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Jimmy (05/08)
scr8888 (03/29)
若者の自殺急増を考えるZOOM検討会 初日報告 [2021年09月26日(Sun)]


2年目のコロナ禍 若者の自殺急増を考えるZOOM検討会、本日1回目を終了しました。


この3年の自殺の動向をデータで示し、渋井哲也さんがさらに自殺の動機や「場所」について解説

今日はスペシャルゲストとして愛知の小学校で先生をしている野々山さんに、自殺予防教育の実施状況について解説をしてもらいました。

ディスカッションでは、教育関係者・行政・親子支援の方・助産師さんなど多方面の方と意見交換ができ、

私自身「そうか、そういうこが起きているのか」と、みなさんから学ぶことの多い検討会でした。


個人的には、ここ1か月は若いママ世代の自殺の相談が増えており

子育てが孤育てになっていることを感じています。

コロナ禍で

*産前産後の手伝いを実家からもらえない

*子育てサークルなどのママ同士のつながりがなくなっている

*保育園や学校が休校でママ業はさらに激務化

*外に連れてもいけない

*お父さんはテレワークで、子どもを静かにさせないといけない

などなど、いろんな実態があります。

 

「若いママの自殺はシングルマザーの経済問題でしょ?」などという

ステレオタイプな解釈をしている限り、自殺予防はできないと感じます。



明日2回目の検討会も同じデータをお示ししますが、参加される方たちのバックグランドでディスカッション内容が違うので毎回、勉強になります。

そして自殺の原因要因が多様であることを踏まえると、このように多職種での議論が必要であるということを再確認しています。

スライド1.JPG

Posted by 高橋聡美 at 19:55
自殺予防教育:見学した教師の感想 [2021年09月03日(Fri)]

自殺予防教育・SOSの出し方教育を色んな学校でやっていますが(今年は70校ほどでしょうか)

「命を大切に」とか「自殺はダメ」とか、「生きるって素晴らしい」とかそんな話は全然しません。

よく学校で「橋先生のこと『命の大切さの授業を今日はしてくれます』と紹介すればいいですよね?」と言われるのですが

「命の話はしません。自分と相手を大切にするためのお話をします」とお伝えしています。


実際、授業を受けた子たちは、すごくおもしろかった(これが一番多い)

自分のことを知れた。

SOSを出していいとわかった。

などの感想が多く、「自殺はだめだと思った」というような感想は皆無です。



そんな中、私の授業を見ていた教員から

「生徒の発言をもっとコントロールすべきだ」という感想がありました。


私は大学でもそうでしたが、授業中の私語はOKとしています。

ただしそれは授業に関すること。

なので、学生が隣の人と私語をしていたら、「そこは今、何が気になってた?」と学生の会話をしながら授業をしていました。

ああ、なるほど、そういう見方もあるよね。と学生の意見に気づかされることもとても多かったです。


小中高の授業でも、教室のあちこちから大きな声で色んな感想や質問が飛んできて

私はそれに一つ一つ応えながら授業を進めます。


このやり方で「授業内容が終わらなかった」ことは1回もありません。

最初に「この配ったワークシートをこの時間内に済ませたいから、みんながいっしょにやらないとこの授業終わらないからね、頼んだよ!(笑)」と言っているので

子どもたちだって、あれこれ、私に言葉を投げかけながらもしっかりワークを進め、授業に協力してくれているのです。

私の授業は子どもたちが作ると私はいつも思っています。


さて、この「生徒の発言をもっとコントロールすべきだ」とご意見を頂いた学校では

確かに1つのクラスで極端に発言の多い子がいました。

「そうだね、それはいいね、他の子は?」と振りながら、

沢山、発言をするその子を無視したり、「ちょっと黙ってて」ということは一切しませんでした。

そして、「はい、みんな、1回、全員、聡美さんの方を向いて、お話を聞いて」と声をかけると

みんな、前を向きお話を聞くのです。

その子もそうでした。

そして興味深いことに、この子は授業の前半は多弁だったのに、

電池が切れたみたいに後半、ワークの間、寝てしまったのです。

この子、普段、学校でケアされているのかな?と感じました。

「この人は話を聞いてくれる」とわかった瞬間、すごいエネルギーで発言をしてたんだろうな、と

逆に言えば普段は「静かに聞きなさい」と言われているのではないかと思ったのです。

ワークの途中で寝ているその子に声をかけ、

「後からでもいいから、このワークやってみてね」というと、うんと言って、ちゃんと起きてワークを静かに再開しました。

あとはずっと黙って授業に参加していました。

「生徒の発言をもっとコントロールすべきだ」とご意見をくださった先生の本当の意図は文字からはわからないですが

生徒たちが自分らしく、ありのままでいることが許されない空間なんだろうということは想像ができました。

ちなみに、この学校では子どもたちの授業の後に教員研修をしました。

その時、先生方から質疑がなかなか出ませんでした。

そうしたら、管理職の方が

「はい!先生たち! アクティブラーニングですよ。

先生たちがまずやらないと!!」と笑顔で声をかけたのです。

自由に発編を促しているようで、実はこの「あるべき姿」というプレシャーが、個々が考えを述べにくい雰囲気を作っていることが伺えました。

先生たちが自分らしくいられない環境で、子どもたちが自分たちらしくいられるはずがありません。


「こうあるべき」から教師が自分自身を開放した先に

子どもたちの「らしさ」を受け止める環境があり

子どもたちが弱音をはける、SOSを出せるのだと私は思うのです。



なので、私はこれからも、基本的に授業中「子どもたちの発言に制限を加えません」


ありのままでいいよ。

色んな考え方があっていいよ

その安心安全があるから「聡美さんの話はおもしろかったです」という感想になると思うんです。


「死んではダメ」と眉間にしわを寄せて語り、「黙って聞きなさい」という授業より

この時間はすごく楽しかった、これだけで自殺予防の一歩であると私には思えます。


子どもたちの感想にこんなのがありました。

「私は聡美さんのことを一生、忘れません」



Posted by 高橋聡美 at 21:40
9月2日 TBSラジオ 萩上チキsession 出演 [2021年09月02日(Thu)]

本日92日木曜日 1625分から
TBSラジオ 萩上チキsession 出演します。

特集「コロナ禍で増える自殺の懸念。新学期も始まるなか、現状と課題、今後の対策を考える」

高橋聡美×太刀川弘和×荻上チキ×南部広美


Posted by 高橋聡美 at 12:06
SOSの受け止め コメント掲載 朝日新聞 [2021年09月02日(Thu)]

朝日新聞 SOSの受け止めに関する高橋聡美のコメントが載りました


https://www.asahi.com/articles/ASP8S3CPZP8ROIPE001.html...


有料会員限定記事です。


続きを読む...
Posted by 高橋聡美 at 11:53
2年目のコロナ禍 若者の自殺急増を考えるZOOM検討会のお知らせ [2021年09月01日(Wed)]

昨年、若者の自殺が急増し、これは緊急事態だという危機感から、9月と12月に合計5回のZOOM検討会を開催しました。 


しかし、残念ながら昨年の児童生徒の自殺者数は過去最悪となりました。

昨年の話だけではなく、子どもの自殺は現在進行形で増加し続けています。

夏休みの8月のデータも含め、本検討会では、橋聡美よりコロナ禍での若者の自殺の動向を提示し、

コロナ禍の自殺の特徴について若者の生きづらさを取材しているジャーナリスト渋井哲也氏に解説していただきます。

データをもとに多分野の参加者のみなさんとディスカッションをし、何が起きているのか、何をしたらいいのかを考えたいと思います。

もちろん、ご発言いただかなくてもカメラOffの参加でも構いません。


当日、参加できない方は、コロナ禍の若者の自殺の動向の概要と傾向についてはオンデマンドで視聴できます(資料付き)


「コロナ禍で自殺は増えて当たり前」ではありません。

増えることが予測されるなら、一緒に対策を考えてみませんか。



【日時】

ZOOM検討会 (資料付き・オンデマンド視聴可)

@ 1回目 926日(祝) 1000分〜1200

A 2回目 927日(月) 1930分〜2130

  講演内容は同じです。いずれかご都合に合わせてご参加ください

B オンデマンド配信(講演部分のみYouTubeで見逃し視聴)


【参加費】

@検討会1回参加  2000(資料付・オンデマンド視聴可)

A 検討会2回参加  3000(資料付・オンデマンド視聴可)

B オンデマンドのみ 1000円(資料付)


お申し込みはお申し込みフォーム から 

スライド1.JPG



*コメント欄ではお申し付けは受付ません。



Posted by 高橋聡美 at 13:48