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resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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「海の未来を変える挑戦」―「CHANGE FOR THE BLUE」プロジェクト― [2019年06月24日(Mon)]

「海の未来を変える挑戦」
―「CHANGE FOR THE BLUE」プロジェクト―


温暖化や酸性化、漁業資源の枯渇など海の危機が進行する中、日本財団では2016年にオールジャパンで海を未来に引き継ぐ国民運動「「海と日本プロジェクト」を立ち上げ、昨年11月にはこのうちの「海洋ごみ」対策として「CHANGE FOR THE BLUE」プロジェクトを打ち出し、5月には東大と日本コカ・コーラ株式会社との連携事業をスタートさせた。最終的には自治体や政府、NPO・NGOなど計12のセクターとともに海洋ごみ対策の様々なモデルを作り国内外に発信したいと考えている。

関連する事業費は3年間で約50億円。冒頭から入り組んだ説明で恐縮だが、事業の全体的な広がりは、それだけ海を取り巻く問題が複雑かつ深刻である事実を示している。CHANGE FOR THE BLUEの対象となる海ごみは毎年1000万〜2000万トンが海に流出し、2050年には海に生息する魚の総重量を超えるとの予測もある。

80%がプラスチックごみとされ、海を漂ううち波の力や紫外線で5ミリ以下のマイクロプラスチックになり、食物連鎖を経て最終的に人体にも影響を及ぼすと見られているが、その実態は解明されていない。このため東大との連携事業では3億5000万円の事業費で「海洋ゴミ研究プロジェクト」を立ち上げ、他大学や各研究所、国際機関などとも協力して分野横断的な研究を進め、3年後にはマイクロプラスチックの生体影響評価、削減・管理に関する国内・国際的な枠組み、今後の国際協調とネットワークの形成などを中心に提言をまとめたる予定だ。

また日本コカ・コーラ社とは、北海道、長野・兵庫両県など全国8ヶ所の河川流域約240キロメートルで「陸域から河川への廃棄物流出メカニズムの共同調査」を実施する。同社によると、国内におけるプラスチック資源のリサイクル率は84%、ペットボトルに限ると98%が回収されていると見られるが、未回収の2%の一部が河川や海にごみとして流出している。

4月、神奈川県と東京都を流れる境川流域98.5キロを共同調査の結果、50メートルの範囲でペットボトルが8本以上見つかった流域が全体で25キロを超えた、などのデータが集まりつつあり、今後、流出のメカニズムを解明、プラスチック資源の一層の有効活用に役立てる計画。東大プロジェクトの研究にも活用される。

両プロジェクトとも、東大と日本財団で記者発表し、五神真総長、ホルへ・ガルドゥニョ社長から事業の意味や今後の意気込みを語っていただき、筆者も「健全な海を後世に引き継ぐためにも1000年、2000年後を見据えた取り組みが必要」と訴えた。そうした思いが少し
でも共有されるよう、取り組みを一層強化したいと考えている。

ロゴ 海の未来を変える.png

【私の毎日】6月23日(日)インパール→デリー→帰国 [2019年06月23日(Sun)]

6月23日(日)インパール→デリー→帰国

6:30 朝食

7:45 ホテル発

8:20 インパール空港着

写真1記念写真を1枚ということで、警備兵とのお別れの写真.jpg 
記念写真を1枚ということで、警備兵とお別れの写真

写真2「忙中閑有り」ご遺族代表の阿部信夫さんと控え室でゴルフ談義.jpg
「忙中閑有り」
ご遺族代表の阿部信夫さんと空港控え室でゴルフ談義


9:45 インパール発

13:50 デリー着(空港待機約5時間半)

19:35 デリー発、成田空港へ

【私の毎日】6月22日(土) [2019年06月22日(Sat)]

6月22日(土)

3:50 ホテル発

5:20 デリー発(アッサム州・グワハティ経由)

9:15 マニプール州・インパール着

1)インパールの街中.JPG
インパールの街中


10:15 連合国軍墓地への献花

2)連合国軍戦没者への慰霊.JPG
連合国軍戦没者を慰霊


11:00 インド平和記念碑への献花

3)治安は安定していますが、VIP対応の警備の兵士たち.JPG
治安は安定していますが・・・
VIP対応警備の兵士たち

4)地元メディアのインタビューに答える.JPG
地元メディアのインタビューに答える


11:30 インパール平和資料館開館式

5)平松大使と日本軍慰霊碑に参拝.JPG
平松賢司駐インド日本大使と日本軍慰霊碑に参拝

6)インパール激戦地のレッドヒルの麓に完成した平和資料館.jpg
インパール激戦地のレッドヒルの麓に完成した平和資料館

7).JPG
平和資料館の正面に飾られた安倍総理が令和元年に書き初めされた「平和」の除幕式
(筆者右は平松大使)

8)安倍総理の「平和」墨書の前で平和記念館開館式のスピーチ.JPG
安倍晋三総理の「平和」墨書の前で平和記念館開館式のスピーチ

9)平和資料館の開館式にて.JPG
平和資料館の開館式にて

10)完成した資料館の中にはご遺族から提供された品物も多く含まれる.JPG
完成した資料館の中にはご遺族から提供された品物も多く含まれる

11)平和資料館の内部見学.JPG
平和資料館の内部見学


13:30 関係者との昼食

15:00 記者会見

16:30 インパール作戦75周年記念式典

12)ビレン・シン(Biren Singh)マニプール州首相から記念品をいただく.JPG
ビレン・シン(Biren Singh)マニプール州首相から記念品をいただく


19:20 マニプール観光協会主催夕食会

【私の毎日】6月21日(金)インド・デリーへ [2019年06月21日(Fri)]

6月21日(金)インド・デリーへ

10:30 成田着

11:40 成田発

16:30 インド・デリー着

17:30 ホテル着

18:30 インパール作戦で亡くなった日本軍のご遺族たちとの夕食会

「インド出張」 [2019年06月21日(Fri)]

「インド出張」


今日からインドに出張いたします。

今年はインパール作戦から75年目です。日本財団が支援させていただいた「インパール平和資料館」開所式に出席し、挨拶いたします。

帰国は24日朝です。

「深刻化する海洋問題」―専門家の人材養成― [2019年06月21日(Fri)]

「深刻化する海洋問題」
―専門家の人材養成―


最近、海洋問題については国際的に関心度も高まり、気候変動、海洋汚染、魚類の乱獲、酸性化による植物プランクトンの激減、海洋ゴミ、中でもプラスティックゴミの海洋への流出は、細分化され魚類の体内に蓄積され、食物連鎖の課程で最終的には人体に悪影響を及ぼすといわれている。科学的に証明することは難しいので、なおさら大問題である。また、海底資源の探査および採取技術の開発等々、問題は多岐にわたる。

海洋は既に人口100億人時代を目前に「悲鳴」を上げているにもかかわらず、17世紀のオランダの海洋学者グロティウスが提唱した「海洋は無限だ」を前提にしており、具体的行動は今まだなされていない。

私は1000年、2000年先の人類の生存を考えるには、海洋の安全な保全無くしてあり得ないと確信している。とは申すものの、地球の7割を占める海洋に立ち向かう日本財団は「蟷螂の斧」(トウロウのオノ―カマキリのオノ。力がないこと)に過ぎない。

日本財団では30年前よりコツコツと海洋問題の専門家を育成し、今や世界で141カ国1300名の専門家を養成してきた。最近もスウェーデンの世界海事大学の笹川奨学生30名が日本研修に訪れた。アルゼンチン、アゼルバイジャン、バングラディッシュ、カンボジア、カメルーン、コロンビア、エジプト、ジョージア、ガーナ、インド、インドネシア、日本、ヨルダン、ケニア、マレーシア、モルジブ、モロッコ、ミャンマー、ナミビア、ナイジェリア、パキスタン、スリランカ、セントキッツネイビス、タンザニア、タイ、トルコ、バヌアツ、ベトナムと、28ヶ国の多土多材の専門家が訪れてくれた。多分、日本財団は世界の海洋関係の人材ネットワークでは、超一流の海洋学者を含め、世界有数ではないだろうか。

海洋国家を自負する日本は、世界の海洋問題解決へのリーダーシップを発揮すべきで、日本財団はその一翼を担いたいと日々努力しているところである。

【私の毎日】6月19日(水) [2019年06月19日(Wed)]

6月19日(水)

7:00 財団着

8:00 潮田政明 日本モーターボート競走会会長

9:00 日中医学交流会議2019東京 於:日本医師会館

10:30 ブラジル出張ブリーフィング

10:40 森田保己 全日本海員組合長

13:00 2019年度第2回協力援助事業・審査説明

14:00 エドゥアルド・パエス・サボイア ブラジル大使

14:45 皆川町子 元日本モーターボート競走会会長夫人

16:00 中谷比呂樹 WHO執行理事

19:00 渡邉秀央 日本ミャンマー協会会長

「中国の小話」その188―放置車両のうまい処理方法― [2019年06月19日(Wed)]

「中国の小話」その188
―放置車両のうまい処理方法―


団地の入口の道端に10年ほど前から、タイヤが剥がれ、窓ガラスも割れた放置自動車があった。通行の邪魔になるので関連部門に電話して苦情を言い、片づけて欲しいと訴える人が数えきらないほどいたが、責任のなすり合いで誰もやってくれず、車は置き去りのままだった。

ところがある日突然、クレーン車で自動車は片付けられた。
理由は、誰かが車体にペンキで「民主自由」と落書きしたためだった。

放置車移動.JPG

若干の説明が必要だろう!!
中国では、政治に関われば、どんな些細なことも大事件である。
民生に関わることは当局は関心がなく、放置される。

【私の毎日】6月18日(火) [2019年06月18日(Tue)]

6月18日(火)

7:10 財団着

9:00 渡辺 睦 三井住友信託銀行エグゼクティブアドバイザー
   
9:30 インパール出張打合せ
 
10:00 寺島紘士 笹川平和財団参与 

11:00 木村知躬 アサガミ(株)会長

12:00 タルヤ・ハロネン(Tarja Halonen)フィンランド共和国前大統領

ペッカ・.jpg
左から、オルパナ駐日フィンランド大使、ハロネン前大統領、筆者


14:30 菅井明則 笹川平和財団常務理事
 
15:00 谷口智彦 内閣官房参与

16:00 森 喜朗 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長

【私の毎日】6月17日(月) [2019年06月17日(Mon)]

6月17日(月)

5:55 羽田着

6:30 財団着

10:00 日本財団アドバイザリー会議
 
13:10 インパール平和資料館開所式 スピーチ打合せ

14:10 原田義昭 環境大臣

14:30 「ごみゼロ国際シンポジウム」開会挨拶