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笹川 陽平
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【私の毎日】10月23日(木) [2025年10月23日(Thu)]

10月23日(木)

5:00 羽田着

6:00 財団着

終日 財団内打合せ、原稿書き、寄付金への礼状書き

【私の毎日】10月22日(水) [2025年10月22日(Wed)]

10月22日(水)

1:30 JKF発

「日本研究者養成」 ―アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター(IUC)― [2025年10月22日(Wed)]

「日本研究者養成」
―アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター(IUC)―


海外における日本研究者が著しく減少傾向にある。一方、中国語及び中国研究者は国家政策の後押しもあり、世界的に激増している。国力の差は如何ともしがたいが、アメリカのある大学では日本の歴史を中国人教授が教えている例もあった。その教授のもとで学んだ学生が日本に対してどのような歴史観を持つかは想像に難くなく、憂慮すべきことです。

日本財団は限られた範囲ではありますが、世界における日本理解の促進のために懸命に世界中で活動を行っています。なかでも「日本を知る200冊の図書寄贈プロジェクト(READ JAPAN PROJECT)」は、すでに154ヶ国1,619機関に図書が届けられ、今も継続している人気のプロジェクトです。これは姉妹財団である東京財団の努力によるものです。

さらに、イギリスの著名13大学やスカンジナビア5ヶ国9大学に日本講座を開設・継続し、トルコのチャナッカレ大学やルーマニアのブカレスト大学を含む6ヶ国11大学では日本語教育プログラムを展開しています。

表題のアメリカ・カナダ大学連合日本研究センター(IUC)は、1963年の設立以来、上級日本語教育を行う世界有数の教育機関です。横浜に拠点を置き、日本研究者のために10ヶ月間の専門的な日本語集中講座を実施しており、ここで学ぶ学生は将来、大学教授や日本語出版物の翻訳家などとして活躍が期待される侑主な人材です。

これまでにIUCにおける日本財団フェローは246名にのぼり、アメリカやカナダを中心に活躍しています。今年度は、以下の20名が来日されました。各フェローの氏名と略歴、ならびに10月1日に行われた奨学金授与式での簡単な私の挨拶を掲載します。


*******************
アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター(IUC)
2025-26日本財団フェロー


Darius Barnes デーリアス・バーンズ [アメリカ]
イリノイ大学アーバナシャンペイン校大学院博士課程〈2028年博士号取得予定〉
研究テーマ:1982〜91年の政治的、社会的、文化的激動の時代におけるフジテレビの番組編成

Keegan Callerame キゲン・カレラミ [アメリカ]
ハワイ大学マノア校大学院博士課程〈2029年博士号取得予定〉
研究テーマ: ニーチェと日本仏教を元にした現在哲学向けの倫理学

Sophie Eichelberger ソフィー・アイクラバーガー [アメリカ]
ペンシルベニア大学大学院博士課程〈2028年博士号取得予定〉
研究テーマ: 近世日本における女性のファッションと自己認識の関係

Zifan Yang ジファン・ヤン [カナダ]
スタンフォード大学大学院博士課程〈2029年博士号取得予定〉
研究テーマ: 心の理論と文学

Qing Zhang チン・ジャン [アメリカ]
イェール大学大学院博士課程〈2028年博士号取得予定〉
研究テーマ: 戦後日中関係と森村誠一の遺産

Olivia Dobbs オリビア・ドブズ [アメリカ]
イェール大学大学院修士課程〈2027年修士号取得予定〉
研究テーマ: 日本の産業遺産と負の遺産

Adam Klein アダム・クライン [アメリカ]
スタンフォード大学大学院修士課程修了〈2025年修士号取得〉
研究テーマ: 詩と環境との関係

Addison Kwasigroch アディソン・クァズィグロ [アメリカ]
セントルイス・ワシントン大学大学院修士課程修了〈2025年修士号取得〉
研究テーマ: 作家佐多稲子の戦前作品

Nicholas Malik ニコラス・マリク [アメリカ]
ワシントン大学大学院修士課程〈2026年修士号取得予定〉
研究テーマ: 松本清張の小説における地方の描写

Tyler McMillin タイラー・マクミラン [アメリカ]
ハワイ大学マノア校大学院修士課程修了〈2025年修士号取得〉
研究テーマ: 夏目漱石の作品に於ける耽美的傾向と日本の耽美主義文学の歴史

Julie Morris ジュリー・モリス [アメリカ]
カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院修士課程修了〈2023年修士号取得〉
研究テーマ: 今様と『梁塵秘抄』―欧米アカデミアにおけるジェンダー論的後白河院観の再考

Stefanos Rodinos ステファノス・ロディノス [キプロス・アメリカ]
ケンブリッジ大学大学院修士課程修了〈2022年修士号取得〉
研究テーマ: 純粋数学の圏論を用いた日本語と他言語間の翻訳について

Gillian Sawyer ジリアン・ソーヤー [アメリカ]
ハワイ大学マノア校大学院修士課程修了〈2025年修士号取得〉
研究テーマ: 沖縄の危機言語の復興について

Emi Watanabe エミ・ワタナベ [アメリカ・日本]
テュレーン大学大学院修士課程修了〈2015年修士号取得〉
研究テーマ: 日本における防災と災害対策

Ryan Zhao ライアン・チョウ [カナダ]
ブリティッシュ・コロンビア大学大学院修士課程〈2027年修士号取得予定〉
研究テーマ: 村松梢風の上海旅行記『魔都』を通した日本人の日本観と国際社会でのその立場の理解について

Jeffrey Chen ジェフリー・チェン [アメリカ]
センター大学卒業〈2020年学士号取得〉
研究テーマ: 日米同盟における沖縄の戦略的な役割と日本の安全保障戦略が地域経済に及ぼす影響

Samantha Doyle-Jacobson サマンサ・ドイルジェイコブソン [アメリカ]
カリフォルニア大学バークレー校卒業〈2023年学士号取得〉
研究テーマ: 日米関係と核実験の影響

Christopher Ellars クリストファー・エラーズ [アメリカ]
ボストン大学卒業〈2025年学士号取得〉
研究テーマ: 日本の伝統芸能と西洋のオペラとの関係

Paige Lockwood ペイジ・ロックウッド [アメリカ]
セントルイス・ワシントン大学卒業〈2021年学士号取得〉
研究テーマ: 外国人観光客の受入れが日本の食文化や少数民族の観光産業への関与に及ぼす影響

Jason Wang ジェイソン・ワン [アメリカ]
イェール大学卒業〈2025年学士号取得〉
研究テーマ: 翻訳・ゲームデザイン



*******************
アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター(IUC)
2025年度奨学金授与式


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皆さん、ようこそ日本におこしくださいました。心待ちにしておりました。長い間、バートン先生ご指導のもと、多くの方々が日本での大変充実したプログラムを経験し、その成果をもって大学にもどり、それぞれの専門分野に沿って活躍されていることを、大変嬉しく思っています。

『文明の衝突』という本を読まれた方もいると思います。この小さな島国でありながら、世界八大文明の一つとして評価を受けている伝統ある国です。皆さんの中にも伝統に惹かれて日本に興味をお持ちになった方もいるのではないかと思います。

今回は短い滞在期間かもしれませんが、バートン先生を中心とした優れた教育内容を通じて、日本の各地域に根差す伝統・文化にも触れていただければと思います。例えば、日本は鉄道が発達しており、それぞれの駅には各地域特有のお菓子や工芸品があります。小さな国でありながら、駅ごとに独自の特色があるのは世界でも稀なことです。日本は、江戸時代までは約300の地域に分かれ、それぞれに独特の文化や暮らしが存在していました。そのため、今なお地域ごとに違った文化が息づいています。私自身、86年も日本に住んでいながら、日本についての理解はまだ足りないと感じています。

だからこそ、皆さんが日本を学ぼうという姿勢をお持ちであることを大変嬉しく思いますし、皆さんによって様々なことが発信されていくことは、私たちにとっても非常にありがたいことです。私たちの方が皆さんの来日に感謝しなければなりません。短い期間ではありますが、どうぞ充実した生活を過ごしてください。日本財団には様々なプログラムがあり、これまで世界各国で約4万人を超える奨学生を支援してまいりました。単に学業の資金を提供するだけでなく、卒業後も末永く日本財団と交流を続けていただきたいというのが私たちの願いです。ネットワークもございますので、どうぞ生涯にわたり日本財団の仲間の一員になっていただければと、心から願っております。日本での滞在が有意義なものになりますよう期待しております。

【私の毎日】10月21日(火) [2025年10月21日(Tue)]

10月21日(火)

8:00 IMLI(International Maritime Law Institute-国際海事法研究所)、UN-DOALOS(国際連合-海洋問題海洋法課)フェローとの朝食会

@DOALOSフェローのマーブ氏.JPG
DOALOSフェローのマーブ氏

ADOALOSフェローのロビー氏(右)とトリッシュ氏.JPG
DOALOSフェローのロビー氏(右)とトリッシュ氏


10:30 ガストン・アルファンソ・ブラウン首相

Bブラウン首相.JPG
ブラウン首相


11:20 ガーディナーIMO常駐大使、ベル海洋政策ブルーエコノミーセンター所長 

Cベル所長(右)とガーディナーIMO常駐大使と.JPG
ベル所長(右)とガーディナーIMO常駐大使と


12:00 関係者との昼食

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休暇で来たわけではありません


14:00 宿泊ホテル発

16:50 アンティグア・バーブーダ発

20:30 アメリカ・ニューヨーク着(空港待機約5時間)

【私の毎日】10月20日(月) [2025年10月20日(Mon)]

10月20日(月)

8:00 朝食

10:30 世界海事大学(WMU)奨学生同窓会

@世界海事大学(WMU)の奨学生同窓会に出席.jpg
世界海事大学(WMU)の奨学生同窓会に出席

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卒業生からそれぞれの近況を聞く


12:00 エコノミストのチャールズ・ゴダード(Charles Goddard) 氏 

Bエコノミストのゴダード氏.jpg
エコノミストのゴダード氏


13:00 関係者との昼食

C人口約9万人のアンティグア・バブーダ.JPG
人口約9万人のアンティグア・バブーダ

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種子島とほぼ同じ大きさとのこと


18:30 関係者との夕食

「アジアの障がい者リーダー育成」 ―大学院奨学金プログラム― [2025年10月20日(Mon)]

「アジアの障がい者リーダー育成」
―大学院奨学金プログラム―

残念ながら、東南アジア諸国ではいまだに障がい者が家庭に引き込んでしまうケースが多く、就職はもちろん、高等教育を受けることも貧困家庭では非常に困難な状況にある。

日本財団では、こうした方々を社会参加させるためには、各国で障がい者の指導者を養成することが必要だと考え、1993年からアメリカの有名な聴覚障がい者のための高等教育機関であるギャローデッド大学および理科系のロチェスター工科大学に奨学金制度を設置している。卒業後は、障がい者対策が遅れている母国に帰り、指導者になるべく活動を続けてきた。

近年、アジアでもようやく障がい者問題が社会の話題として取り上げられるようになり、日本財団の活動の成果が見え始め、そこで2016年からは、マレーシアのマラヤ大学において、障がい者政策の立案や企業で活躍できる人材を養成する大学院奨学金プログラムを実施。社会で埋もれている障がい者の皆さんに夢と希望を与え、将来的に社会で存在感のある有能な人材、そして指導者となれる人材の育成を行ってきました。

2025年9月現在、東南アジア7ヶ国から合計91名が奨学金を受給しています。内訳は、四肢障害49名、視覚障害24名、聴覚障害16名、ろう者1名、学習障害1名です。奨学金は1年あたり1人3〜4万ドルで、学費・生活費・渡航費・手話通訳手配費など全て日本財団が負担しており、2016年度から2024年度までの総費用は4,571,442ドル(約6億8,000万円)にのぼります。

既にマラヤ大学大学院を卒業したマレーシア、フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの大学院卒業生は、大学、政府機関、企業、NGO等で活躍しており、ようやく日本財団の夢が実りつつあり、今後もこの取り組みを継続し、発展させてまいります。

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大学院での研修の様子

【私の毎日】10月19日(日) [2025年10月19日(Sun)]

10月19日(日)

4:40 ホテル発

6:50 ワシントンDC発

9:00 マイアミ着(空港待機約3時間半)

12:30 マイアミ発

15:30 アンティグア・バーブーダ着

17:30 宿泊ホテル着

18:30 関係者との夕食

【私の毎日】10月18日(土) [2025年10月18日(Sat)]

10月18日(土)

7:30 朝食

9:30 ギャローデッド大学訪問

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ギャローデッド大学のロベルタ・コルダーノ学長

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ギャローデッド大学の笹川奨学生たちと


11:30 秋元聡宏・米国笹川財団(SPF-USA)会長

12:30 秋元聡宏会長、ササカワアフリカ財団アミット会長と昼食

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ササカワアフリカ財団のアミット会長


16:00 笹川奨学生との懇親

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笹川奨学生の秋山莉奈さん(右)と井口仁さんと


18:00 関係者との夕食

【私の毎日】10月17日(金) [2025年10月17日(Fri)]

10月17日(金)

7:00 ホテル発

8:30 ボストン空港着

11:00 ボストン発

12:15 ワシントンDC着

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秋晴れのワシントンDC


13:20 宿泊ホテル着

13:30 関係者との昼食

17:00 山田重夫・駐アメリカ日本国大使

18:30 関係者との昼食

「モンゴルの地方創生に協力」 ―国立4大学で奨学金― [2025年10月17日(Fri)]

「モンゴルの地方創生に協力」
―国立4大学で奨学金―

御高承の通り、モンゴルはロシアと中国に挟まれた民主主義国家で、大相撲での活躍をはじめ、政府、国民も大の親日家です。近年、モンゴルも近代化の影響で人口約350万人のうち、約173万人が首都のウランバートルを中心に住んでおり、大草原の国・モンゴルの地方は人口減と共に、疲弊の度合いを深めています。モンゴル政府より日本財団に地方活性化の人材養成の依頼があり、大統領府と会談を重ね、下記の通り人材養成プログラムを作成し、10年間実行することになりました。

毎年100人の地方で選抜された優秀な学生で

モンゴル国立大学(環境、林業、生態学)
モンゴル国立医科大学(医学、公衆衛生、栄養学)
モンゴル国立農業大学(畜産学、農業、植物保護学)
モンゴル国立科学技術大学(食糧生産・供給バイオテクノロジー)

以上の4校に合格した学生に一年間約20万円を日本財団が奨学金として提供します。10年間の契約の費用は7億5千万円を予定しています。

奨学生の条件は、卒業後それぞれの出身地に帰り、@環境・緑化、A食料供給・食料安全、B医療・公衆衛生、の分野で3年以上従事することです。

9月11日、大統領府の会議室でウイルストゲルドゥル大統領府長官より一人一人に認定書が授与されました。尚、日本財団のモンゴルでの人材養成は、古くはモンゴル科学アカデミーの修士・博士課程の学生に対する笹川ヤングリーダー奨学基金があり、近年は、物づくりに必要な人材養成に向け、日本の工業専門学校を参考に三校の専門学校設立にも協力しております。

1年穀物を育てる、10年木を育てる、100年人を育てる、の精神で、日本財団は長期的展望に立った人材養成を世界各国で展開しております。