5月のはじめに「オリンピックを中止すべきと私が思う理由」という投稿をし、 その後も、やっぱり中止になる様子がなく、 「本当にやるのかな」から「これ、なにがなんでもやるんだな」と、無力感さえ覚えました。 人流を抑えるとか言って、何万もの人を海外から入れるなんて矛盾していると今でも思います。 先月の終わりに、オリンピック開催を茶化す面白い動画を見つけて、ある人にシェアをしたら、 「おもしろいね」と言った後に 「でも、日本が『やります』と世界に手を挙げて、持ってきたオリンピックだから、開催するからには、安全に開催できるといいよね」と彼は言いました。 それまで私は「本当にやるの?信じられない」の思いばかりで そこから気持ちも思考も止まってしまっていたのですが その人の言葉を聞いて、そうだよな、国がやると決めてもう進んでいること、 やるからにはどうすべきかを考えるフェーズに来ているのだよなと思いました。 昨日の開会式は、日本が世界に何を発信するのかしっかり見ようと最初から最後まで見ました。 色んな国が出てきました。 私がこれまで訪れたことのある国、友人たちの祖国、数えたら30か国でした。 その国旗や選手たちを見ながら、世界のあちこちにいる友人たちのことを想いました。 彼らに、「私の国は本当に素晴らしい国なんだって、オリンピックを機に知ってもらいたかったのにな」と残念な気持ちにもなりました。 オリンピックとなると、金メダル、何個取れるか?とか関心が行きますが、入場行進見てると、とっても小さな国からも参加していて、衣装も多様で、 メダルでなくて、世界の国を知ること、理解すること、それが世界平和の基本で。 世界を知るためのイベントの一つがオリンピックなんだよなと思いました。 それから、IOC会長の笑顔と対照的に 天皇陛下がじっと会場の様子をご覧になられているお姿も印象的でした。 手放しでオリンピックを喜べない、日本の人たちの気持ちそのものだなと感じました。 その天皇陛下が開会を宣言されました。色んな思いの中で宣言されたのだろうなと拝聴しました。 後々、「コロナ禍でオリンピックができたのは開催国が日本だったからだ」と言われるような、世界に誇れる感染対策がとられ、閉会までオリンピックが安全に行われるといいなと思います。 このオリンピックが、コロナ感染の世界パンデミックの機会になりませんように。 日本国内にも、感染拡大起きませんように。 来日した全てのアスリートが、日本は素敵な国だったと、思えるオリンピックになりますように。 リモートでも、世界中の全てのあなたに日本の良さが伝わりますように。 世界が平和でありますように。 |
![]()
![]()
![]()
![]()
![]() ![]() ![]() ![]()
![]()
![]() |
東京オリンピック開催で思うこと 忘備録
Posted by
高橋聡美
at 18:12
|