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Jimmy (05/08)
scr8888 (03/29)
あいないな被災地 [2016年04月25日(Mon)]
熊本地震、震源地近くの熊本・大分の映像を東京でもよく見ます。報道されている地域以外でも九州全県で揺れを感じ、みなさん、不安日々を過ごされていることと思います。

こんな地震を経験したのは初めてで怖いと、鹿児島在住の友人たちは近況を知らせてくれました。本当に怖い体験だと思います。

熊本の災害の状況をみると本当にこころが痛みます。同じ地震を経験していても、うちと熊本ではこうも違う。あの惨状に比べたら、私たちなんて被災したうちに入らない、そう思っている九州の人は多いのではないでしょうか。
実際、どうでしょうか。震源地から遠い九州の人たちは被災者ではないのでしょうか。

家屋が倒壊していなくても、怪我はしていなくとも、確実に台地が揺れ、安全な日常が脅かされ、眠れない夜を過ごし、緊急速報の音が鳴る度に辛い気持ちになる。地震が来るたびに恐怖におびえ、ライフラインは大丈夫か、津波は来ないかと心配しなければならない。このような状態が1度ならず何度も短期間に訪れ、みなさん、心身共に疲れていることでしょう。

揺れを感じ生活しているみなさんが被災者です。


災害時、よく人は「うちはまだマシな方だ」と被災のひどい人と比べて我慢したりします。これを下方比較といいますが、東日本大震災でも多くの人が「この程度では被災したうちには入らない」と、不安を口にせず我慢されていました。

実際は繰り返す余震にストレスを感じたり、不安や恐怖、絶望感を抱いたり、こんな時に自分は何もできないと無力感に襲われたりします。

地震の被害の程度に関わらず、不安や恐怖の感じ方は人それぞれです。他の地域と比べることなく、ご自身が置かれている状況が結構、困難な状況であり、負担を感じていることを自覚してください。緊張し興奮状態が続くと、そういうこころの痛みや疲れに鈍感になることがあります。
疲れは多めに見積もって、「結構、ダメージあるよね」と自身をいたわり、被災の規模はさておき「私も被災している」ことを理解してあげてください。

自分のこころの疲れを感じること。リラックスできる時間を持つこと。弱音を吐くこと。「被災者ではないから」と我慢しているあいまいな被災地の人たちにも心の手当は必要だと私は感じています。
【熊本地震メンタルヘルスの最新記事】
Posted by 高橋聡美 at 17:03
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