今日は、屋根の仕上げのトタン張り作業であります。
が、その前段階に、淀と呼ばれる角材を破風板に回したり、
唐草と呼ばれるトタンを淀に回したり、
まずは下準備に追われました。
手間のかかる仕事で午前中いっぱい。
午後からやっとメインのトタン屋根張り作業です。
トタンは横葺きの5メートルものなので、
折れないように運搬にも気を使います。
3人で気をつけながら軽トラから屋根へ引き上げて、
軒先から順番に一枚ずつ隙間が空かないように慎重に釘打ちします。
ひたすらにこの繰り返し。
見る見るうちに屋根が張られて気持ちいいのですが、
常に延ばされ続けるアキレス腱が悲鳴を上げて、
後半は足の指が長くつの中でつりまくっておりました。
あぁ、歳だなあ、と嘆きつつ、振り返ってみれば、
連日の農作業とのダブルヘッダーで、若者もこの通り。
作業合間の寸暇を惜しんで、休憩。
小屋完成後、この屋根の上は最高の昼寝スポットにもなりそうな予感。
さて、屋根のトタン張りで一番の難関は棟の納め方。
半端な寸法は切り貼りして調整しなければなりません。
そう言えば、以前、ツリーハウス作りの時も
苦労したのを思い出しました。
あれは何年前だっけ。
現場合わせで余る寸法に墨を打って、
トタンバサミで切り取ります。
5メートルもある切り取りが、運悪く折り目の所に当たってしまい、
難儀しながら切り取るのに時間がかかりました。
5寸勾配の屋根はトタンが張られると
作業の足場が結構滑るので、
素人には怖くてついつい余計なところに力が入って疲れます。
が、段取りと肝心なところや難所は戸田さんが仕上げてくれるので、
なんとか日没前に無事完了。
細かいところは一部残ったので完全な完成には、
もう少しかかりますが、
これで雨風の心配もなくなり、
一応、仮の完成宣言と言ってもいいでしょう。
怒涛の1週間。
身体はへとへとに疲れましたが、
素敵なミニログを無事移設することができて、
心地よい疲労と満足感の余韻がまだ残っています。
春の素晴らしい風景の中で、
助っ人のみなさんにお手伝いしてもらいながら、
楽しい楽しい時間でした。
Kくん、Fくん、Tくん、Wくん
みなさん、ありがとう。
戸田さんには、厳しい日程の要望にも応じていただき、
感謝感謝です。
キャンプ語り場基金として支援金を送ってくださった皆様にも、
1年が経過してしまいましたがようやく
報告ができました。
とりあえず、しばらくは遅れた農作業を挽回して取り戻して、
それから、展示物などゆっくり整備して、また報告いたします。
by 里山おやじ
【里山いきもの共生キャンプの最新記事】