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Jimmy (05/08)
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カロリンスカ [2010年09月04日(Sat)]
8月30日に、横浜市立大学病院の河西千秋先生に連れられてカロリンスカ研究所・フッディンゲ病院(Karolinska University Hospital HUDDINGE )・臨床薬理学研究室に行ってきました。

カロリンスカ。

6年前主婦でスウェーデンに住んでいたころは、本当に遠い遠い存在の研究所でしたので、まさかカロリンスカを訪れる日が来るとは、夢にも思いませんでした。

Flemingsberg駅を降りた時のわくわく感が顔に出ていたのか、河西先生に「本当にうれしそうですね」と言われたほどでした。

河西先生の教え子のカンファレンスに参加したのですが、スウェーデンはいわゆる国民背番号制で、ナショナルデータが国民のために研究に有意義に使われているように思いました。

日本にも住民基本台帳なるものがありますが、スウェーデンのそれは、比べ物にならないほど合理的です。

たとえば、私がスウェーデンに住んだ際には住民登録さえすれば、子ども手当から医療保険から全てが連動して手続きが完了します。住民登録さえしておけば、子ども手当も自動的に支払われますし、予防接種も歯科検診も自動的にお知らせが来ました。

しかし、日本に帰ってらの手続きが大変、面倒でした。
児童手当のことは○○課に行ってください。予防接種はどこどこで、医療保険はどこどこで、年金はどこどこで、場合によっては戸籍抄本を要求され、「印鑑が実印ではないから出直してきてください」などと言われ、日本は本当に行政の手続きが面倒だなと思いました。

スウェーデンは個々人に配布されるIDカードが身分証明であり、実印に値し、戸籍抄本にも値し、そして医療保険証も兼ねるという感じです。

そんなわけで、データーの蓄積も合理的で研究分野においてもそれが有効に使われていました。
もちろん、個人情報保護はきちんとなされたうえでのことです。

自殺問題に関しても、どんな人がどんな病気を抱えていて、いつ自死で亡くなったか?というのが、きちんと統計としてわかるようになっているようです。

このあたりは、日本では個人情報保護法が厳しくて難しいところなのかもしれませんが、国民の福利にかかることはスウェーデンでは優先されるように思いました。

そういう実態を「実態調査」をせずとも把握できるというのはきちんと個人情報が保護された上であれば合理的なように思います。
わざわざ実態調査のために税金を投入しなくていいわけです。

何が国民にとって大事なのか?ということをこの国にいるといつも考えさせられます。
教育も環境も、優先されることが何か日本と違うように思うのです。

つづきはまた



   懐かしいスウェーデンの味:Fisk Soppa(魚介のスープ)
Posted by 高橋聡美 at 17:46
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