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事務局長の自由日記帳

自分の生きていく「芯」を持つ意味を探す場所として設立した、自殺未遂当事者による自殺未遂当事者のための自己救済活動を行う自助グループ「自殺未遂当事者の会-芯-」。事務局長の内田の自由日記帳です。


Q,参加者がいない=需要がない? [2023年05月15日(Mon)]
こんにちは、今回のFAQは「Q,参加者がいない=需要がない?」です。
自殺未遂当事者の会-芯-の事務局長内田がお答えします。

こうした経験は団体設立直後や活動開始直後から1年くらいの期間で、
少なくなく起こり得ます。
かくいう内田も別の団体の代表を務めていた頃に経験しています。

例えば「自殺予防講演会」の開催をスタートしたとき、
集客活動をがんばっても参加者がゼロ名という回を
何度も連続して経験しました。

しかし、
それでも信念をもって開催を続けていくことで
次第に参加者がちらりほらりと増えていきました。
10年間継続して現在では最大80名の参加者が集うようになりました。

「参加者がいなくても信念をもって続ける」
ということが大切だと思います。

また「自殺予防講演会」の場合だと
講演内容を試行錯誤したりもしました。

自殺予防映画の上映や解説を取り入れてみたり、
講師自身の自殺に関する体験を取り入れてみたりと。

参加者ゼロ=需要がないのかなと安直に思えてしまいがちですが、
内容が詰まった聴きごたえのある講演会になっていくことで
「聴いてみたい」と思って下さる方が現れてきます。

需要があるかどうかの判断は、
なが〜い目でみて、丹念に続けて行ってからで良いのです。

ちなみに自殺未遂当事者の会-芯-の場合は、
既に別の団体で10年間活動を続けてきたノウハウがあって
その経験を持って新たに立ち上げた団体なので
最初から集客はしっかりありました。

諦めずに続けて頑張ってください!

以上
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