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Jimmy (05/08)
scr8888 (03/29)
 [2011年05月30日(Mon)]
中島みゆきのおそらく唯一の結婚ソング、「糸」。ある人のツイッターのつぶやきを機に、久しぶりにこの歌を聞きました。

友人の結婚式のために書いたと言うこの曲。
Mr.Childrenの桜井和寿が、地球環境保護企業を経済的に支援するBANK BANDの活動の中で、 「糸」を歌ったことをはじめ、今では銀行や電力会社のCMソングなっていたり、よく耳にする曲となりました。

色んな活動をする中で、私はこの曲をよく思い出すのですが、私一人では非力でおぼつかない糸でも、誰かと共に何かを目指すことで、大切だと思える何かを守れるかもしれない。そんな風に勇気をもらえる曲です。

5月も終わり、震災から3カ月が経とうとしています。

なぜ自分が生まれてきたのかとか、なぜ彼らと出逢ったのだろうとか、なぜ私が今ここにいて千年に1回の大地震を経験したのか?とか、そういうことを考えることはあまり意味がないかもしれないけれど、それでも私は遠い九州の空の下に生まれ、今、仙台にいて色んな人と出逢っていることの意味を色々と考えさせられます。

色んな糸があって、色んな布ができる。

色んな人がいて色んな出逢いがあってそこで織りなされる関係があって。
つまりそれが私の人生なのだと思います。
私一人では人生に色も模様も付けられず、みんながいるから私がいる。多分、そういうこと。

少しだけ前へ進めた新緑の5月と、もっと前へ進むための特別な6月のために。

Posted by 高橋聡美 at 20:59
ハナミズキ 〜お母さんへの想い〜 [2011年05月12日(Thu)]
仙台はハナミズキが咲いています。桜が終わり、気がつけば新緑が芽吹き、ハナミズキが満開になっていました。

今年は季節が夏に向かっているのか、冬に向かっているのか、季節を実感できない春でした。

ハナミズキは東京がワシントンD.C.へ桜を贈った際のアメリカからの返礼として贈られたのが日本の始まりなのだとか。
ハナミズキを眺め車を運転しながら、ふと、一青窈の「ハナミズキ」が、911でお母さんを亡くした子どもさんへの歌だったという話を思いだしました。

ぼくの我慢がいつか実を結びますように。
果てない波がちゃんと止まりますように。

津波でお母さんを亡くした子どもたちにも同じことを私は思います。
それから、子どもをおいて逝かなければならなかったお母さんにも同じことを私は思います。

果てない悲しみやこころの揺れがこれ以上に広がることなく、どこかで止まるといいなと思います。

「君と好きな人が百年続きますように」という祈りも、この震災で私がつよく願うことの一つでもあります。
百年続く想い。それはきっと永遠に値する想いでしょう。

ハナミズキの花言葉は「私の思いを受け取ってください」
遺された人から亡くなった人へ
亡くなった人から遺された人へ

悲しい想いは、その人を大好きであればこその想いで。
悲しみにかき消されることなく、「大好き」という想いを大事にできるといいなと思います。











Posted by 高橋聡美 at 00:28