里山のサシバたんぼにも
冬じまいの仕事があれこれあります。
田んぼのシカ除けに使ったピンクテープの回収。
サシバの止まり木の片付け、収納。
更に、電気柵は冬の間、どうすべきか検討中。
1年間、今年も実にさまざまなドラマのおきた田んぼでしたが、
これでひとまず、しばしのお別れ、といった気分です。
いっぽう雪の中、畑に残る小麦は、雪前に何度も麦踏みするのですが、
天気が悪くて長くつがべたついてまいります。
そして、雪で電柵が効かなくなる時期に畑にある小麦は、
シカたちの被害が最も心配な作物。
来年から小麦はたくさん使いたいので、
なんとか守っていきたいものです。
いっそのこと大雪の方が雪に深く埋もれて、
シカの被害が減るかもしれません。
が、そうなると今度は雪ぐされという心配もあるので、
やっぱりそう単純な話でもありません。
そんなわけで、里山地域での小麦栽培は
なかなかハードルが高い作物になってきておりまする。
いずれ、里山は厳しい雪までカウントダウンの季節です。
by 里山おやじ