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さとうたかひろ @ civil society

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2002年から倉敷市民になり、
2003年からまちづくり・市民活動にいそしみました。
これまでの10年間の活動の経験を地域にお返ししつつ、
ゆるゆるとアート活動を続けています。


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小川 和子
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おーい、みんなあそぼうよ [2008年11月15日(Sat)]
今日は酒津公園での1日プレーパークです。

遊び場を考える会では「おーい、みんなあそぼうよ!」と題して、毎月第3土曜日を基本に開催しています。

僕は会のスタッフとして準備や道具のケア、片づけなどのボランティア。
その間、我が子は好きに遊んでいます。

そこでの「ひとコマ」奥の男の子は何をしていると思いますか?
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「一夜でわかる!「NPO」のつくり方」 加藤哲夫 (著) [2008年11月01日(Sat)]
【「NPO、やってみたい♪」】の本棚イチオシ!
★★★★★
 
“一夜でわかる”というタイトルのあざとさとは裏腹に、とても丁寧にわかりやすく、かつまじめに書いてある数少ない良書。

初心者「これからはじめようかな」と思う人に対しては
「そうか、そういうモノなんだな」と、最良の入門書となり、

走る「自分はもうNPO活動を実践している」という人にとっても、
立ち止まって、自分たちの活動をふりかえる指針となり、
「こういう風に伝えると相手にわかってもらえるんだ」という発見がある。

市民活動をしている全ての人の必読書として、強くオススメできる本。



1,NPOとはなにか

“NPO”という言葉は誤解されやすく、実態がわかりにくい。
そんな“よくわからない人”の目線からこの本ははじまる。
NPOとはソモソモどういうモノか?何のためのモノか?という点から、“市民公益”という概念、組織のしくみ、利用の仕方について、具体例や図解を多用し、語りかけるようなわかりやすい文体で解きほぐしてくれる。


2,NPOをつくるには

NPOは組織を指すが、突然組織を作ってもうまくいかない事が多い。
その前に小さな個人としての“私”からはじめるために、どういう風にやってみるのが効果的かという点からキチンと書いてある。“まずやってみよう”“頭より先に手を動かしてみよう”“出会いの場に足を運ぶ”…と進んで、、“プロジェクト方式”を成功させるポイントへと進む。
さらに“組織のマネジメント”について、“必要になるタイミング”からはじまり、“誰が何をマネージするのか”について、必要なチカラについて、ひとつひとつ順を追って具体的に示していく。

3,法人化のツボと手順
NPO法人には“できちゃった法人”“なんとなく法人”“取りあえず法人”が意外に多い。
NPO法(特定非営利活動法)の法律の趣旨をできたきっかけから説明し、活用するためのポイントについて、メリット、判断基準、条件、主な注意事項がキチンと書いてあり、設立の手順とポイントへと進む。

書いてある順番で自分なりにやっていけば“NPOの本質”を外さない活動ができる構成になっており、長年草の根の市民活動で成果を出してきた著者だからこそ書ける内容だ。

著者の加藤哲夫さんは、長く市民活動をされている方(特に特定非営利活動法人法成立以前から)にはとても良く知られている方です。
また、中間支援の分野では日本のトップランナーのお一人です。
(ていうか、知らないと恥ずかしいというレベルの方)

NPOを実践する人は、ぜひ座右の書として手元に常備して欲しい一冊です。


ただし、本質を外さずに活動を進めていくには、それなりに手間も暇もかかる。
ガガッと起業して、ビジネス展開しようという人にはオススメできない。