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「永田町も「失われた20年」」田中直毅(「日本経済新聞」2010年6月8日朝刊27面) [2010年06月08日(Tue)]
本日の日本経済新聞「経済教室」欄に田中直毅さんの論考が載っております。鳩山政権はなぜ短命だったのかというテーマです。

その内容は民主党が野党時代、政策の「鍛練」が不十分で、いざ政権を取り現実の政策課題に直面したときに対応ができなかったというもの。結論として今後は学会・言論界も含め、野党議員や政策スタッフを巻きこんで公共政策を作っていくプロセスが必要という趣旨のことを述べておられます。

ここでの指摘は非常に重要で、その通りかなとは思うのですが、政策の鍛練が不十分だったのは自民党も一緒です。90年代以降、政策課題自体が複雑化・予測不能・省庁横断的になってきて、政治家や政党スタッフが政策の鍛練をすべきであったにもかかわらず、まじめに取り組まなかったツケがきているのだと思います。菅新総理がこのあたりをどう考えているか、非常に気になるところです。

いずれにせよ、東京財団のような政策シンクタンクが与野党の政策形成に果たすべき役割は大きいと思います。私もその一員として努力していきたいと改めて思いました。
Posted by 佐藤孝弘 at 13:11 | 政治 | この記事のURL