「「第三極」参院選の焦点に」(「日本経済新聞」2010年4月26日朝刊2面) [2010年04月26日(Mon)]
日経新聞の最新の世論調査によりますと、「参院選での投票先」として、みんなの党、新党改革、たちあがれ日本の3党の合計は20%となったそうです。民主党は20%、自民党は14%とのこと。
政党支持率でいうと、民主・自民が減らし、無党派層が全体の24%に膨らんでおります。「民主離れ」の傾向は今後も続くでしょうから、この割合はもっと多くなるでしょう。無党派層のうち、51%は参院選での投票先が未定。新党の中で最も期待する党を聞くと、新党改革が20%、たちあがれ日本が4%、日本創新党が9%、「どの党にも期待しない」が58%になっています。 これをみると、無党派層の多くは行き先としての新党を決めかねていること、決めている人の中では舛添氏への期待が非常に大きいことは言えそうです。無党派層の行き先は今後の具体的な政策や候補者選定を通じて、徐々に収斂していくものと思われます。いずれにせよ、これだけ「第三極」への期待が大きいと、メディアも報道せざるを得ないでしょうから、この期待感は増幅されるものと思われます。 総理の「5月退陣説」もささやかれておりますが、それでは遅すぎるかもしれません…。 |