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事務局長の自由日記帳

自分の生きていく「芯」を持つ意味を探す場所として設立した、自殺未遂当事者による自殺未遂当事者のための自己救済活動を行う自助グループ「自殺未遂当事者の会-芯-」。事務局長の内田の自由日記帳です。


パステル教室の権利をベクトルズへ譲渡した件 [2024年12月02日(Mon)]
こんばんは。
参加者にとってはどうでもいい話なのですが、
自殺未遂当事者の会-芯- 内田さつき会長が
やってきた「こころの癒しパステルアート教室」を、
このまま自殺未遂当事者の会-芯-が開催し続けることに
ちょっと違和感を持っていました。

障害当事者団体ベクトルズを設立したことによって、
パステル教室の権利を譲渡してしまえば
この抱いている違和感を解消できなあと思いました。

「こころの癒しパステルアート教室」のほとんどは、
自殺予防団体-SPbyMD-が主催する
「ゲートキーパー養成講習」の中のプログラムとして
やってきました。

2025年3月23日に自殺予防団体-SPbyMD-の
「ゲートキーパー養成講習」を新ひだか町で開催しますが、
パステル教室のクレジット表記を
「障害当事者団体ベクトルズ 会員 内田さつき」に
変更させてもらっています。

先述した違和感というのは説明しにくいのですが、
例えば、
自殺未遂当事者の会-芯- 主催 精神障害者経験談講演会
自殺予防団体-SPbyMD- 主催 精神障害者経験談講演会
障害当事者団体ベクトルズ 主催 精神障害者経験談講演会

同じタイトルだとしてもどの団体が主催になるかによって
対象者も開催目的も異なるんです。
それは以前記事にした「団体の人格」にも関わることです。

この例で、
自殺未遂当事者の会-芯- 主催なら
精神障害者経験談講演会の講演内容は
自殺未遂の経験を持つ精神障害者による
精神障害の症状と自殺未遂に至った経緯の経験談。
(講師は経験を単に話せばよい)

自殺予防団体-SPbyMD- 主催なら
精神障害と自殺との関係性を統計データと経験談を
交えて解説した上で、どういう治療法や思考行動が
自殺予防となり得るのかまで講義する必要がある。

障害当事者団体ベクトルズ 主催なら
精神障害を持つ当事者としての苦労話などを話せばよい。

という感じですね。
例を挙げても、その団体の人格をあまり知らなければ
理解しにくいことかもしれません♪

とりあえず権利譲渡しましたよという報告でした。
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