ハナミズキ 〜お母さんへの想い〜 [2011年05月12日(Thu)]
仙台はハナミズキが咲いています。桜が終わり、気がつけば新緑が芽吹き、ハナミズキが満開になっていました。
今年は季節が夏に向かっているのか、冬に向かっているのか、季節を実感できない春でした。 ハナミズキは東京がワシントンD.C.へ桜を贈った際のアメリカからの返礼として贈られたのが日本の始まりなのだとか。 ハナミズキを眺め車を運転しながら、ふと、一青窈の「ハナミズキ」が、911でお母さんを亡くした子どもさんへの歌だったという話を思いだしました。 ぼくの我慢がいつか実を結びますように。 果てない波がちゃんと止まりますように。 津波でお母さんを亡くした子どもたちにも同じことを私は思います。 それから、子どもをおいて逝かなければならなかったお母さんにも同じことを私は思います。 果てない悲しみやこころの揺れがこれ以上に広がることなく、どこかで止まるといいなと思います。 「君と好きな人が百年続きますように」という祈りも、この震災で私がつよく願うことの一つでもあります。 百年続く想い。それはきっと永遠に値する想いでしょう。 ハナミズキの花言葉は「私の思いを受け取ってください」 遺された人から亡くなった人へ 亡くなった人から遺された人へ 悲しい想いは、その人を大好きであればこその想いで。 悲しみにかき消されることなく、「大好き」という想いを大事にできるといいなと思います。 Tweet |
Posted by
高橋聡美
at 00:28
コメントをありがとうございます
エピソードを想像して聞くとまた心にしみます。
母の日になればミズキの葉贈ってください
待たなくてもいいよ
知らなくてもいいよ