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「学校選択制で格差 男女比にも偏り」(毎日新聞10月22日朝刊1面) [2008年10月22日(Wed)]
おどろおどろしい見出しに驚いて記事を読んでみたら、ここでいう「格差」は今春の各校の入学率に大きな差があるということだった。

このような意味での差が出ることは学校選択制を導入したのだから当然予想されたことだ。それを殊更に派手な見出しを掲げているこの記事は学校選択制に悪いイメージを植え付けるレッテル貼りにすぎない。

以前このブログで品川区の教育長、若月秀夫氏の著書を紹介したが、若月氏も述べているように、学校選択制の導入の目的は既に隠れて存在している学校の格差(教員の指導力の差など)を浮き彫りにし、対策を打つことにある。

そうである以上、ここで明らかになるのは、指導力がないと保護者や生徒に判定された学校に、教育委員会や区がしっかりテコ入れしているかどうかということだ。入学率の差を放置している区はそれをサボっていることになる。それを無視して、学校選択制度自体を批判するのは、サボっている人たちにとっては絶好の責任逃れになるだろう。

ただし、保護者や生徒に学校の情報が正確に、豊富に伝わらない場合は、単なる噂話などが大きな影響力を持ってしまうのはこの記事の指摘する通りだろう。各学校には積極的に情報開示を行うインセンティブを与える必要があるだろう。

以前もブログで書いたが、格差と言えば、東京のお金持ちの子供は「私立」という豊富な選択肢がたくさんあって、自分の特性にあった学校を自由に選べるのだが、そうではない子供は学校選択制がなければ全く選べない。どちらかと言えばこちらの格差が本質だ。毎日新聞にはこれについても調べてほしいと思う。
Posted by 佐藤孝弘 at 12:52 | 教育 | この記事のURL
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