11月7日、「道法スタイル」という画期的な農業技術指導者、
道法正徳さんをお呼びしてセミナーを開催しました。
午前中は近くの交流センターでがっつり座学。
その理論のベースとなっている植物ホルモンの流れについて、
スライドで多くの実例写真を見せていただきながらの学習。
植物は、自ら栄養を吸収し、
病害虫をはねのけ、
果実の糖度をあげる見えない力(ホルモン)を宿している。
だから・・・
人が手助けすべきなのは、
栄養を与えることでもなく、
病害虫を殺す薬を散布することでもなく、
過度に光合成を促す剪定でもなく、
その力(ホルモン)を十分に発揮させること・・・
という、この栽培理論の根底にある道法さんの考え方に
参加者の多くが、大いなる刺激を受けまして、
質疑応答も予想以上に白熱しました。
そして午後は、生活学校に移動。
実際にホルモンの力を十分に引き出す剪定方法についての実技指導を、
解説しながらデモンストレーションしていただきました。
徒長枝を残す、
花芽を減らす、
土づくりは不要、
光合成は明るい曇り空で充分・・・
という農業界の常識破りの数々の技術は、
衝撃的ですらあり、痛快でもあります。
この栽培スタイルにかけて春から梅栽培をスタートした
新農場長にとっても、実に多くの学びがあった1日でした。
今後の梅栽培にますます力が入ること間違いなしです。
セミナー開催で全国を駆け巡る道法さん、
お忙しい中、その革命的な技術を背負って、
岩手の山奥まで足を運んでくださり、
本当にありがとうございました。
by 里山おやじ
2020年11月18日
この記事へのコメント
コメントを書く