年09月16日

ロールベーラーと昭和の脳みそ

ロールベーラーという農業機械があります。
干し草を作るための機械です。
草の刈り取り、乾燥のための反転切り返し、をしたものを
この機械で集めて丸めて、麻紐でぐるぐる巻きにします。
年に二回、この干し草を作って羊の冬場の餌にします。

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先日二回目の干し草作りをする際に、
麻紐を出す部分が故障してしまいました。
麻紐が出てきません。
どうするか。
当然、原因を探します。
故障原因が特定できたら、
自分で直せるレベルの故障なら工具を持ってきて直すし、
直せないレベルなら機械屋さんに来てもらう。
の2択です。(お金あれば、新品を買うもあり、か。)

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いろいろ原因を探してみましたが、見つからず。
なので仕方なく、機械屋さんに連絡・・・
という流が今までのパターンでしたが、
最近、その前にもう1択増えました。
それは、この部分が故障したことのメリットを探してみる
という発想です。

故障というのは、常識的に「悪い出来事に決まっている」、
と「思い込み」がちですが、いったんその常識を外して
探してみると意外なメリットが見つかる可能性もありまて・・・
今回見つけたメリットは、
「紐はなくても、
草はある程度丸めることができて、トラックにも積めるし、
これなら紐代の経費は不要になるし、
羊に給餌するときの紐を切ってぐるぐる外す手間もなくなるし、
さらに今後、この部分は使わなければ、故障もない。」
ということ。

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この発想を地域再生に当てはめて考えてみると・・・
例えば、この(岩手県奥州市の)広瀬地区には、
保育所、学校、商店、ガソスタ、居酒屋が、
ここ数年で、全て姿を消してしまいました。
が、それをマイナスなことだと「思い込ん」で、
その原因探しをするのではなく、
そのメリットを探してみる、という発想になります。


次なる「紐なしロールベーラー」を見つけるには、
原因探しの古い昭和の発想ではではなく
メリットを探せる新しい令和の発想が必要なのであります。
問題は、
古い昭和の脳みそで新しい令和の発想を生み出さねばならん
ということです。

昭和の古い脳みそにしみこんだ古いアニメソングがありました。
冒頭のウサギ跳びシーンに合わせて・・・
♪ 思い込んだーら、試練の道をー、
  ゆくが男のどこんじょーおー・・・って。
これ、なかなか示唆に富んだ歌詞でありまする。
令和の発想を持った人ならこう言うかも知れません。
「思い込みが強いから、試練になっちゃうんだよ」って。


頑張れ、昭和脳みそ世代・・・の俺たち。
(見渡せば、もう、ウサギ跳びはだれもやってない時代なんだよね。)

    by 里山おやじ
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