書初めそれから初滑り [2011年01月03日(Mon)]
お正月、子どもたちとのんびりと過ごしています。
自宅から25分で行けるスキー場で初滑りを楽しみ、それから毎年恒例の高橋家書初め大会をしました。大会といっても家族4人のお書初めです。 主人は「美」、私は「慎」、長女は「学」、次女は「強」という文字を今年は選びました。 主人は何事もエレガントにということでこの一文字を今年は選んだそうです。去年は彼は「頂」という文字を選んだわけですが、頂点を目指すということはこれからも続けて行くけれど、何をするにもエレガントさを忘れないようにしたいと言っていました。 子どもたちは学校で習った漢字の中から気に入った漢字を選びました。 次女が「強」という文字を書いた時は「何をこれ以上強くなりたいの?あなたはこの家で一番強いのに?」と家族全員、半ば唖然としたのですが、勉強の「強」だそうです。 しかし、母としては強い体と意志を持ってこの子がこの子らしく今年も元気に生きてくれればいいなと思います。 小5の長女は3月にオーストラリアにホームステイに行く予定です。親から離れての海外は初めてです。親から離れて感じること、異国で感じること沢山、学ぶことがあることでしょう。 私は一昨年は「愛」、昨年は「遂」と言う文字を書きましたが、昨年は文字通り、やろう!と決めたことを成し遂げた1年だったと思います。今年は、新しいことにはあまり手を出さず、今までやってきたことを丁寧に継続すること、今までに築いてきた人との信頼関係に対して謙虚になること、そして生活を律し慎ましく日々を生きることを目標にしたいなと思い「慎」と言う字を選びました。 仙台は暖かいお正月で、子どもたちが子ども部屋から「ママ!今日はスキー日和だよ!」と大きな声で私をスキーに誘ってくれる毎日です。我が家の子ども部屋からは泉ヶ岳のスキー場が綺麗に見えます。 スキーも一人で履けない、ゲレンデに降りれば転んでばかりいた娘たちも今では、元気よくスキーをそれぞれ担ぎ、もう転んだりせず私と同じスピードで滑れるようになりました。 「仙台は、縁もゆかりもない所で主人の仕事の都合で来ました」と私は言い続けてきましたが、「ご縁あって今、仙台に居ます」と最近は自然と口にするようになりました。 泉ヶ岳からは白銀のゲレンデの向こうに太平洋と仙台の街がはっきりと見えます。仙台に来て6年。スウェーデンから帰国し、日本の生活に戸惑ってばかりの私たち親子にこの町はどれだけ暖かかったことでしょう。 仙台の街の懐に飛び込むようにゲレンデを滑り降りる時の眺めが私は大好きです。 |
Posted by
高橋聡美
at 14:31