CSRアジアサミット(その1)
[2010年09月13日(Mon)]
CSRASIAという非営利団体が主催するCSRアジアサミットに参加するため、香港に来ています。
今日は、H&Mのサプライヤーの現地工場を視察したり、中国国内での労働問題の第一人者の方とのラウンドテーブルに参加させていただきました。
中国でも、教育水準の向上や、情報化(インターネットや携帯へのアクセス)の進展によって、労働者の考え方や環境が急激に変化してきているとのことでした。
日本の十数年前のパターンが、規模を大きくした形で再現されてきているといってもいいのかもしれません。
法令を遵守する、最低賃金を維持する、オーバーワークを縮小するといった労働環境の整備に加え、働きがいややりがいといったソフト面のケアが重視されるフェーズに来ているとのことでした。
日本企業も多く進出する中国では、労働ストライキが起こるなどしてメディアにも取り上げられたこともありますが、今後そういった社会的背景を踏まえて、サプライヤーとの付き合い方も考えていかないといけないのかもしれません。
■中国南部、深圳にあるH&Mのサプライヤー工場を視察
■工場の前には、写真のような社員の募集案内が掲示されている。
■工場内の様子
■工場内にある食堂。かなり綺麗に使われている。
■工場視察後、中国の労働問題に取り組むNGO(握手)の代表者、専門家の方々とのラウン
ドテーブルに参加
今日は、H&Mのサプライヤーの現地工場を視察したり、中国国内での労働問題の第一人者の方とのラウンドテーブルに参加させていただきました。
中国でも、教育水準の向上や、情報化(インターネットや携帯へのアクセス)の進展によって、労働者の考え方や環境が急激に変化してきているとのことでした。
日本の十数年前のパターンが、規模を大きくした形で再現されてきているといってもいいのかもしれません。
法令を遵守する、最低賃金を維持する、オーバーワークを縮小するといった労働環境の整備に加え、働きがいややりがいといったソフト面のケアが重視されるフェーズに来ているとのことでした。
日本企業も多く進出する中国では、労働ストライキが起こるなどしてメディアにも取り上げられたこともありますが、今後そういった社会的背景を踏まえて、サプライヤーとの付き合い方も考えていかないといけないのかもしれません。
■中国南部、深圳にあるH&Mのサプライヤー工場を視察
■工場の前には、写真のような社員の募集案内が掲示されている。
■工場内の様子
■工場内にある食堂。かなり綺麗に使われている。
■工場視察後、中国の労働問題に取り組むNGO(握手)の代表者、専門家の方々とのラウン
ドテーブルに参加