※ささラブ応援隊のFacebookより♡
そろそろ佐々並の風物詩、「ホタル観賞」の時期です。
写真は昨晩、佐々並大下地区の長瀬橋付近で撮影し、1匹ですが確認できました

「佐々並の見ごろはいつでしょうか?」
そんな問い合わせが、今のところありませんがご紹介します。
まず、ホタルの種類は日本だけで約50種類くらいです。
その中で日本で多く見られるのが、ゲンジボタル・ヘイケホタル・ヒメボタルです。
『ゲンジボタル』は、強い光でゆっくりと発光します。
河川など流水のある場所に生息し、主に、本州・九州・四国地方で見られます。
『ヘイケボタル』は、発光は弱めでチカチカと揺れるように光ります。
沖縄以外の日本各地見られ、多少、水が汚れている場所でも生息できるようです。
『ヒメボタル』は、黄色く強めの発光で、水が全くない場所でも生息することができます。
そして、ホタルは6月頃に卵を産みます。
そこから羽化して成虫になり、地上に出てくるのは「約1年後」です。
羽化後のホタルは、なんと2週間で死んでしまいます

羽化してからのホタルの命は短いのです。
観賞時期ですが、ゲンジボタルの時期は5〜7月。
ヘイケボタルは6〜8月が一般的のようです。
ホタルは20時〜21時あたりの時間帯が出現率が高いようです。
ただし、ホタルの出現は気候により変動します。
特に冬から春にかけての気候が大きく影響します。
比較的暖かい日が多いと、例年並みか少し早い程度だと思われます。
また、気候のほか「台風」や「豪雨」など、自然災害にも影響されます。
昨年、卵を産んだあとに豪雨による河川氾濫があれば、卵が流されているかもしれません。
これらの災害があったところはホタルの出現が遅くなる、または数が例年より少ない傾向にあります。
また、気候により出現が早いほど数が分散されるので、1回1回の出現数は少なくなります。
最後に結論。
例年、「佐々並ホタル観賞バスツアー」が6月下旬20時より開催されています。
(今年は未定です)
それを踏まえて、「ささラブほたる研究隊」発表の「佐々並のホタル見ごろ」予想ですが、
・時期 - 6月中旬から7月の?旬
・日時 - 湿度の高い暖かい日の20時以降
(月明かりの薄い夜が良い)
・場所 - 河川付近
ホタルは湿度の高い暖かい日によく見られます。(雨の前日など)
標高が高く気温の低い佐々並地域は、見ごろは他地域より少し遅いかもしれませんね。
そして、風が強い日や雨の日は可能性が低いです。要チェックです。
また、「ささラブほたる研究隊」調べによると、月明かりの薄い夜の方が良いです。
明るいと発光しないようです。
満月の夜は期待できないかも。
懐中電灯を持参して、河川付近で暗闇に向かってボタンをチカチカさせると、ホタルも反応して発光することもあります

光害にならない程度で試してみましょう。



イメージです。ずいぶん前の佐々並のホタルの写真です。
