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「小沢氏「起訴相当」(「産経新聞2010年4月28日朝刊1面) [2010年04月28日(Wed)]
民主党の小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、検察審査会は昨日小沢氏について「起訴相当」と議決をしました。これを受け、東京地検特捜部は再捜査を行い、小沢氏を起訴するか、不起訴と判断した場合でも再び検察審査会が「起訴相当」と判断すれば小沢氏は強制捜査されることになります。

この影響は計り知れないほど大きなものになりそうです。各新聞が一面に本件を取り上げております。選挙前に鳩山政権の支持率を上げる唯一の可能性のあった事業仕分けの報道もこれでかなり薄れてしまうかもしれません。

ポイントは、検察委員会の最終判断が確定するのは遅くて3カ月後。すなわち参院選後だということです。党内外から辞任論が出てくるのは必然ですが、小沢氏サイドからすれば、「まだ確定しないのだから辞める必要はない」という理屈でつっぱねることが出てきてしまいます。支持率は下がる一方でしょう。

選挙のことだけを考えれば、「総理と幹事長が辞任」→「代表選、体制一新」→「参院選」というのが民主党にとってはベストシナリオだと思いますが、上記の理由もあってそうもいきません。その一方、5月末には普天間問題について何らかのケジメも求められます。

このままいきますと参院選のアジェンダも「政治とカネ」になってしまう可能性もあります。しかし、今の日本の政策課題は待ったなしの案件ばかりです。「政治とカネ」も大事ですが、選挙のアジェンダは通常の政策課題とこの国のビジョンになるべきです。各党やメディアはそのあたりを意識していただければと思います。
Posted by 佐藤孝弘 at 18:17 | 政治 | この記事のURL
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