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Jimmy (05/08)
scr8888 (03/29)
暴力を振るわない大人になるために [2013年01月17日(Thu)]
体罰のあった高校で、部活の無期停止や体育科の募集停止などが報道されていますが、部活の停止や体育科の募集停止で、結局、さらに被害を被るのは子どもたちというこの構図。
残念です。

体罰を世界でも先駆けて禁じてきたスウェーデンに住んでいた立場で記しておきたいと思います。

体罰のある環境は子どもの安全や人権を脅かす環境です。
いかなる理由があっても子どもを叩くことは暴力であり罪なんだという認識が必要なんだと思います。スウェーデンでは70年代に子どもに対する全ての体罰を家庭でも学校でも禁じてきました。その当時、国民の7割以上が子どもに体罰は必要だと考えていたそうですが、今はその数字は10%台にまで下がっているそうです。
日本で児童虐待防止法ができたのは2000年。その差は30年。

さらにスウェーデンの中学校の社会科の教科書に、子どもを育むための大事なことが書かれています。
「ドロシー・ロー・ホルト  −子ども− 
批判ばかりされた子どもは非難することを覚える
殴られて大きくなった子どもは力にたよることを覚える
笑いものにされた子どもはものを言わずにいることを覚える
皮肉にさらされた子どもは鈍い良心のもちぬしとなる

しかし、激励をうけた子どもは自信を覚える
寛容にであった子どもは忍耐を覚える
賞賛をうけた子どもは評価することを覚える
フェアプレーを経験した子どもは公正を覚える
友情を知る子どもは親切を覚える
安心を経験した子どもは 信頼を覚える
可愛がられ抱きしめられた子どもは 世界中の愛情を感じとることを覚える」

これがこれから大人になろうとする中学生の社会科の教科書に書かれていることがまず大事なポイントなのだと思います。
つまり、スウェーデンは義務教育の中で「子どもにどう接するべきか」を国民に教育しており、暴力の中で育った子が暴力を振るわない大人に育つ手助けを国家が担っているのだと思うのです。
Posted by 高橋聡美 at 09:03
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