休校の合間の不思議シリーズ その3です。
体育館横に像があります。
小学校などで校門近くにある銅像といえば「二宮金次郎像」。
薪を背負って読書をしながら歩く少年の姿は、家の手伝いを
しながらも学びを怠らない理想の姿として広められました。
多くの人に知られている金次郎ですが、佐々並小には違った
形の像があります。
薪を背負わずに、平鍬(ひらくわ)を手にして、作業の合間に
本を読んでいる姿の像です。珍しいということで、以前、遠方
から見学に来られたそうです。
昭和10年に作られ、台座に当時の地名「阿武郡佐々並村」と
作者名が記されています。当時は旧小学校跡に設置されていた
のでしょうか。
その後、場所を変えて戦時中の金属類回収令を免れ、今の位置
に移されたということですが、詳しくはよくわかりません。
ご存じの方がおられたら、小学校までお知らせください。

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