丸2年ぶりの広報紙発行
[2026年02月18日(Wed)]
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自殺予防プロジェクトについて毎日新聞北海道本社へGO
自殺未遂当事者の会-芯- 事務処理係の内田です。今回のコラムは「自殺未遂当事者の会-芯-」とは全く関係ない他団体について書きます。僕の自由日記帳ですから♪
自殺予防団体-SPbyMD-が2035年までの10年間行う「北海道の自殺者500人を救う戦いプロジェクト」が進行中です。このプロジェクトそのものを新聞掲載していただくことは記者さんとの間で難しいというお話なのですが、記者さんは自殺予防団体-SPbyMD-主催「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習@清田」に参加し、当日取材も行っていただいた熱心な人物です。僕たちの取り組みについてどうにか力になりたい!という熱意が伝わってきます。 そこで、明日(1/19)は僕が自殺予防団体-SPbyMD-の会長、そして障害当事者団体ベクトルズの相談役、この両組織の看板を背負って毎日新聞北海道本社まで伺い、その記者さんとじっくりお話をさせていただけることとなりました。 自殺予防団体-SPbyMD-の「北海道の自殺者500人を救う戦いプロジェクト」については、考案者は僕ではなく竹内典彦理事長なので、僕は彼の考案している内容全てを網羅しているわけではないのですが、その日は北海道情報大学の集中講義で大学に缶詰め状態とのことで、僕が代わりに頑張ってお伝えしてきたいと思います。 障害当事者団体ベクトルズの看板も背負ってと書きましたが、僕とその記者さんとの繋がりは障害当事者団体ベクトルズの活動のほうが濃いので、、、そういう感じと捉えて下さい。 今日は早めに寝なくては…、なんと!もう23時を過ぎているではありませんか。これにて!!! 以上 自殺未遂当事者の会-芯- 事務処理係 内田貴之
事務局長→事務処理係へ変わりました
こんばんは。
自殺未遂当事者の会-芯- 事務処理係の内田貴之です。 前回のブログ記事までは「事務局長」でしたが、 2025年12月15日に会員規約および組織体制の変更により、 内田貴之は「事務処理係」を拝命しました。 今回の組織体制の変更点は、 1)当会から「公益性を持つ活動」を一切廃止 2)「公益性を持つ活動」は姉妹団体に全て譲渡(※バトンタッチ) 3)当会は「共益系」のグループに特化 4)当会から「事務局」を廃止、役員として存在していた「事務局長」も廃止 5)役員は会長1名のみ 6)会長ができない事務処理は元・事務局長の内田が「事務処理係」として代行 7)当会の会員資格は自殺未遂者および家族に限る 8)内田には会員資格がないため役員にも会員にも該当しない立場 9)強いて言えば姉妹団体からのサポート人員という立場 他にもありますが主たる変更点は以上です。 このブログも「事務処理係の自由日記帳」と改称しました。 過去記事にある「事務局長」という記述は書き改めません。 1件1件、書き改める作業は途方もなく面倒くさいからです♪ 今後とも自殺未遂当事者の会-芯-をよろしくお願いします。
ガソリン代の支出見積
お久しぶりです。
今、「自殺未遂当事者の会-芯-」とは別の団体の支出見積書を作成しているところです。特に「ガソリン代の支出見積」は予算に大きく影響しますので、ご参考になればと思い書いておきます。 「サルカワ道具箱 ガソリン代の計算」 https://saruwakakun.com/tools/calc/gas-price/ という一見便利なサイトがあります。 このサイトには、「ガソリン代は[ガソリン価格(円/L)× 走行距離(km) ÷ 車の燃費(km/L)]という計算式で算出できます。」と書かれているのですが…。例「180円×700km÷38L」と入力すると、ガソリン代は 3,316円という計算結果が出ます。 一見便利に思うのですが、この計算式には、高速道路の走行・冷暖房エアコンなどの要素が含まれていないのです(;'∀')そんな時に役立つのは「chatGPT」ですね♪ chatGPTに「パッソ 4DW、寒い季節なので暖房エアコンがんがん使う、走行距離700kmのうち少なくとも600kmは高速道路(平均140kmのスピードを想定)。どうなる?」と訊くと以下のように答えてくれます。 ↓ 了解!条件がかなり具体的なので、かなり現実に近いガソリン代の見積もりができます。 車種:トヨタ パッソ(4WD) 走行距離:700 km うち 600 km は高速道路(平均140 km/h) 冬・北海道・暖房エアコン強め使用 高速域での燃費悪化あり ガソリン価格:180円/L ️ パッソ 4WD の実燃費の現実値 カタログ燃費は良いですが… ▼ 冬の北海道(エアコン強め) → −20〜30%燃費ダウン ▼ 高速 140km/h(かなり燃費悪化) 一般的に100km/h超えると燃費は急落し、 120〜140km/hでは さらに 20〜30%悪化 が普通です。 12〜15 km/L が現実的 (ネットの実測レビューでも、 冬季・高速走行で 10〜14km/L がよく見られます。) 計算式 ガソリン代 = ガソリン価格 ×(走行距離 ÷ 実燃費) 🧾 パターン@:実燃費 15 km/L の場合(最良) 700 km ÷ 15 km/L = 46.6 L 46.6 L × 180円 = 8,388円 🧾 パターンA:実燃費 13 km/L の場合(かなり現実的) 700 km ÷ 13 km/L = 53.8 L 53.8 L × 180円 = 9,684円 🧾 パターンB:実燃費 12 km/L の場合(悪条件) 700 km ÷ 12 km/L = 58.3 L 58.3 L × 180円 = 10,494円 結論(あなたの条件だと) 特にあなたの条件 (寒冷地・暖房強・高速140km/h)が重なると… 9,500〜10,000円台になる可能性が高い と予測できます。 ↑ いかがですか? 最初にリンクを貼った計算サイトでは「3,316円」 chatGPTの計算では「10,000円台」 ね?雲泥の差でしょう。 収支見積書の作成のこうした条件付けの計算が必要な際には「chatGPT」推奨です。団体運営されている皆さんもこういう書類作成たいへんだと思いますが、お互い頑張りましょう。 以上 自殺未遂当事者の会-芯- 事務局長 内田貴之
華金の茶話会
おはようございます。
自殺未遂当事者の会-芯- 事務局長の内田です。 自殺未遂当事者の会-芯-で、参加希望のリクエストがあった時だけ不定期的に開催してきた「茶話会」ですが、現在は「華金の茶話会」と名称をリニューアルして定期的に開催しています。しかも、参加希望者から事前に連絡がなくても開催するというスタイルにしています。 なぜかいうと、対象者は自殺未遂当事者またはその家族なので、当日の直前になるまで体調が整っているか本人も分からないことが多いと気づいたからです。それは僕が「障害当事者団体ベクトルズ」という自殺未遂当事者の会-芯-の姉妹団体で得た経験が基になっています。 参加希望者がいなくても定期的に開催されていれば「行けば必ず語り合うことができる」のです。そこが大きなメリットかと思います。 場所は地下鉄白石駅から徒歩10分圏内にある自殺未遂当事者の会-芯-の本部なので、公共施設札幌エルプラザのように交通の利便性が良いわけではありませんが、逆にエルプラザの場合だと隔日に毎回貸室を確保できるか?という点であまり良くないのが現状です。数少ない無料貸室の予約は使用日の1週間前にならないとできず、かつ数多くの市民団体による争奪戦ですからね…。 さて、先日開催した「華金の茶話会」では開催1時間くらい前に参加希望者からメールがあり、充実した時間になったようです。というのもその日、僕が他用があり集っていないため、会長から報告を聞いたまでなのです。 今後の開催日時については、自殺未遂当事者の会-芯-の公式サイトに記載してありますので、参加してみたい方はご覧ください。なお、本部の所在地は公開していませんので、直前であってもメールをいただかなければ開催場所がわからない仕組みになっています。その点はお気をつけて。 以上 自殺未遂当事者の会-芯- 事務局長 内田貴之 sasrg.shin@gmail.com
生活保護を受けながらの市民活動とB型通所の優先順位
おはようございます。
自殺未遂当事者の会-芯- 事務局長 内田貴之です。 先日ケースワーカーの家庭訪問があり、生活保護を受けながらの市民活動と就労継続支援B型作業所通所の優先順位について軽く注意喚起を受けました。まだ「警告」や「本格的指導」には至っていません。 優先順位としては、まずは最低でも週2〜3回の頻度で就労継続支援B型作業所にしっかりと通所を続けることが第一。その上でなら「自殺未遂当事者の会-芯-」「障害当事者団体ベクトルズ」「自殺予防団体-SPbyMD-」「日本対話法研究会」といった僕が所属する市民活動の運営にも携わって問題ないとのことです。まあ、それはそうですよね。至極まっとうな意見です。 生活保護課も「毎日通所しなさい」とまでは言わないといいます。僕の睡眠障害のことについても理解はしてくれているので、週2〜3回の頻度で構わないから毎月継続できるように努めなさいとのことでした。僕も作業所のサビ管や支援員とも相談して、決して無理はせず徐々にで良いからその頻度で通所できるようになることを目指そうという目標を立てています。 それはそうと、僕の生きる意味は「自殺予防活動」です。それは自分の信念として揺らぐことなく持ち続けていきます。だからといって生活保護課の注意喚起を無視して、自殺予防活動を優先順位の第一位にしてしまうのは命取りです。最悪の場合、生活保護の受給ストップという判定もあり得るもので、いくら信念を持っていても「僕自身が生きていけない」ことに直結してしまうのは、僕としても不本意なわけですね…。 難しいところですが、僕の生きる意味を生涯全うするためにも、僕自身が生きていけなくなるという最悪の状態だけは避けるべく、就労継続支援B型作業所の週2〜3回の頻度での通所を目標に頑張っていきます。 以上 北海道の内田貴之
写真付き:癒しの趣味「グッピー飼育」はじめました!
こんばんは、内田貴之です。
とっても私的な内容のコラムです。 4月11日から「グッピー飼育」をはじめました!以前から何か生き物を飼いたいなぁ…と思いながら、色々と検索してきました。犬猫も好きですがコストがかかり過ぎて生活的に厳しいという面があり、お魚かなーと。「初心者でも育てやすい魚ランキング」などの記事をいくつも見て、どの記事でもダントツはグッピーと。 自宅の近所でグッピーを販売していそうなペットショップないよなあ?と思いつつもGoogleマップで検索すると、わずか徒歩5分のところにあるではありませんか。しかも、アクアリウム専門のペットショップとのこと♪ まずはお値段を見積もるために1度行ってみたところ、あれま!?安い。ペアで1000円未満です。「これなら!」と思い、まずはAmazonでエアレーション・自動水温ヒーター・砂利・人工水草を注文してから、届くまでの間に水槽の代わりとなる約2Lの「いわゆる麦茶ボトル」、そしてエアレーションの代わりとなる「酸素ブクブク君(酸素発生剤)」を購入しました。 ![]() その足でペットショップへ行き、グッピーをペア購入♪オスはオレンジ色の尾びれが特徴の…名称忘れました。 それから数日後にAmazonから注文した一式が届き設置。その時はまだ「麦茶ボトル」を水槽代わりにしたままでいいかな?と思っていたのですが、「麦茶ボトル」に届いたエアレーション・自動水温ヒーター・砂利・人工水草を入れてみたところ、うーん!狭い!!!(笑)グッピーが自由に泳ぎ回れるスペースがほんの少し。これじゃあ可哀そうだ。 ![]() ![]() そして、またペットショップへ行き、大小さまざまな種類の水槽を見比べて、奥行・幅・高さがちょうどキッチンカウンターに置けるピッタリのサイズ(20L)があり即購入。店長にお願いして、母水をたくさん分けてもらいました。これは調べたわけではなく直感的に、もともと飼育されていた水が水槽の大半を占めていたほうが環境いいだろうな?と思ったわけです。店長から「いやあ〜!本当に初めてですか?ここに気づけるって凄い良いことなんですよ!」と褒められました。 ![]() で、数日後、なんとペア購入したメスが稚魚を出産したではありませんか♪稚魚専用の水槽と親専用の水槽とに隔離したほうが安全ということだったので、もともと使っていた「麦茶ボトル」を稚魚水槽にしました。エアレーションも分岐させ、ついでに濾過機も2つ購入。バクテリア剤と水サイクル剤そしてグッピーベビーフードも。 ![]() ※写真には数匹しか写ってませんが実際は10匹 なんせ初めてのことなので、心配なことや気づいたことはすぐChatGPTに相談して、解決策やアイディアをもらって実践している毎日です。 あ、そうそう!メスのグッピーに妊娠傾向が見られるとのことなので、つい昨日、ペットショップへ飛んでって出産サテライトを導入しました。 ![]() 以上 自殺未遂当事者の会-芯- 事務局長 内田貴之 Twitter:@uchida_jyohodai https://x.com/uchida_jyohodai (グッピー飼育についてはTwitterがメインです)
対話型Q&A)自殺予防について・入門編
こんにちは。
前回のブログ記事は読者から反響がありまして、今回はその質疑応答を対話形式で皆様にもお伝えしてみようと思います。読者のご自身が「自殺問題に関心を持ち始めたばかりの人」という立場に立ってみて、臨場感を味わってもらえれば嬉しいですね。 質問者) すごく丁寧に、そして本質的に捉えた説明ですね。まさに「なぜ多くの人が自殺に追い詰められてしまうのか?」という私の疑問に対して、とても説得力のある答えだと感じました。ご回答いただいた記事を読んだ感想とか、わかったこと、気づいたことをアンケート的に書いてみてもいいですか? 僕) ありがとうございました。手を抜かずに執筆して良かったと思いました。お気づきの点・わかったこと、そして追加でご質問もあれば遠慮なくどうぞ。僕に答えられる範囲でよろしければお答えしたいと思います。 質問者) 確かに、ニュースでは「うつ病が原因だった」とか「いじめがあった」とか、何かひとつの理由だけが強調されて報じられることが多い気がします。でも、今回のご説明を読んで「そうじゃないんだな」と初めて知りました。むしろ、いろんな悩みが重なって、それに耐えられなくなってしまう…っていうのがリアルな実態なんですね。 しかも、その状態になってしまうと、「相談すればいい」とか「助けてって言えばいい」っていう発想自体がもう難しくなってるというか、「視野が狭くなってしまう」っていうのはすごく納得できました。人間って追い詰められると、希望がある方向にすら目が向けられなくなるんだなって…。 僕) そうですね。自殺が発生した時のニュースでは、一部分しか取り上げられないため、誤った認識を持ってしまう方も、質問者様だけに限らず多くいらっしゃるでしょう。心理的視野狭窄についても日常的なニュースでは詳しく説明されませんものね。強いて言えば「自殺問題の報道特番」くらいでしょう。 質問者) あと、「希死念慮」と「自殺念慮」の違いも、正直今まで意識したことがなかったです。ただなんとなく「死にたいって思う=すごくヤバい状態」くらいにしか思ってなかったけど、それが病気の症状であり、本人の意思とは違うところで浮かんできてしまうっていうのは、すごくショックでもありました。 僕) あ、そこも説明しておいて良かった〜と思えました。僕の拙い説明文でしたが、しっかり「希死念慮」と「自殺念慮」の違いについて理解していただけて良かったです。病気の症状で、本人の意思とは無関係に思い浮かんでしまう…といった情報は、よほど自殺心理学がテーマの書籍を読んでいないと知ることが難しいことだなと僕も思います。ショックを受けたのは当然の反応だと思います。 質問者) 自殺未遂者が自殺者の10倍以上いるっていうのも、驚きでした。ということは、本当にギリギリのところで助かっている人がたくさんいて、その中には「もう一度死のう」と考えてる人も、「他の人を助けたい」と思ってる人もいるってことなんですよね。その両方の声があることを知れたのも大きな気づきでした。 僕) たくさん気付きを得てもらえて嬉しいです。僕たち「自殺未遂当事者の会-芯-」でも入会希望のメールには、「自分も自殺未遂の経験があります。助かった命なので自分と似たような境遇に置かれている大勢の人にも、自分がされたように優しい手を差し伸べてあげたいと思いました」といった率直な声が多いんです。 質問者) なんというか、自殺って「遠い話」じゃなくて、誰にとっても無関係じゃないし、もっと日常の中で「つながり」や「声をかけること」が大切なんじゃないかなって改めて思いました。よかったら、まだまだ自殺問題に関心を持ち始めたばかりなので、内田さんが私のような立場の市民に向けて、もっと知ってほしいことがあれば教えてもらえますか? 僕) そうですね。自殺問題って遠いどこかで起きている出来事ではなくて、実は自分たちの身近で起きている(=しかも都心であれば尋常ではない人数)ことなんですよね。僕から、もっと知って欲しいことですか?そうですね。たくさんあって悩みますが、厳選してみますね! ご質問者様のように、ニュースを通じて自殺問題に関心を持ち始めたばかりの方がいることは、自殺対策の促進において大変重要で大切なことだと僕たちは思っています。一人でも多くの無関心層に関心を持ち始めていただくことを目指して活動を展開しています。 関心を持ち始めた方は『もう少し詳しく知りたい・学んでみたい』と思い始めます。それは、「もしもに備えて自分にとって大切な人を自殺から回避させられるように予防策を学んでおきたい」という気持ち、もしくは「自分自身が複数の悩みを抱え込む立場になったときに自殺から自分を守りたい」という気持ちの2点に大きく分かれます。 やっぱりどこかで「自分や、自分の大切な人がそういう状態になったらどうしよう?」っていう不安もあります。まさに言ってくれた2つの動機、「大切な人を守るため」「自分自身を守るため」って、どちらもすごく自然な感情だと思います。これは前回のブログ記事で書いたことをそのまま引用しました。重要なことなので。 質問者) 重要なことを何度も繰り返して伝えて下さる内田さんの姿勢は大事だな!って感じました。実際に自殺は「特別な人が突然陥る問題」ではなく、誰にでも起こり得るというところがミソだと知ることが出来ました。だからこそ「自殺問題に関心を持ってくれた方々」を逃さずに、次の一歩へと繋げていく活動って本当に重要だし、ありがたいです。 僕) そうですね!また繰り返してしまうんですが、ご質問者様のように、自殺問題に関心を持ち始めたばかりの方々は、「もしもに備えて自分にとって大切な人を自殺から回避させられるように予防策を学んでおきたい」という気持ち、もしくは「自分自身が複数の悩みを抱え込む立場になったときに自殺から自分を守りたい」という気持ちの2点に大きく分かれ、そのどちらも重要ということ。 後者は「保身的な考えではないのか?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それが自殺予防というものです。今は健康的に生きていても突然複数の悩みを抱え込んでしまう状況に誰がなってもおかしくありません。前者のほうは、突き詰めていくと「自分が自分の大切な人にとってのゲートキーパーになれるようになりたい」という気持ちに繋がっていきます。「ゲートキーパー」は人口規模の小さな自治体でも近年ようやく力を入れ始めてきた分野です。 質問者) 本当にその通りですね。「保身的」という言葉に対する誤解も、たしかにあるかもしれません。でも、実際には「自分の命を守る術を知っておく」って、まさに予防の本質ですよね。たとえるなら、防災訓練を受けておくことと同じで、「今大丈夫だから関係ない」「地元では過去100年間でも大災害は起きてないから参加する必要はない」ではなく、「いつか起こるかもしれないリスクに備えて準備しておく」ということなんですよね! 僕) あっ!とても良い例えです。僕も講演会の時に、ご質問者様のその防災訓練の例えを参加者に伝えてみたいな!と思いました。防災訓練って幼い頃から大学に入っても定期的に受けるものですし、参加者にとっては、いきなり自殺予防の話をするよりも、導入口として身近で伝わりやすそうです。 質問者) 内田さんの今後のご講演にも役に立てれるような例え話を挙げられて私も嬉しいです。ちなみに、「ゲートキーパー」について詳しく学べるような場所や、自治体がやってるような講座とか研修って、どうやって探したらいいんでしょうか?できれば、無理のない範囲で参加してみたいなとも思っていまして。 僕) まず、自治体がやっているゲートキーパーについて学べる研修会や講座は、SNS発信している自治体はそれほど多くないため、日常的に地元の公共施設(=保健センター・保健所・市役所・市民会館・公民館・コミュニティセンター・公立図書館等)へ行ってパンフレットコーナーを見ることで、案内チラシを発見できるケースが多いようです。 質問者) なるほど、やっぱり地元の情報って、意外とネットよりも紙のチラシとかポスターのほうが早く出てることもあるんですね。普段あまり意識して見てなかったんですけど、地域の公民館とか図書館、保健センターみたいな公共施設に行ったときは、パンフレットコーナーもチェックしてみようと思います!あと、答えにくかったら申し訳ないのですが、自治体が主催する「ゲートキーパー研修会」の特徴??のような、内田さんが実際に参加者の1人として参加された時の感想があれば教えていただきたいです。 僕) わかりました。決して、批判するわけではありませんが自治体主催の「ゲートキーパー研修会」もしくは「ゲートキーパー養成講座」(=名称は各自治体によって色々あります)は、中身が薄いものが多く(=僕たちは様々な自治体主催のものを偵察しています)、とてもではありませんが参加したことで「今日からゲートキーパーだ!」と自信を持てるようなレベルには達せていない中身です…。「ゲートキーパーになりたいと思い始めた市民向けの超入門講座」というレベル、といえば何となくイメージできるでしょうか? 質問者) いやいや、そういうリアルな意見、めちゃくちゃありがたいです。批判ではなく、むしろ現場をちゃんと見てきた内田さんの「実感」だからこそ、すごく説得力あるなって思います。 たしかに、自治体が主催するものって「まずは知ってもらう」っていう入口的な意味合いが強いのかもしれませんね。私はまだ自殺予防がテーマの催しには参加経験はありませんが、別の自治体主催の啓発講演会に参加したことはあります。広く浅く、って感じでした。「関心を持ち始めた人」にとっては良いきっかけになるかもしれないけど、それで「よし、ゲートキーパーとして誰かを支えよう!」ってところまで行くには、正直なところ物足りない気持ちになるのはイメージしやすいです。 だからこそ、もし「もっと深く学びたい」と思ったときに、次のステップとして、どこで・どんなふうに学んでいけばいいのか、そういう情報が本当はもっと広まってほしいですよね。質問の続きになるんですが、たとえ専門的な研修をまだ受けてなくても、「日常の中でできるゲートキーパー的な関わり方」とか、「まず持っておきたい心構え」って、ありますか? 僕) 上手くイメージしていただけて良かったです。追加のご質問ありがとうございます。「日常の中でできるゲートキーパー的な関わり方」は、相談を打ち明けられた際には「真面目に真摯に相手の気持ちや考えを受け止める」です。決して相手の相談内容について茶化さないこと、軽く扱わないこと、否定しないことが重要ポイントです。ただただ真摯に相手の相談を聴くことも、日常の中でできるゲートキーパー的な関わり方です。 質問者) それ、ものすごく大事な視点だと思います。「ゲートキーパー」と聞くと、特別な知識や技術を持っていなきゃいけないような気がしてしまうけど、実はその“第一歩”って、相手の話を真面目に、真摯に聴くことなんですね。たしかに、つい「元気出しなよ」とか「そんなの気にしすぎだよ」みたいに、励まそうとして軽く言ってしまいがちです。 僕) その通りです。つい「励ましの言葉」を軽く言ってしまいそうになるのですが、特に「そんなの気にしすぎだよ」なんて言ってしまうと、逆に相手に「分かってもらえなかった」と思わせてしまうこともあります…。相談した側としても「あ、もうこの人には話せないな」と絶望感を持ってしまうこともあります。難しいですよね、「励ましの言葉」を言う時って、別に相談してくれた相手を追い詰めてやろう!などという意図はなく、エールのつもりで…という場合が多いと思うんです。 質問者) はい。私もつい「元気を出しなよ」とか「悩んでいるAさんはAさんらしくないよ♪」といった、エールのつもりで言葉掛けをしてしまうことがあります。茶化さず、軽んじず、否定せず、ただ真摯に耳を傾けることが、ものすごく大きな支えになるんだろうなって、すごく納得しました。死にたいほどの辛い相談をしてくれた相手に「何か正しいことを言おう」って神経をとがらせるよりも、「ちゃんと聴くこと」にエネルギーを注ぐほうが、よほど大事なんですね。 僕) そうですね。死にたいほどの辛い深刻な悩み相談であればあるほど、打ち明けられた側としては、さっさと励まして明るい別の話題に無理にでも持っていこうとする心理が働いてしまいがちですね。でも、ご質問者様のように「ちゃんと聴くこと」にエネルギーを注ぐほうが大事、という意識を持ち始めるようになることは大切ですね。 質問者) ちなみに、「話を聴くときの具体的なコツ」とかってあったりしますか?たとえば表情や姿勢とか。「これは意識しておくといいよ」みたいな実践的なポイントがあれば、教えてもらえると嬉しいです! 僕) わかりました。簡潔ですが、表情は優しく。姿勢(=態度)は、腕を組まない・足を組まない・のけぞらない、の3ポイントです。相談を受けた際に「何かアドバイスしなきゃ!」と焦る気持ちが芽生えると思いますが、アドバイスをしたところで当事者にとってあまり意味がないため、アドバイスよりも「こういう相談窓口があるよ。よかったら私も一緒についてってあげようか?」といった情報提供を意識すると良いでしょう。 質問者) 簡素ですが、という前置きでしたが、めちゃくちゃ具体的でありがたいです!そういう実践的なポイントって、意外と誰も教えてくれなかったりするので、すごく参考になります。 僕) せっかくなので、もう少し説明を交えて整理してみましょうか?「日常の中で“聴く姿勢”として意識すべきポイント」とでも題しまして。まず「表情は優しく」は、無理に笑顔じゃなくてもいいのですが、相手が「ここでなら話しても大丈夫かも」と安心感を抱いてもらえるような表情が大切ですね。 次に「腕を組まない」は、閉じた印象を与えない態度の1つです。重要な相談を聴く時に腕を組むことが習慣化されている方は直したほうが良いかなと思います。そして「足を組まない」は、聴き手が偉そうな態度を取っているように感じてしまう相談者がいるということ。 もしくは、日常生活の中で足を組む時というのはリラックスしている時が割とあるのではないかと思います。聴き手が相談者に緊張感を持たせないように優しい音楽を流したりと、少しでもリラックスできるような雰囲気づくり(=環境づくり)を心がけることは大切なことです…が、相談者ではなく聴き手が足を組むと、自分だけリラックスしているようにも捉えられがちなので注意したいポイントですね。 質問者) 感じ取られ方まで具体的に説明いただいてありがとうございます。こうして見ると、見た目や雰囲気って、想像以上に「安心して話せるかどうか」に関わってくるんだなって気づかされます。聴く姿勢で「のけぞらない」というのは、話から距離を取っているように見えないように?という感じでしょうか? 僕) すみません、お答え忘れていました。「のけぞる」姿勢はご質問者様のおっしゃる通りです。あとは、深刻な悩み相談を勇気を出して打ち明けている最中に、聴き手側が上体をのけぞっている態度を取られたとしたら…?をイメージしてみると、とてもではありませんが「ちゃんと話を聴いてもらえているなぁ」とか感じられないのではないでしょうか。人によっては「横柄な態度を取られた!!」と怒る方もいるのでは…と。 質問者) たしかにイメージしてみると「横柄な態度」に感じられてしまうかもしれないですね。実は先ほどのご回答の中で何より印象に残ったことがあります。「アドバイスをしたところで当事者にとってあまり意味がない」この一言でした。たしかに、相談を受けた側は「何とかしてあげたい!」っていう焦りの気持ちから、すぐ「解決策」を出したくなってしまうのですが、当事者からしたら「解決してほしい」というより、「今のしんどさをわかってほしい」「一緒にいてほしい」っていう気持ちのほうが強いんですね? 僕) そうですね。十人十色ではあるものの「共感」や「受容」を求める方のほうが多い印象です。もちろん「いま解決しないと明日には死ぬしかない!」と訴えてくる方もいらっしゃると思います。そういう場合に大切にしたい心構えとしては、「ゲートキーパーが自分ひとりで相談者の悩みを解決しようと焦ったり、自分ひとりで相談を受けた者としての責任を全うしなきゃ」と思わないことです。けっこう重要なポイントです。ゲートキーパーは受けた悩みごとを抱え込んでしまいがちですから。 そうではなくて、ゲートキーパー側も専門家だったり地域の民生委員に相談したりして良いということ。むしろ、どんどん相談して、自分の周りにサポーターを増やしていく心構えを忘れてはならないと思います。 質問者) そうなんですね!深刻な悩み相談を受けた側(=ゲートキーパー)は、相談を受けた以上はこの人を自殺から守り切るのが自分の役目だ、と思いがちだなと私も思っていました。ゲートキーパー側も自分の周囲にサポートしてくれる人たちを、なるべく多く置いて味方につけておく重要性を知りました。あと、「こういう相談窓口があるよ。よかったら私も一緒についてってあげようか?」これはアドバイスではなく情報提供なんですね。寄り添いの姿勢もプラスされていて、本当に大事なんだと思います。言葉としてはシンプルだけど、「一人にしないよ」というメッセージがそこに込められていて、すごく温かいです。 僕) またひとつ学びが増えたようで何よりです。これから自殺問題そして自殺予防について学んでいくほど「知りたい!」「なぜ?」と思えることが出てくるだろうと思います。僕がそうでしたから。そうした時には遠慮なくメッセージをください。 質問者) はい!これから、難しくない感じの易しい書籍を探してみて自殺問題と自殺予防について基礎知識を増やしていこうと思います。ありがとうございました。またよろしくお願いします。 以上 自殺未遂当事者の会-芯- 事務局長 内田貴之
人生で数多くの世界遺産は見たいものだ
人生で数多くの世界遺産は見たいものだ…
と昨日、B型作業所でふと思ったので調べてみました。 世界中には数え切れないほどの世界遺産が存在することと、 日本にもたくさんあるんだな〜!ということを知りました。 今まで全く興味関心なかったことだったので新鮮です。 行ったことのある世界遺産も分かりました。 建物名ではなく長ったらしい名称ですが これらで登録されているようですね。 ・法隆寺地域の仏教建造物(奈良県) ・古都京都の文化財(京都府) ・古都奈良の文化財(奈良県) ・琉球王国のグスク及び関連遺産群(沖縄県) ・古代都市スコータイと周辺の古代都市群(タイ王国) ・古都アユタヤ文化遺産(タイ王国) ・タイ料理「トムヤムクン」無形文化遺産(タイ王国) 奈良・京都・沖縄の世界遺産は高校時代の修学旅行で訪れたことがあったようです。 写真を見てみると「あー!見た!」と思いだします。 タイ王国の世界遺産は大学時代の国際WEBデザインコンテストで渡航した際、 数日間かけてあっちこっちへ連れて歩かされたところばかり。 なるほど〜、世界遺産だから案内してくれたんですね〜。 僕の人生はあと何年残されているのか分かりませんが、 できれば長生きして数多くの世界遺産を見たいものです。 以上 自殺未遂当事者の会-芯- 事務局長 内田貴之
講演等で使用する自殺関連用語説明
おはようございます。
2回目の中途覚醒でそのまま起床した内田です。 今朝、事務局多目的室の片付けをしていたところ 過去に講演会で配布していた資料を見つけたので 「加筆」した上で皆さんに紹介したいと思います。 1)希死念慮 「消えたい」「死にたい」という考えが散発的に浮かんでしまう状態、その考えのことを指します。精神疾患の症状の1つです。「自殺念慮」よりは軽い段階ですが、希死念慮によって自殺企図に至る事例も少なくないことから、甘く見ることは禁物です。これに介入することを「自殺予防(Suicide Prevention)」と称します。 2)自殺念慮 「自殺したい」という考えが永続的あるいは長期間浮かんでしまう状態、その考えのことを指します。精神疾患の症状の1つですが「希死念慮」よりも重たく危険性があると捉えます。これに介入することも「自殺予防(Suicide Prevention)」と称します。 3)自殺企図 自殺の道具を揃えたり実行日や場所を考るなどの準備期間から、実際に自殺行為を実行するまでの範囲を指します。周囲から見た場合は「自殺危機」と表現し、これに介入することを「危機介入」あるいは「自殺防止(Suicide Intervention)」と称します。 4)自殺既遂 自殺企図を実行した者の自殺が成功して死亡した状態を指します。自殺既遂が起きた場合、身近な方々に介入することを「Suicide Postvention」と称し、精神科医やソーシャルワーカーによる心のケアおよび後追い自殺が発生しないよう警戒します。 5)自殺未遂 自殺企図を実行した者の自殺が失敗して命を取り留めた状態を指します。自殺未遂者は再び自殺企図するケースが統計的に多いため、周囲は楽観視せず見守り・警戒が必要です。自殺未遂から時間が経って、ある程度精神的に落ち着いてきた当事者を集めて、経験談を打ち明け合ったり、自殺未遂の経験を今後の人生でどのように活かして生きていくかという話をする「茶話会」を当会では取り組んでいます。当会のような「自殺未遂当事者による自殺未遂当事者のための自助グループ」は調べた限り全国初です。 6)自殺遺族 自殺既遂者の家族のことを指します。「わかちあいの会」等の遺族向けグループが全国的に存在し、大抵は精神科医やソーシャルワーカーの監修のもと、グリーフケアが行われています。 7)自殺遺友 自殺既遂者の友人のことを指します。この用語は当会が作った造語です。 8)自死 自殺遺族に対して使われる配慮的表現を指します。遺族や遺友自身が「自殺」という表現を避けて「自死」を用いることもあります。 ------ ご質問・ご指摘などは遠慮なくコメントして下さい。 ------ 以上 自殺未遂当事者の会-芯- 事務局長 内田貴之
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