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講演会「貧困にどう立ち向かうか−一橋エコノミストの提言−」のご案内 [2009年10月27日(Tue)]
東京財団研究員で一橋大学准教授の神林龍先生から、公開講演会「貧困にどう立ち向かうか−一橋エコノミストの提言−」のご案内をいただきました。テーマは最低賃金や生活保護、給付つき税額控除と、労働や貧困の問題を考えるに避けて通れない重要なものばかりです。いずれも民主党の重点政策にも入っています。発表メンバーも神林先生をはじめ気鋭の研究者が揃っております。
しかも無料だそうですので、ご興味のある方はぜひご参加ください。私も参加します。

ご案内のウェブページはこちら

公開講演会「貧困にどう立ち向かうか−一橋エコノミストの提言−」
日時:2009年12月2日(水)14:00〜17:00
場所:一橋大学 国立キャンパス 兼松講堂(東京都国立市中2-1)
主催:一橋大学グローバルCOEプログラム「社会科学の高度統計・実証分析拠点構築」
パネリスト: 神林 龍(一橋大学経済研究所 准教授)・川口 大司(一橋大学経済学研究科 准教授)・林 正義(一橋大学経済学研究科 准教授)・田近 栄治(一橋大学経済学研究科 教授)
コーディネーター: 北村行伸(一橋大学経済研究所 教授)

プログラム
14:00-14:05 開会挨拶 山内 進(一橋大学 理事・副学長)
14:05-14:15 問題提起 北村 行伸(一橋大学経済研究所 教授)
14:15-15:45 講演
14:15-14:35 「最低賃金と賃金格差」 神林 龍(一橋大学経済研究所 准教授)
14:35-15:05 「最低賃金の貧困対策としての有効性」 川口 大司(一橋大学経済学研究科 准教授)
15:05-15:25 「生活保護の現状と課題」 林 正義(一橋大学経済学研究科 准教授)
15:25-15:45 「給付つき税額控除の日本への導入」田近 栄治(一橋大学経済学研究科 教授)
15:45-16:05 休憩
16:05-16:35 ディスカッション
コーディネーター 北村 行伸
参加者 神林 龍・川口 大司・林 正義・田近 栄治
16:35-16:40 閉会挨拶 北村 行伸
「法制局長官ら国会出席」(「読売新聞」2009年10月27日朝刊2面) [2009年10月27日(Tue)]
今臨時国会で内閣法制局長官ら3人を「政府特別補佐人」として出席させることとなったそうです。国会審議からの官僚排除を主張している民主党の小沢幹事長は記者会見で今回は暫定的な措置との立場を示したとのこと。

小沢幹事長がどうしてそこまでこだわるのか良くわかりません。内閣法制局長官が出席しようとしまいと、ここぞという場面で総理なり各大臣がリーダーシップを持って答弁すればよいだけのことです。

よく引き合いに出される集団的自衛権の問題にしても、総理が答弁に立って「我が国の憲法は集団的自衛権の行使を禁じていない」と述べれば済む話ですが、これまでは責任を負いたくない自民党の政治家が法制局に責任を押し付けてきたというのが実態ではないでしょうか。

それを考えますと、形式的に出席を禁止しても、政治家が答弁に立つ前の段階で法制局の言いなりになっていれば実質的にはこれまでと同じになるわけです。脱官僚依存と言っても、仕組みで変えるべき部分と政治家サイドの行動だけで変えられる部分があって、本件の場合は明かに後者です。形式だけ変えて満足するようなことだけはやめていただきたいものです。
Posted by 佐藤孝弘 at 10:56 | 政治 | この記事のURL
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