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「ニッポン人脈記 首相も縛るオートコール」(「朝日新聞」2008年11月28日夕刊1面) [2008年11月28日(Fri)]
録音音声による無人調査機「オートコール」についての記事。麻生首相が衆院解散を見送った背景にはオートコールによる世論調査があったという。

9月22日〜27日に行った調査結果は、自民220、民主210だった。それに自民党選対が経験値を加味して計算しなおすと、両者は逆転する結果となった。

確かに、数字は悪いかもしれない。だが、解散を見送るべきなのは、見送ることによって形勢が逆転できる自信があるときだけだろう。通常、支持率は時間がたてば下がってゆく。さらに、総選挙ナシで首相が3人目である。いいかげん国民の許容範囲を超え始めている。私から見れば自民220、民主210でも、あるいはその数字が逆になっても、自民党にとっては万々歳の結果だと思うがいかがだろうか。

当然、選挙の責任者たる首相、選対委員長は責任を追及される立場だ。どのような結果になっても批判は免れないだろう。となれば、一秒でも現在の地位にいる、つまり解散先送りとなる。

こうして、任期満了まで解散は先送りされ続ける。政治とはなんと難しい判断の連続なのだろう、と改めて思わざるを得ない。
Posted by 佐藤孝弘 at 19:26 | 政治 | この記事のURL