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自殺予防教育・SOSの受け止め方講座 2020年の振り返り [2021年01月06日(Wed)]

自殺予防教育・SOSの受け止め方講座 昨年の振り返り


2020年、コロナ禍で講演会が次々キャンセルになる中、ZOOMなども駆使しながら

76講演・授業と58回のZOOMセミナーをこなしました。




印象的だった感想を記しておきたいと思います。



【子どもの自殺予防の授業 多かった感想】

*楽しかった←これがダントツ(笑)

*相談してもいいとわかった。(これが毎年、意外と多いのです)
*仲間に助けを求めることはいいことだと思いました。

*言葉にしないと心の傷はわかってもらえないことがわかりました。

*心の傷も体の傷と同じように手当てをすれば今より良くなることがわかった。

3人目までの大人に相談します。

*誰かの欠点も自分の欠点もリフレーミングすると生きやすいと思いました(リフレーミングの感想)

*ありのままの自分でいいのだと思いました。

*親にやさしくしようと思いました。(アサーションの授業の感想)

*怒りそうなとき、6秒、数えてみます(6秒の話はかなりインパクトがあるよう)

*失敗しても基本的自尊感情で支えられるとわかりました。

*今までのストレスの対処方法が効果的でなかったことがわかった(ストレスコーピングの授業の感想)


【支援者・保護者の感想】

*自分がいかに子どもの話を聴けていないか痛感しました。

*子どもをコントロールばかりしている自分に気が付きました

*(子どもがSOSを出す)3人目までの大人になりたい

SOSの出し方教育を受けた後、子どもたちが相談をしてくれるようになった。
*具体的な対応の仕方や声掛けがわかった
*もっと早くこの研修を受けたかった
*子どもに関わる人、みんなに知ってほしい


【感想を受けて】
子どもたちの感想に関しては、講師に見せるということを前提に書いてくれている感じもあるのですが、伝えたいエッセンスはしっかり伝わっているなと思います。


3人までとか、6秒など具体的な数字で示すと、記憶に残りやすいということもわかりました。
また、「弱音を吐いていいんだ」「助けてっていっていいんだ」という、安堵にも似た感想が多かったのが印象的でした。
裏を返すと、子どもたちが安心して、困りごとを話せる環境がないということかもしれません。


楽しかったという感想が多い中、これまで、沢山授業をやってきて、本当につまらなさそうに聴いていたり、「意味がわかんない」とワークを放り出す子はいたりしたのも事実です。

そして、そういう児童生徒の多い学校ほど、そのような子どもたちのサポートを先生たちがしていませんでした。

あぁ、この子達は日ごろ、ケアされていないのだなと感じました。

先生たちが悪いということでもなく、先生たちは先生たちでそんな子たちとどのようにかかわっていいのか戸惑っているのだろうと思います。


SOSの出し方と受け止め方の両方をやる意味】
生徒向けのSOSの出し方と教師向けのSOSの受け止め方、両方の講義をした学校の先生からは、「共通認識ができた」「子どもたちと私たちの関係性が変わった」という感想もありました。

 

中には「心の(人権)教育とか、めんどうくさい」と感想を言っていた子が後日、先生のところにきて、何気ない相談をしにきて、去り際に「この間、相談してもいいって授業受けたからさ」と言っていたという話もありました。


 

子どもたちはSOSを出していいことを学び実行します。
先生方も、それまで、困った子どもたちをジャッジし続けコントロールし続けてきたことを研修の中で認識し、その子の見えている情景を見させてもらうかかわりや言葉かけを学びます。


SOS
を受け止める相手がいること

SOSを安全に受け止めるスキルを知っておくこと

そして先生たちや親御さん自身も自分を大切に、教師という仕事やその子の親であるというプライドを守れることが大切なのだと思います。



自尊感情を互いに高めあえてこそ、お互いが安心できる存在になれると私は思っています。





これからも、子どもたちも大人たちも、ダメな自分を引き受けながら、ありのままの自分でいられる安心な社会になるように、私にできることをやり続けたいと思います。






Posted by 高橋聡美 at 21:51
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