コロナ感染に関連する自死 [2021年05月25日(Tue)]
コロナ感染で福岡県内で自宅療養中の方が自殺されたことを受け、RKB毎日放送からリモート取材を受けました。 「職場でうつしてしまったかも」という悩みを抱えておらえたようです。 病院だと、医療従事者らが話を聴くなどできますが、自宅療養だと不安などを聴いてもらえる機会が少なく、不安が増大します。 孤独感は自殺のリスクを高めますが、「周りに迷惑をかけている」という負担感はさらに、自殺のリスクを高めます。 不安な気持ちは自分の中だけで悶々と抱えると、膨らむ一方で悪化しがちです。 1人で抱え込まずに誰かに気持ちを話してみてください。 周りの人に話すと差別は偏見に晒されるのではないかという不安もあると思うので、 身近に話せる人がいない場合は、電話相談やSNS相談を利用するなどして、どこかとつながることが大切。 新型コロナに感染したら、感染そのものの苦痛と、社会心理的な苦痛と幾重にも苦痛を抱えてしまうのが日本の現状だと思います。 感染した人たちが安心して治療に専念できる社会つくりが必要だなと感じています。 |
Posted by
高橋聡美
at 22:24