無事の有難さ [2011年03月04日(Fri)]
「家族はユニット」と、彼の行く所、行く所、ついて生活してきた15年。主人は年間約平均で100日、私は年間60日程度出張で、交互に出張しては家事や子育てを連携プレー(綱渡り?)でこなしてきました。
そんな彼がこの4月から初めての単身赴任ということで、家族4人がそれぞれに色んな不安を抱えています。私自身、今までどれだけ彼に色んなことを頼って生きてきたか・・・ということを今回の単身赴任で気付かされました。 娘が何か難しいことを聞くと全部、「お父さんに訊いて?」と彼に任せてきましたし、娘たちも私が忙しいのを見ると、今日、学校で起きた小さな(しかし子どもにとってはとても大きな出来事)を目を輝かせて彼に話していました。私も彼が「おいしい」と言ってくれるのが嬉しくて毎日、食事を作るのが楽しみでした。 そんななんでもない毎日の1ピース、1ピースがとても大事な日常であったことを、今回の単身赴任のことで気付かされました。この機会を与えられなかったらきっと私は、日々の生活の有難さや自分がどれだけ夫を必要としているかということに気付かずに過ごしたことでしょう。 平凡な毎日を過ごすと、刺激がなくてつまらないなぁと感じたりするものですが、「無事」であることがいかに有難く、無事の日々がどれだけ幸せに満ちているかを、日常の中では忘れがちなのかもしれません。 15年前は他人だった夫がこうして私と本当の家族になってくれたことに感謝して、例え離れ離れでも、これから先もお互いの人生を応援できるパートナーでありたいなと思います。 娘たちのための雛祭り弁当 ![]() 昨日は雛祭りでした。娘たちがここまで無事に成長したことに感謝。主人にお弁当を作ってあげることもできなくなるのか。。。と淋しく思いつつ。これからも家族のために心をこめてお料理したいです。 |
Posted by
高橋聡美
at 21:17
鹿児島から遠く離れた土地で暮らしていますが、心はいつも九州と共にあります。応援してね