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resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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【私の毎日】1月31日(金) [2025年01月31日(Fri)]

1月31日(金)

8:00 朝食

12:00 関係者との昼食

14:00-15:30 ハンセン病コロニー訪問(Dharavahi コロニーとBapuji コロニー)

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ハンセン病のコロニーを訪問

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娘二人を育てる母親と

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未来を担う子供たち

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コロニーの様子

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隣接するDharavahiコロニーとBapujiコロニーの住人たちが集まってくれた

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「未来を背負う子供たちが安心して生活できるように団結して一緒に闘って参りましょう」とメッセージを送る


16:10-16:50 CNS(citizen news)インタビュー

19:00 関係者との夕食

「電話が読める?」―日本財団電話リレーサービス― [2025年01月31日(Fri)]

「電話が読める?」
―日本財団電話リレーサービス―


電話は私たちの生活に欠かせないものですが、音声を使用することから、聞こえない人や聞こえにくい人にとっては利用が難しく、長い間大きな壁となってきた。

日本財団の関係団体である日本財団電話リレーサービスは、2021年より公的サービスとして「電話リレーサービス」を提供している。このサービスは、聞こえない人と聞こえる人との会話を通訳オペレーターが「手話」または「文字」と「音声」を通訳することにより、電話で即時双方向につながることができるものだ。しかし、難聴の人や、手話や文字チャットの使用が難しい人にとっては、十分なサービスではありませんでした。

この度、日本財団電話リレーサービスが、公共インフラとして新たに「ヨメテル」という文字表示電話アプリの提供を開始した。電話で相手先の話す言葉が自動で文字化され、スマホの画面に表示されるので、相手の声が聞きとりにくい人もスムーズに会話が出来るようになります。

以下1月23日付毎日新聞に記事が掲載されましたのでご紹介します。


*******************

聞こえづらいあなたに 
リアルタイム文字化電話「ヨメテル」、1月23日開始


写真@.png
ヨメテルを利用して電話をかけると、アプリ画面には相手先に流れたガイダンスも文字で表示される=東京都港区で2025年1月21日午前11時59分、藤渕志保撮影(画像の一部を加工しています)


電話の声が聞き取りにくい――。そんな悩みに対応した文字表示電話サービス「ヨメテル」の提供が、23日から始まる。相手の話す言葉を即座に文字化し、スマートフォンの画面に表示。それを読んで話すことで自然な会話ができる。聴覚障害や加齢により聞こえづらい人は人口の1割以上とも推計され、高齢化でさらに増える見通しだ。利用拡大が急がれるが、普及には幅広い理解が欠かせない。


冒頭にアナウンス
「電話リレーサービスのヨメテルです。あなたの声を文字にして、相手に表示します。はっきりとお話しください」

スマホアプリ「ヨメテル」を利用してかかってきた電話を取ると、冒頭にこのアナウンスが流れる。あとは普通に会話するだけ。受け手側はアプリも不要だ。

アプリをインストールしているスマホの画面には、自分から電話をかけた場合も、相手から受けた場合も、相手の話す言葉がリアルタイムで文字化される。相手の音声も流れる。


聞こえる人も知って
写真A.png
文字表示電話サービス「ヨメテル」の仕組み


総務相が指定するサービス提供機関の日本財団電話リレーサービス(東京都千代田区)によると、試用期間中は不審電話と誤認されて電話を切られるケースもあったという。

担当者は「聞こえにくさを自覚する多くの人に利用してほしい。そのためにも通話の相手先の理解が不可欠。聞こえる人も『関係ない』と思わず、サービスの存在を知ってほしい。アナウンスを聞いて切らないで」と訴える。

ヨメテルは、聞こえづらいけれど発話には支障がない人や、自分の声で直接相手と話したい人を主な利用者として想定している。

発話にも困難がある人向けには、通訳オペレーターを介して通話する「電話リレーサービス」が既にある。利用者は手話か文字で会話するが、文字でやりとりする場合は自分の発言を逐一打ち込む必要があり、使いにくいとの声があった。


通常の会話スピードに対応
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ヨメテルのアプリ(左上アイコン)をダウンロードして利用登録すると、アプリから相手の電話番号に電話をかけたり、受けた電話の内容を文字化したりできる=東京都港区で2025年1月21日午前11時11分、藤渕志保撮影


ヨメテルは、その手間を自動文字起こし機能で解消。同時性の高いグーグルの音声認識AI(人工知能)を採用することで、通常の会話のスピードにもスムーズについていけるようにしたという。

利用は24時間365日いつでも可能だ。文字起こしの方法は、音声認識AIまたは文字オペレーター(人)のいずれかを、通話ごとに選べる。緊急通報の場合は文字オペレーターが対応する。文字の履歴は残らない。料金は、月額料無料プランと、通話料が1分につき約10円安くなる有料プラン(税抜き月162円)がある。

利用には、ヨメテルのアプリをダウンロードしたうえで、運転免許証やマイナンバーカードなどによる本人確認が必要だ。

対象者は自己申告制で、電話で相手の声が聞き取りにくい▽医療機関で難聴と診断された▽身体障害者手帳を持っている――のいずれかに該当していることが条件。登録すると「050」で始まるヨメテル専用の電話番号が発行される。


椿鬼奴さん「助かる」
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文字表示電話サービス「ヨメテル」の提供開始をアピールするお笑い芸人の椿鬼奴さん(中央)ら=東京都港区で2025年1月21日午前11時28分、藤渕志保撮影


21日に東京都内であったヨメテルの発表会には、聞こえづらさを感じているというお笑い芸人の椿鬼奴さんが登場した。

椿さんは突発性難聴の発症を機に右耳の聴力が低下し、ほとんど左耳だけで聞いている状況だという。「人混みや屋外、騒がしい居酒屋などが苦手。目の前の人の声も分からないことがある。特に仕事の電話では何度も聞き返すと相手に悪いと思ってしまう」と日常の不便を語った。

発表会でヨメテルを試した椿さんは「文字でも内容を確認できると、行き違いや誤解が少なくなると思う。何度も聞き返すのは気が引けるので助かる」と話した。聞こえないことや難聴は見た目では分かりにくい。そのため困り事を伝えるのも大変で認知されづらいといい、「加齢で聞き取り力が弱くなっている同世代の友人も多い。病名がなくても潜在的な聞こえづらさを抱えている人はいるはず。ストレスを感じる前に(ヨメテルを)使えれば」と利用を呼びかけた。【藤渕志保】

【私の毎日】1月30日(木) [2025年01月30日(Thu)]

1月30日(木)

7:30 インド日本商工会議所 朝食

8:50 空港着

10:30 ニューデリー発

12:20 オディッシャ州・ブバネシュワール着

13:00 宿泊ホテル着

13:10 ヴイヴェクWHOハンセン病担当官

@ヴィヴェクWHOハンセン病担当官.JPG
ヴィヴェクWHOハンセン病担当官


14:00 関係者との昼食

15:00-16:30 ハンセン病の偏見や差別を撤廃するための「グローバルアピール2025」式典

Aグローバルアピール2025式典に出席いただいたマハリング保健大臣.jpg
グローバルアピール2025式典に出席いただいたマハリング保健大臣

Bコロニーで活躍する人たちを表彰.JPG
コロニーで活躍する人たちを表彰

Cグローバルアピール2025式典での挨拶.JPG
グローバルアピール2025式典での挨拶

D全国のハンセン病回復者の方々も出席して行われた.JPG
全国のハンセン病回復者の方々も出席して行われた

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ハンセン病プログラムに参加する高校生たちが偏見や差別撤廃へ向けた宣言書を読み上げる


16:30-17:00 記者会見

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記者会見


17:45-18:30 カンバンパティ(Dr. Hari Babu Kambhampat)オディッシャ州知事
(ハンセン病回復者協会(APAL)のメンバーも同席)

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左からAPALのジャルカンド州リーダーのパスワン氏、オディッシャ州リーダーのサホー氏、オディッシャ州のカンバンパティ州知事、APAL会長のマヤ氏、筆者

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州知事公邸の守衛さんと

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州知事公邸にて


19:00-20:30 ハンセン病回復者との会合

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各州のハンセン病コロニーリーダーたちとの対話

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小麦粉、塩、砂糖、油などの詰め合わせをハンセン病コロニーに持ち帰ってもらう


20:40 関係者との夕食

【私の毎日】1月29日(水) [2025年01月29日(Wed)]

1月29日(水)

9:00 羽田空港着

10:30 羽田発

17:20 インド・ニューデリー着

19:00 インド・ササカワ・ハンセン病財団のタルン・ダース会長

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ダース会長のご自宅で


20:45 宿泊ホテル着

20:50 関係者との夕食

「塀のない刑務所実現へ」―鈴木法務大臣へ提言書― [2025年01月29日(Wed)]

「塀のない刑務所実現へ」
―鈴木法務大臣へ提言書―


日本財団では刑務所・少年院からの出所者に再チャレンジの職場を提供しようと、12年前から中小企業の社会貢献活動に熱心な社長、オーナーを説得して、彼等を従業員として採用してもらい、親代わりになってお世話下さる職親企業の拡大に努力してきました。現在、全国に526社に拡がり、努力を続けてくれており、何とか全国に1500社のネットワークを作りたいと職員一同懸命の努力を続けており、仕事柄お堅い役所の筆頭である法務省も非常に協力的であります。

ただ、出所者の多くは社会性や基礎学力が十分に身につけられていないケースも少なくなく、パソコンの使用方法の指導が必要になる場合もあります。2〜3日で出社しなくなる人も多く、それでも職親企業の経営者は日夜懸命の努力を続けておられます。

日本財団でも定着率の向上へ色々と知恵を絞る中で、日本の風土に適した「開放型の塀のない刑務所」の実現こそ大きな課題解決の方法ではないかと専門家の先生方と勉強会を続け、この度提言書がまとまりましたので鈴木法務大臣に手交してきました。大臣には「これは単なる提言書ではありません。法務省に予算のない場合は全額日本財団が費用負担しても実現したい職親企業の総意です」と申し上げました。

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鈴木馨祐法務大臣に「塀のない」刑務所の整備に関する提言書を手交



以下は1月23日付のYahoo!ニュースの記事です。

*******************
日本財団が「塀のない刑務所」を法務大臣に提言
スムーズな社会復帰めざし整備求める


鉄格子や敷地を覆う壁がない「塀のない刑務所」の整備に向け、日本財団が鈴木法務大臣に提言書を提出しました。

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日本財団が「塀のない刑務所」を法務大臣に提言


【日本財団笹川陽平会長】
「再犯をしないように、新しい仕事につくきっかけを作るためには開放型の刑務所が有効であろうと」日本財団の笹川陽平会長は23日午前、鈴木法務大臣に「塀のない刑務所」の整備を求める提言書を提出しました。

提言書では受刑者が塀のない施設に暮らし、民間の職場に通うインターンシップに参加することや刑務所にカフェを併設し、地域住民を接客するなど、スムーズな社会復帰ができるようなモデル施設の整備を求めています。

社会復帰の意欲があり、釈放後も塀のない施設がある地域での生活を希望している受刑者から選ぶとしています。一方で、逃走などに備えた保安警備については、カメラや生体認証など最新の機器を用いて管理するとしています。GPSを装着させるかについては検討するということです。

【私の毎日】1月28日(火) [2025年01月28日(Tue)]

1月28日(火)

6:30 財団着

7:45 スピーチ練習

8:35 海洋問題打合せ

10:00 日本財団理事会

12:50 岡野正敬 国家安全保障局長

14:00 財団内打合せ

終日 打合せ、原稿書き、寄付金への礼状書き

「インド・スリランカ ハンセン病支援活動」―インド第20回グローバル・アピール― [2025年01月28日(Tue)]

「インド・スリランカ ハンセン病支援活動」
―インド第20回グローバル・アピール―


明日よりインド・スリランカで11日間の活動です。

インドでは、ガンジーのハンセン病患者・回復者への支援に対する功績をもとに制定されたインドのハンセン病の日である1月30日に、第20回目となるグローバル・アピール式典をオリッサ州で開催します。世界のハンセン病制圧と患者・回復者への偏見差別の撤廃のために50年間も世界中で闘ってきましたが、いかんせん私は非力であります。そこで世界中の各界の指導者や有力団体の力を借りてグローバル・アピールを発表して今年で20回目となり、今回はハンセン病患者が比較的多い56ヶ国の保健省の賛同を得て発表します。これまで以下の通り多くの方や団体の協力をいただきました。

グローバルアピール.png


グローバル・アピールの開催地であるオリッサ州では、ハンセン病患者、回復者の現状・実態を視察するため集団で生活するコロニーの訪問、及びハンセン病施設の視察、回復者の現状報告と改善への会合に参加するほか、同州の高官との会談を通じ、ハンセン病制圧活動への一層の努力と協力を陳情する予定です。2月3日にはスリランカに入ります。

スリランカでは、シンハリ族とタミル族の内戦終結後、日本財団の支援で北部に建設された100ヶ所の学校の現状を視察の上、援助の可能性を検討。また、内戦で手足を失った方々のために設立した義手義足の学校及び各地ハンセン病施設を訪問の上、新内閣の政府高官と精力的に会談の予定です。帰国は2月8日の夕刻の予定です。

【私の毎日】1月27日(月) [2025年01月27日(Mon)]

1月27日(月)

6:30 財団着

8:00 トレーニング

9:30 SPFアフリカ専門家会議

13:00 松永恭二 丸亀市長 寄付金授与
    ※海と日本プロジェクト推進基金1000万円

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香川県丸亀市から海と日本プロジェクト推進基金へご寄付をいただく。


13:30 財団内打合せ

14:00 藤田幸久 国際IC日本協会会長

14:30 財団内打合せ

16:00 中林美恵子 東京財団政策研究所常務理事

18:00 宿利正史 運輸総合研究所会長

終日 打合せ、原稿書き、寄付金への礼状書き

「中国の小話」その327―愛国者の正体バレ― [2025年01月27日(Mon)]

「中国の小話」その327
―愛国者の正体バレ―


9月7日、北京郊外の円明園遺跡で起きたことです。

中国人男性が日本人数名を円明園の遺跡に案内し、記念撮影をしようと思ってカメラ画面に入ってしまう隣の髪の毛を銀色に染めた男性に、少し側によけていただけないかと丁寧に頼みました。

思いもよらず、銀髪男は途端に逆上し、携帯のカメラを回しながら「彼らは日本人だろう?俺は日本人なんかに場所を譲らないぞ」、「ここは円明園。日本人が来るべきところじゃねぇ」、「円明園は八国連合軍に焼かれたんだ。日本軍も入っていたぞ」と大声で叫びながら、情景を録画していました。案内役の中国人男性を「売国奴」と罵倒し、男性と日本人がその場を去ろうとしても、銀髪男は執拗に絡んできます。

当日夜、銀髪男によって編集されて説明の字幕まで付けられた動画がネットに投稿され、爆発的なアクセス件数を獲得しました。ただ、フォロアーたちのメッセージを見ると、必ずしも銀髪男が狙った「愛国青年を礼賛する」発言ではなく、むしろ彼の行動に異議を唱え、批判するものが多数を占めました。

それで「銀髪愛国青年の正義ある行動」劇は終了するかと思ったら、予想外の第二幕が待っていました。

「あいつ、数年前にアメリカで未成年女性暴行罪で逮捕された○○じゃないの」、「そういえば本当に顔が似ているな」、「おーい、そうだろ!お前はあのごろつきだろう」、「刑期を終えて釈放されたんだな」、「アメリカで国外追放されてここで愛国主義商売をしているんだな、この下劣野郎」...「愛国青年」の正体が一気にバラされ、彼の発信サイトは炎上してしまいました。そして480以上掲載されていた動画作品は急激に削除され、翌日には僅か6つを残るだけとなり、これによって生計を成り立たせてきた仕事道具は一夜にして無残な姿に変わり、もはや稼ぐ道具として成り立たなくなってしまいました。

この事件は、中国外交部の定例記者会見でも取り上げられました。メディアに事件に対する感想を聞かれたところ、外交部のスポークスパーソンは、「事実の詳細は掌握しておりませんが...中国は開放した寛容的な国で、特定の国に対して差別的な対応を取ることはない」とコメントしました。

さて、銀髪愛国青年を待っている第三幕はあるでしょうか。

【私の毎日】1月24日(金) [2025年01月24日(Fri)]

1月24日(金)

6:30 財団着

8:00 トレーニング

10:00 南里隆宏 笹川保健財団理事長

10:30 鈴木真理 東京財団政策研究所常務理事

11:00 財団内打合せ

13:00 米澤 敬 工作舎取締役編集長

14:00 仁和寺住職

14:30〜16:30 笹川平和財団

17:00 テドロス・アダノム WHO事務局長 オンライン会談

終日 打合せ、原稿書き、寄付金への礼状書き
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