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Jimmy (05/08)
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『教師にできる自殺予防』出版記念講演 動画・資料公開 [2021年02月23日(Tue)]

教師にできる自殺予防 出版記念ZOOM講演がYouTubeで公開されました。 

  

本の内容は本をお買い上げいただき詳しく読んでいただくとして

出版記念講演では

*子どもがどんな理由で自殺に追い込まれるのか

SOSの出し方教育の前に、大人のSOSの受け止め方教育がなぜ大事なのか

という、この本の軸となるところのお話をしました。

さらに、私たちの町・学校でSOSの出し方教育の前に、大人のSOSの受け止め方講座を実践するには?ということで、実践している自治体の例を紹介しています。

後半30分は聴講者の質疑に応えてます。

(聴講者の名前はわからないように編集しています)

https://youtu.be/GiYAYmM7GRQ

配布資料もダウンロードできます。


普段、橋聡美のZOOMセミナーで6時間かけてやっている内容の

1時間ダイジェストなので、詳しく聞きたい方は橋聡美のZOOMセミナーをご利用ください。(ご案内はFacebookとブログでしています)


Posted by 高橋聡美 at 13:08
BBCの記事から考える自死報道のありかた [2021年02月19日(Fri)]

BBCで日本で自殺者が増えている報道がなされ,Webでも配信されました。


その中で、昨年、自死したある著名人の名前と写真が掲載されており、あたかもその人の自死が日本の女性の自殺の増加につながったかのような記事になっていました。


【個人名をあげることの害について】

2020年は色んな著名人が自死で命を落としました。

にもかかわらず、BBCの記事は特定のひとりの著名人の名前を挙げて、故人を写真入りで紹介していました。


日本の有識者(dedicated to combating Japan's suicide problem)のコメントもあって、残念ながら、その方も自殺の増加をその著名人の影響だという論調にとどまるのみでした。


自死報道によって自殺が増えるいわゆる「ウェルテル効果」が、2020年の日本の自殺の増加の「要因の一つ」であったことは確かだと私も思います。


ここで問題にしたいのは、「自死報道が自殺の増加に影響を与えた」ということを論じる際に、個人名やその人の写真まで掲載する必要があるのかということです。


自死報道の在り方については、誘発自殺を防止するために、原因を特定しない、写真を掲載しないなど様々な議論がなされてきました。

そんな中での今回の記事は、

@日本人の女性の自殺が増えたのはあの著名人の影響と理由を限定的に報じてしまっている

A個人の名前や写真など、自死報道の議論に直接関係のない情報まで出ている

という点において非常に問題だと感じています。



【自死報道が遺族に与える影響】

この報道を目にしたご遺族や関係者は、身内の自死で自殺がこんなにも増えてしまったと罪悪感やうしろめたさを抱くことでしょう。

遺族への配慮に欠ける記事であると断じたいです。


このような自死報道が自死遺族を生きづらくさせていると、私たちはこれまでも学んできたはずです。

本当にBBCの記事は残念に思えてなりません。


国内の報道でも「あの人は小さな子供がいたのになんで自殺したんだろう?」というような、コメントがよく出ますが、

その言葉を聞いた子供は「自分は親の自殺を止める存在になれなかった」という想いを抱きながら、生きていかなければならなくなります。


このように自死報道は、様々な形で遺族を二次的傷つき体験に晒すリスクがあるのです。



【自死が起きた後、私たちがとるべき行動】

1人の自死で沢山の人が、底知れぬ悲しみを抱きます。

みんなが傷つきます。

なので、犯人捜しをして誰かを責めるとか、今回のBBCの報道のように名指しや写真入りで「この人の自殺の後自殺が増えた」と書くことは、遺族を生きづらくさせるだけです。


自殺が起きた後に、私たちが立ち戻るべき軸足は「もうそれ以上誰も傷つかない・もうそれ以上誰も死なない」ということです。


日本人の自殺をどうしたら減らせるか、その原因追及は必要です。

けれども、誰のせいと個人名を出すことは、新たな心理的危機を生みます。


自殺が増えている中、改めて自死報道を考えていかなければなりません。


「その人が自殺したから自殺が増えた」、ではないです。

「自死報道のあり方が人々を刺激したから自殺が増えた」んです。


グリーフの中にあるご遺族を苦しめないように。

社会の問題を亡くなった方の問題にすり替えたりしないように。





BBCの記事は自死報道としてはよくない記事なので拡散防止のためにリンクは貼りません。


Posted by 高橋聡美 at 23:54
教師にできる自殺予防 ZOOM無料公演 [2021年02月19日(Fri)]

【教師にできる自殺予防 無料講演のご案内】

12月に出版した「教師にできる自殺予防」の出版記念ZOOM講演


日時:2021年2月21() 13001430

参加費:無料



本に書いてある

*コロナ禍の子どもの自殺の急増のこと

*コロナ以前から子どもの自殺の問題

*大人たちは何をしたらいいのか

という内容はもちろんですが、


実際、私がSOSの出し方教育をした手ごたえや

教員向けのSOSの受け止め方研修をどうやっているかなど

現場の先生方にイメージしやすいように説明をします。

と同時に、先生方からのご質問にもお答えします。



コロナ禍の子どもの自殺の急増について、夏からずっと「子どもたちが危ない」と発信し続けてきましたが

先日、文科省からもやっとその発表がありました。

これ以上、子どもを自殺に追いやらないように。

いっしょに考えてみませんか?

お申し込みは下記のURLから

https://www.kyouiku-kaihatu.co.jp/event/zisatsuyobou...



Posted by 高橋聡美 at 10:09
季刊Be!142若者の自殺急増の記事掲載 [2021年02月05日(Fri)]

季刊〔ビィ〕Be!142号に

「何が起きている? 何ができる?コロナ禍での若者の自殺急増」を寄稿しました。


Be!142


Posted by 高橋聡美 at 17:29
対談掲載の書籍出版のお知らせ [2021年02月05日(Fri)]

松本俊彦先生編集の新刊、『「死にたい」に現場で向き合う 自殺予防の最前線』




コロナ禍で自殺が増える中、タイムリーな新刊。



2016年に雑誌「こころの科学」の特集で「死にたい」に現場で向き合うというのがあって、コロナ禍で4年前のこのバックナンバーが売れたそうです。

それだけ現場は「死にたい」と向き合って困っているのだと思います。


この本は、この特集を書籍化したもので、最後に松本先生と渋井さんと私の対談を追加して新たに掲載。


もちろん、4年前の記事も今に響く内容です。


逆に言えば、2016年の自殺対策基本法の改正以降、現場の困り具合っていうのは変わっていない、もしくは悪くなっているんだろうと思います。



対談は私の中では昨年、渋井さんとやってきた「コロナ禍の若者の自殺の急増を考えるZOOM検討会」の延長にあり、「若者・子どもの自殺、深刻だよ」って地道に発信し続けた結果、この本の企画の一端を委ねられたのだと思っています。



多方面の現場の声を収めたこの書籍は、自殺対策の多様性の必然性を改めて認識する1冊だと思います。



1 総論:「死にたい」の理解と対応……松本俊彦

2 地域における未遂者支援の現場から……奥田由子

3 身体愁訴の背後にある「死にたい」を見逃さない……宮崎 仁

4 緩和ケアの現場から……新城拓也

5 生活困窮者支援の現場から……的場由木

6 障害者就労支援の現場から……江田暁子

7 借金問題・債務整理の現場から……木下 浩

8 児童養護施設で出会う「死にたい」……内海新祐

9 困難を抱える女子中高生への支援の現場から……仁藤夢乃

10 HIV陽性者支援の現場から……生島 嗣

11 犯罪被害者と向き合う……新井陽子

12 薬局における自殺予防ゲートキーパー活動……向井 勉

13 電話相談の現場から……村 明子

14 インターネット・ゲートキーパー活動の現場から……伊藤次郎

15 僧侶による支援の現場から……前田宥全

対談 渋井哲也×高橋聡美


「死にたい」に現場で向き合う 自殺予防の最前線



Posted by 高橋聡美 at 15:45
日本弁護士連合会のZOOM勉強会:コロナ禍の若者の自殺 [2021年01月29日(Fri)]

昨日、日本弁護士連合会のZOOM勉強会でコロナ禍の若者の自殺についてお話をしました。


子どもの自殺といえば、「いじめ」と弁護士の方たちも思っていたようで

いじめ以外の要因が多いというデータに「驚いた」という感想がありました。



これは学校の先生対象の研修でも同じような反応ですが

弁護士のかたたちはとりわけ裁判になるようなケースしか見聞きしないので

裁判にならない家庭内の問題での子どもの自殺が多いのは意外だったのだと思います。

(もちろん、いじめ自殺を軽視していいといっているわけではありません)


以下、私の感想

*教師向けにやっている若者の自殺の実態と対策の研修は社会全体に必要(とりわけそれに関わる職種には)

*子どもの自殺予防は学校だけでは無理。ソーシャルネットワークが必要で今回のように全国の弁護士に実態を伝えられたのは大きかったし、今後もこのような機会をぜひ頂き、共通認識を持ちながら、子どもの自殺を予防したい。

*今回の研修は、私が個人的にやっているコロナ禍の若者の自殺対策ZOOM企画を知った弁護士の方がつないでくださったものでした。

発信しなければ、つながらない。発信したらつながる。だから、自己完結することなく、問題意識を発信しつづけなきゃ

それで一人でも多くの命が救われるなら、努力しようと改めて思いました。


日弁連のみなさま(久々の再会の方もいました!)

ありがとうございました。

自殺対策に絶対に必要な職種の方々です。

研修の機会をありがとうございました。

Posted by 高橋聡美 at 15:40
鹿児島市教育委員会のコロナ感染に関する情報統制 [2021年01月29日(Fri)]


【鹿児島市教育委員会のコロナ感染に関する情報統制】


鹿児島市教育委員会が、感染者が確認された学校に対し、その事実やPCR検査受診を「身内にも口外しない」旨を児童生徒や保護者に伝えるよう文書で連絡していたという報道。

その助言は保健所がしていたとのこと。



鹿児島市の新型コロナ感染に関する公開の在り方については様々な議論があり、

「感染者への偏見と差別を予防」するスタンスで情報公開をしてきています。

その姿勢に「本当に市民を守っている」と私も感動していた一人です。





今回の報道を受けて2点、問題点を挙げておきます。



【言うか言わないかは本人が決めること】

誰が感染したとか検査を受けたなどの情報を他者が口外することはやってはならないことです。

なので、本人以外の人が言うことに関しては社会全体として「噂を広めない」取り組みが必要となります。



今回の件は、「検査を受けたことを言わないように」と「本人」を含め口止めをする内容なので、噂を広めるとうことと全く異なる話です。



例えば、がんでも精神疾患でも何の病気にしても、LGBTなど自分のアイデンティティに関わることにしても、それを周りに言うか言わないかは「本人」が決めることです。



その主導権を奪うことは人権の侵害に近いと私は感じます。



もちろん、まわりがアウティングすることはあってはなりません。

けれども、本人に「言うな」ということは、「言うな」と言っている側が

「それは、よくないこと(悪いこと)」という偏見があるということです。







【学校でこのことが起きたことの問題】

今回のことが生じたのが教育現場であったことを私は重く受け止めています。

学校でこの通達がどのように子どもたちに伝達されたかわかりませんが

「感染したら他の人に言ったらいけなんだ」「検査を受けるのは恥ずかしいこと」というメッセージが子どもたちに伝わる可能性が高いです。

通達文書を受けた保護者は「誰にも言わないんだよ」と家庭内で子どもに指導をすることになります。



誰が感染してもおかしくない

偏見をなくそう

という教育がなされている中で、「言えない病気」というメッセージを与えてしまいました。



これでは感染症に対する子どもたちの偏見を助長してしまいます。






感染に関する情報の取り扱いはとても難しいもので、現場も色んなことを勘案しなければならないのは理解ができます。

であればこそ、なおのこと、何が偏見を助長するか?ということは考えなければなりませんし、

まして、教育の現場で子どもたちに何を伝えるべきなのか?

ということは、しっかり考えていかなければなりません。





子どもたちが親世代になった時に、今回のコロナの偏見・誹謗中傷のようなことが起きないように

今こそ人権に関する教育が大事。


そして私たち大人は何がその人の人権を守ることなのか行動を持って示していかなければならないと思うのです。





https://news.yahoo.co.jp/articles/8bd738229498b6db8270a790921e9b0035ad31fd


Posted by 高橋聡美 at 15:26
コロナ禍のレジリエンス 見えないものに支えられる [2021年01月28日(Thu)]

国内でコロナ陽性者を確認してから一年。


不安とか、憤りとか、失望とか、そうだな、それから落胆とか。

そんな気持ちの繰り返しで四季を眺めた感じがする。



逢いたくても逢えなかったり

励ましたい時にハグさえできなかったり

また、一緒に仕事しようねって友情をかわすのに握手ができなかったり

一緒にご飯食べながら、大笑いするとか当たり前のこともできない



FBFの投稿でこの動画を知り観た。

コロナにというよりこの国に、今でも十分、失望しちゃうんだけど。

それでも、人のあったかさに触れたり

励まされたり、勇気づけられたり

人の気持ちに触れた一年だったんだよな

と、動画を観ながら思った。

見えないものに支えられている。

それは他者であり、自分の中の力であり。

レジリエンスがあるんだって。



https://youtu.be/gX2YMXVxkhI


Posted by 高橋聡美 at 00:04
教師にできる自殺予防 出版記念ZOOM講演 [2021年01月25日(Mon)]


先月、出版しました『教師にできる自殺予防』、おかげさまで学校教育カウンセリング部門第1位をキープし、出版して1か月たった今もBest10に入っています。


子どもの自殺を予防するために多くの人に知ってもらいたいと願い、言葉を紡ぎました。

出版記念のイベントとして、子どもの自殺の最新情報を盛り込みんだZOOM
講演会を開催します(主催:教育開発研究所)



【日時】

2021年2月21() 13001430


【参加費】:無料 ※定員(90名)になり次第締め切り


【申込み】

こちらから


 




教職研修2月号に「コロナ禍における子どもの自殺の急増を考える」寄稿しました。
教職員の方はぜひこちらもご覧になってください




Posted by 高橋聡美 at 17:02
人のこころの痛みに触れること [2021年01月25日(Mon)]

心の傷は見えないから、言葉に出して見せて手当てを受けてね

と、私はSOSの出し方教室で話をしています。


その人がどんな経験をしてきたかとか

どんな悩みを抱えているかとかは

その人が言葉にしないとわからないものです。


普段、とてもバイタリティがあって、朗らかで太陽みたいな人でも

悩みや生きづらさがあったりする。


自分を励ますことと似てるのかもしれません。

 


すごくしんどいことがあった時に、
「私が私の太陽になろう」と思ったことがあって。

けれども、光が強ければ強いほど、影が大きくなったり、

人の中の光と影というのは、共存するものなのだと思う。



誰かの心の痛みに触れることは、その人の魂に触れることと似ているようにも思う。



その心の痛みごと、魂ごと、あなたの友でありたいなと思う


Posted by 高橋聡美 at 13:22
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