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【私の毎日】10月31日(金) [2025年10月31日(Fri)]

10月31日(金)

6:25 財団着

8:00 トレーニング

10:00 スピーチ打合せ

14:00〜16:00 笹川平和財団

終日 財団内打合せ、原稿書き、寄付金への礼状書き

「日曜日から海外活動」―タイ・スリランカ― [2025年10月31日(Fri)]

「日曜日から海外活動」
―タイ・スリランカ―


今週の日曜日より、タイおよびスリランカでの活動です。

タイでは、ミャンマーの和平に関し、少数民族武装勢力等の7グループと精力的に会談を行います。また、タイ南部・パタニにおける紛争について、現地の専門家との意見交換を予定しています。

タイに3日間滞在した後スリランカに入り、ディサナヤカ大統領ご出席のもと、初めてのハンセン病全国会議を開催。あわせて、関係閣僚との個別会談も行う予定です。また、日本財団の関係団体である日本太鼓財団からは、優れた太鼓チームが参加し、全国会議のほか、大学などで演奏を披露する予定です。

帰国は、11月8日(土)夜の予定です。

「小話再録」その5・6 ―人生には笑いが必要― [2025年10月31日(Fri)]

「小話再録」その5・6
―人生には笑いが必要―

■その5:エルサレム
たまには口やかましい妻とも海外旅行に行こうとエルサレムに出掛けた。ところが旅の途中で妻が亡くなった。
葬儀屋は、
「奥さまを連れてお帰りになるなら5000ドルですが、ここ、聖地で埋葬されれば150ドルです。いかがなさいますか?」
しばらく考え、夫は妻の遺体を連れて帰ることにした。すると葬儀屋は
「なぜ、この素晴らしい聖地で埋葬されないのですか?費用だってわずか150ドルですよ?」
「いや、昔、ここで死んで埋葬された男が3日目に復活したんだよ。そんなことがあってはたまらんから連れて帰るよ」


■その6:電話代金
あまりにも高い電話代に驚いた主人が家族会議を開いた。
父「皆よく聞けよ。この家の電話代金、こんなに高いのは許せないぞ。俺は会社から電話をかけるから責任ないけど、皆、気をつけてくれよ」
お母さん「あら、私も同じよ。家では電話はかけないわ」
息子「僕もだよ。会社の携帯を使ってるもの」
お手伝いさん「じゃ、何が問題なんですか?私も含め、皆この家の人は職場の電話を使ってるじゃないですか......」

※蛇足 お手伝いさんにとってこの家は職場ですからね。

【私の毎日】10月30日(木) [2025年10月30日(Thu)]

10月30日(木)

6:25 財団着

10:30 實生泰介 外務省領事局長

11:30 フランシスコ・エスカランテ・モリーナ大司教 駐日ヴァチカン大使

13:00 ホセイン・ジルル・ラーマン BRAC総裁(バングラデシュ)

14:15 鈴木真理 東京財団常務理事

終日 財団内打合せ、原稿書き、寄付金への礼状書き

【私の毎日】10月29日(水) [2025年10月29日(Wed)]

10月29日(水)

11:35 財団着

13:00 南里隆宏 笹川保健財団常勤理事

15:00 東京財団

終日 財団内打合せ、原稿書き、寄付金への礼状書き

「ヴァイオリンの名器」 ―ドルフィンの遍歴― [2025年10月29日(Wed)]

「ヴァイオリンの名器」
―ドルフィンの遍歴―


日本財団の姉妹財団である日本音楽財団は、世界的な名器として知られるストラディヴァリウス19丁とグァルネリ・デル・ジェズ2丁を保有し、国際審査委員会の決定に基づき、これらの楽器を世界のアーティストに無償で貸与している。このたび、「ドルフィン」がティモシー・チューイ氏に貸与されることになった。

以下に、米国の演劇専門メディアbroadway.comの10月6日付記事(原文英語)を掲載します。

*******************
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国際的なヴァイオリニスト、ティモシー・チューイ氏は、東京にある日本音楽財団より、ストラディヴァリウス1714年製「ドルフィン」ヴァイオリンを貸与される栄誉に浴しました。現存するストラディヴァリウスの最高峰3本の一つとして広く知られる「ドルフィン」は、アントニオ・スタディヴァリの黄金期を代表する傑作です。これまで数十年にわたりヤッシャ・ハイフェッツ氏、そして近年では諏訪内晶子氏とレイ・チェン氏によって演奏され、財団が誇る至宝の一つとなっています。

チューイ氏は、日本と韓国での最近の公演を経て、今月初めにこの楽器を受け取りました。これは財団からの2度目の貸与となります。チューイ氏はこれまでに、リンツ・ブルックナーハウス、トロント交響楽団、バンクーバー交響楽団、東京交響楽団、ヴェルビエ音楽祭、ウィーン楽友協会、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・リバプール・フィルハーモニー管弦楽団、シアトルのノードストローム・ホール、東京のサントリーホールなど、数多くのコンサートで1709年製ストラディヴァリウス「エンゲルマン」を演奏してきました。

「世界で最も高く評価されているヴァイオリンの一つ、ストラディヴァリウス1714年製『ドルフィン』をお貸しいただき、大変光栄に存じます」とティモシー・チューイ氏は述べています。「日本音楽財団は素晴らしい団体です。信じられないほど寛大で、使命感を持ち、これらの傑作が閉じ込められることなくコンサートホールで演奏されるよう尽力されています。ヤッシャ・ハイフェッツがこのヴァイオリンで演奏している歴史的な映像を数多く見てきましたが、彼の芸術性は常に私のインスピレーションの源でした。彼をはじめとする多くの素晴らしい音楽家の足跡を辿ることは、本当に光栄です。この楽器の音色を世界中の聴衆と共有し、その生きた遺産に貢献できることを楽しみにしています。」

「ドルフィン」は19世紀に、戯れるイルカの姿を思わせる、きらめく色鮮やかなニスの外観から名付けられました。その歴史の中で、ヴァイオリンの巨匠ヤッシャ・ハイフェッツをはじめとする著名なコレクターや演奏家の手に渡り、2000年に日本音楽財団のコレクションに収蔵されました。近年では、諏訪内晶子やレイ・チェンなども演奏しています。

ヴァイオリンの印象的な外観と背面の豊かなニスは、優雅なイルカの鮮やかで変化する色彩に例えられました。この名前は、1860年代後半にこのヴァイオリンを所有していたロンドンのヴァイオリン商、ジョージ・ハートによって付けられました。それ以来、このヴァイオリンは「ドルフィン」の名で呼ばれています。このヴァイオリンは、1862年に著名なアマチュア演奏家CGマイヤー氏がパリの商人ジャン・バティスト・ヴィヤーム氏から購入しました。1868年に彼はこのヴァイオリンをジョージ・ハートに売却しました。1875年には著名な収集家ジョン・アダム氏に売却され、アダム氏は他のコレクションとともに、1881年から1882年にかけて、当時最も著名な国際的商人であったデイヴィッド・ローリー氏にこのヴァイオリンを売却しました。1882年には、ボルトン在住のアマチュアでもあり収集家でもあったリチャード・ベネット氏に売却されました。 1892年には、WEヒル氏がこのヴァイオリンを「ドルフィン」の愛称で呼びました。ヒル&サンズ社はベネット氏からヴァイオリンを購入し、その後ライオネル・ウォーカー・マンロー氏に売却し、マンロー氏から買い戻した後、優れたアマチュア演奏家であるANストザート夫人に売却し、ストザート夫人は1915年までヴァイオリンを所有していました。1915年にWEヒル&サンズ社がヴァイオリンを買い戻し、ヴァイオリンは以前の所有者であるリチャード・ベネット氏に返却されました。ベネット氏は1926年に「ドルフィン」を含むコレクションを処分し、1935年に同名のビスケット製造会社の取締役であるジョージ・ケンプ氏の手に渡りました。1950年にはヴァイオリンの巨匠ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)の手に渡りました。ハイフェッツの後、ヴァイオリンはヘンリー・ホッティンガー氏のコレクションに保管されました。1970年以来、ヴァイオリンは香港のチョーミン・シン氏によって大切に保管されていました。英国在住。日本音楽財団は2000年2月にこの楽器を取得しました。

【私の毎日】10月28日(火) [2025年10月28日(Tue)]

10月28日(火)

6:25 財団着

8:00 トレーニング

10:00 小森雄太 東京財団 政策研究部長

11:00 佐藤 慶 全国モーターボート競走施行者協議会 専務理事

13:00 ミャンマー少数民族武装勢力Aとのズーム会談

14:00 ミャンマー少数民族武装勢力Bとのズーム会談

終日 財団内打合せ、原稿書き、寄付金への礼状書き

【私の毎日】10月27日(月) [2025年10月27日(Mon)]

10月27日(月)

6:25 財団着

10:30 小原健右 海洋事業部部長

13:00 南里隆宏 笹川保健財団常勤理事

14:00 日本音楽財団 石川理事

15:30 笹川保健財団 白鳥様

18:30 スランゲル・ウィップス・ジュニア パラオ共和国大統領との夕食会

終日 財団内打合せ、原稿書き、寄付金への礼状書き

―「漂流する日本」これでいいのか― [2025年10月27日(Mon)]

―「漂流する日本」これでいいのか―


産経新聞【正論】
2025年10月7日

国際社会が激しく揺れ動く中、戦後80年間、平和を享受してきた日本は世界の荒波の中を漂流し、沈没しかねない状況にある。最近、そんな不安を強く感じるようになった。

≪見えない国の将来像≫
憲法や皇室、安全保障など国の基本政策がいまだに定まらず、少子化や財政再建など喫緊の課題の打開策も見つかっていない。そして何よりも、国民が国づくりに参加する上で必要な国の将来像も見えていない。

一方でグローバル化が急速に進み、国際社会の動きは直ちに日本に跳ね返る時代となった。世界は協調主義から対立の時代に移りつつあり、中国や北朝鮮の脅威の高まりで、わが国の安全保障環境も厳しさを増している。

そうした変化に備えるためにも、まずは政治が長い低迷を脱し国を主導する本来の役割を果たす必要がある。

日本財団が昨年春、米英両国、中国、韓国、インド、日本の17〜19歳の若者各1000人を対象に行った18歳意識調査で、「自国が国際社会でリーダーシップを発揮できる」と答えた日本の若者は41%、「自国に優れたリーダーがいる」と答えたのは37%だった。

各国に比べて低く、特に中国、インドと比較すると、いずれも半数以下だった。筆者に言わせれば、有能な政治家は日本にもたくさんいる。ただし、国民の評判や批判を気にするあまり、自信を持って自説を主張する覇気に欠け、目立たないきらいがある。

≪政治家の勇気と覚悟≫
戦前、立憲民政党の斎藤隆夫は帝国議会本会議で軍部を批判する「粛軍演説」、「反軍演説」を行い、議員を除名された。漂流するこの国を救うのは、覚悟と勇気を持って行動する斎藤のような政治家であり、国民は今、そうした政治家の登場を求めている。

わが国は戦後の高度経済成長で世界2位の経済大国となった。しかしバブル経済崩壊後、今も続く「失われた30年」で国内総生産(GDP)はドイツに次いで4位に落ち、近くインドにも抜かれると予想されている。

かつて経済協力開発機構(OECD)上位にあった平均賃金も、令和4年には加盟38カ国中25位まで落ちた。国民受けを狙ったバラマキ政策が長く続いた結果、国債や借入金などを合わせた「国の借金」はGDPの約2倍、1300兆円にも膨れ上がっている。

一昨年末の18歳意識調査では「国の将来に不安」を持つ若者は「少し」を含め71%に上った。これより前、18〜69歳の女性1万人に「子どもの将来と日本社会の不安」を尋ねた調査では、「財政悪化による医療・年金など国の基幹システムの崩壊」を指摘する声が40%を超え、「戦争や紛争に巻き込まれる恐れ」を心配する回答も18%に上った。

数字は、見えない将来に対する不安が若者の内向き志向、少子化を加速する一因になっていることを示している。大海に乗り出した船の船長(政治)が目的地(将来像)を示せないまま船員(国民)が戸惑っている姿に似ている。

政府だけでなく野党各党にも、それぞれが考える将来像を国民に示す責任がある。与野党から出された複数の将来像が競い合うことで国民の議論も広がり、政治に対する関心も高まる。

総務省によると、7月の参院議員選挙の18、19歳の投票率は41.74%。令和4年の前回参院選より6.32ポイント上昇した。しかし、次代を担う若者の投票率が半分に満たない現実はあまりに寂しい。いつの時代も、若者の政治に対する強い関心が社会を動かしてきた。投票率は政治に対する若者の期待、関心の高さを示すバロメーターでもある。

政治や政治家に対する国民の信頼は、政治家が「自分の明日」、「党の明日」より「国の明日」を第一に語り、行動していると実感された時に高まる。信頼や期待が高まれば、「国家」「国益」といった言葉を嫌う戦後の風潮を払拭する道も拓(ひら)けてくる。

グローバル化で国と国の距離が急速に縮まっている。「世界あっての日本」であり、世界の動きに迅速に対応できて初めて日本の安全も確保できる。外交の要である日米関係一つとっても、西側諸国の分断を避けるために米国一辺倒の見直しが必要となる事態も想定しておく必要がある。

≪政治が国の将来を左右する≫
国民は低迷が続く日本の政治を冷めた目線で見ている。20年、30年後、どのような国を目指すのか、今こそ熱い議論が必要だ。残念ながら7月の参院選、今回の自民党総裁選をみても、そうした熱気は希薄だった。

国の将来の設計図を描くのが政治の役割であり、その出来栄えが国の将来を左右する。政治の世界を志した以上、自らが求める国の将来を語り、その結果に責任を負う覚悟が必要である。政治家は「長きをもって貴しとせず」である。未来を語って国民の心を揺さぶり、国の在り方を問う政治家の登場を期待してやまない。(ささかわ ようへい)

「小話再録」その3 ―人生笑いが必要― [2025年10月24日(Fri)]

「小話再録」その3・4
―人生笑いが必要―


■その3:コウノトリ
どの子供も一度は親に尋ねる質問の一つが「私はどこからきたの?」である。ある家の小学5年生の女の子がお母さんに尋ねると、
「コウノトリが運んできたのよ」
「そうよ......」
「じゃ、ママもパパもコウノトリが運んできたの?」
「じゃ、おじいちゃまとおばあちゃまも?」
「そう、コウノトリよ......」
「この家は200年もセックスレスなのね!だからいつもみんな、あんな不機嫌な顔してるんだわ!」


■その4:彼は誰?
情事を終えた彼は、彼女のベッドの横にある1枚の男性の写真に気づき、ドキッとする。
「君の夫?」
「違うわよ〜、馬鹿ね!」
「じゃ、ボーイフレンド?」
「はずれ!」
「じゃ、お父さん? お兄さん?」
「そうじゃないわよ」
「じゃ、一体誰なんだよ!」
彼の耳元でそっと囁く彼女......「あたしよ〜、手術前の......」
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