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resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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7月31日(月) [2017年07月31日(Mon)]

7月31日(月)

7:20 財団着

9:00 「臓器移植ネットワーク支援」記者発表打合せ 

9:30 ミャンマー国軍司令官来日打合せ

10:10 古川秀雄 Gakuvo専務理事

10:30 星 岳雄 東京財団理事長

11:00 小原凡司 笹川平和財団安全保障事業部特任研究員

13:30 スピーチ打合せ
 
15:00 「臓器移植ネットワークへの助成決定」記者発表

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16:00 渡邉秀央 日本ミャンマー協会会長

読売新聞【論点】海洋教育強化 今こそ必要 [2017年07月31日(Mon)]

海洋教育強化 今こそ必要


2017年7月14日
読売新聞【論点】
 

  海洋基本法が制定されて10年が過ぎた。「海洋に関する国民の理解の増進」をうたう基本法の趣旨とは裏腹に、近年、次代を担う若者の海に対する関心が希薄になっている気がする。

 日本財団が17日の「海の日」を前に行ったインターネット調査(有効回答数1万1600)でも、「海にとても親しみを感じる」との項目に対し、40歳代以上は肯定的回答が多数を占めたが、10〜30歳代は逆に否定的回答が上回り、若者の海離れをうかがわせる結果となった。

 海は今、酸性化・温暖化や漁業資源の枯渇、プラスチックごみによる環境悪化が急速に進んでいる。海に守られ発展してきた日本は今こそ、先頭に立って海を守る責任がある。

 そのためには、若者に対し、領土・領海や海洋資源に対する国の主権などへの理解を深める海洋教育の強化が欠かせない。5年前、全国の小中学校を対象に東京大学と日本財団などが行ったアンケート調査では、課外活動などで海洋教育に前向きに取り組む学校は20%にとどまったものの、80%を超す学校が「海洋教育は重要」と答え、海洋に関する教科書の記述を「十分」とする回答は5%にとどまった。

 文部科学省が今年3月に告示した小中学校の次期学習指導要領では、領土・領海に関する記述の充実が盛り込まれた半面、海洋教育の強化については不十分だった。中央教育審議会の審議では、海洋教育の充実を図る必要性が指摘されている。複雑・多様な海の問題を児童・生徒が理解するには、やはり海洋教育の強化が大切だ。

 安倍首相は昨年の海の日の国民向けメッセージで、「2025年までに全ての市町村で海洋教育が実践されることを目指す」と述べた。学習指導要領の改定を受け、来年春にまとまる第3期海洋基本計画では、海洋教育強化の具体策をぜひ示してほしい。

 海の日に関しても一言。1995年、国民の祝日に定められて以来、2002年まで7月20日に固定された。しかし翌年から、ハッピーマンデー制度で7月の第3月曜日になった。

 連休を増やすのが狙いだったが、直後に学校の夏休みを控える時期でもあり、さほどの意味があるとは思えない。国民の祝日となった「山の日」は8月11日に固定された。ともに海、山の「恩恵に感謝する」祝日の趣旨に照らしても、海の日を固定しないのはバランスを欠く。海洋国家日本の象徴である海の日が、早急に当初の7月20日に固定されるよう望む。

 海の危機に関しては、国連が6月に初の海洋会議を開催するなど、国際社会の関心も高まっている。海洋問題は、日本外交が存在感を発揮できる格好の分野でもある。国民の関心が高まれば、わが国周辺海域に豊富に存在する天然ガスの一種「メタンハイドレート」の活用など、フロンティア(未開拓の新分野)の可能性も広がる。官民挙げて海洋国家にふさわしい海洋教育強化が前向きに検討されるよう、改めて訴えたい。

7月29日(土) ・7月30日(日) [2017年07月30日(Sun)]

7月29日(土)

6:00 朝食 

6:30 ホテル発

7:00 空港着

8:15 北マルク州・テルナテ発

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テルナテ上空より


10:00 ジャカルタ着

11:20 空港ホテル着

12:00 関係者との昼食

19:00 空港チェックイン(空港待機約2時間半)

21:30 ジャカルタ発


7月30日(日)

6:30 羽田着

7月28日(金) [2017年07月28日(Fri)]

7月28日(金)

7:00 朝食

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猫に見守られながら朝食を・・・


9:00 保健省主催の患者発見活動に関する会合

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ハンセン病を患った人に協力してもらい、早期治療で後遺症もなく完治することを参加者に説明

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話しに耳を傾ける参加者たち


9:30 メディアインタビュー

10:00 モロタイ県のアスルン・パドマ(Mr. Asrun Padoma)副県知事

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パドマ副県知事は、自身の叔父がハンセン病だったという話を聞かせてくれた


10:30 戦争遺留品博物館(管理人はエソ氏(Mr. Muhlis Eso)

Dエソ氏が独自で収集したという様々な戦争遺留品の説明を聞く.JPG
エソ氏が独自で収集したという様々な戦争遺留品の説明を聞く


13:00 モロタイ島発

13:45 テルナテ島着

14:30 ハンセン病を治療中のモハンマッド・バジャウ氏(Mr. Mohamad Bajau)宅訪問

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70歳を過ぎてハンセン病になったというバジャウさん
薬を飲んでいるので心配していないと話してくれた


15:30 スルタン・パレス(元王宮)見学

16:00 ホテル着

17:30 保健省、メディア関係者との夕食会

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夕食会に一番乗り・・・

「ちょっといい話」その84―障がい者の花屋さん― [2017年07月28日(Fri)]

「ちょっといい話」その84
―障がい者の花屋さん―


日本財団は、障がいのある方々の賃金3倍増を目指して、全国で様々な小規模店舗の開店を支援している。

障がい者の賃金は、現在、全国平均で約1万5千円と些少である。障がいの程度にもよるが、賃金を3倍にしたいと店舗や経営のあり方を含め、全国の志ある方々の協力を得て店舗開店を拡大している。

5月8日、小さな花屋さんとスムージーを提供するかわいい店舗が開店した。経営は一般社団法人ローランズプラス代表理事で若干28歳の福寿満希さんである。ここで働く軽い知的障がいがある店員さんは、毎日地下鉄に乗って働きに来るのが楽しみだと、恥ずかしそうに笑みを浮かべながら話してくれた。軌道に乗れば15人の障がい者に15万円の給料を支払うのが夢と、福寿さんは胸を張った。

開所式にて挨拶.jpg
美しい花を背にして挨拶


この店舗のあるビルは、鈴木慶子さんが「この建物を社会福祉に役立てて欲しい」と日本財団に寄贈され、その一階にかわいい花屋さんが開店したことで、通りの一角がパッと明るくなった感じすらする。

店の名前は「ローランズ原宿 social flower & smoothie shop」
住所は「渋谷区千駄ヶ谷3-54-15 ベルズ原宿1階」
電話は「03-6434-0607」

機会がありましたら、是非、訪ねて下さい。

7月27日(木) [2017年07月27日(Thu)]

7月27日(木)

6:00 朝食

7:30 ソルフォ(Solufo)セルフケアグループの活動

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ソルフォ・セルフケアグループのメンバーと

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きちんとセルフケアされた足の裏
「私(筆者)の足裏より綺麗だ!」と言って笑う

Bソルフォのメンバーが作っている造花をプレゼントされる.JPG
ソルフォのメンバーが作っている造花をプレゼントされる


9:45 北マルク州のモハマッド・ナスール・タイブ(Mr. Mohamad Nasir Thaib)副知事面会

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ナスール北マルク州副知事


10:20 記者会見

11:20 テルナテ空港着

12:00 テルナテ空港発

Dモロタイ島へ移動。上空からは小さな島があちこちに見えるJPG.JPG
モロタイ島へ移動
上空からは小さな島があちこちに見える


12:50 モロタイ島着

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モロタイ島到着
主翼(日陰)の下で迎えのバスを待つ


13:20 ホテル着

13:50 モロタイ県の県知事助役アセップ・カリー(Mr. Asep Kharie)氏

14:20 保健省主催の患者発見活動に関する会合

F保健省主催の患者発見活動会合の冒頭で挨拶.JPG
保健省主催の患者発見活動会合の冒頭で挨拶

G村のリーダー、保健職員、教師などが出席.JPG
村のリーダー、保健職員、教師などが出席


16:00 第二次世界大戦後も残り続けた日本兵(中村輝夫氏)の名をとったナカムラ村を訪問

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終戦後29年間、山に潜伏していた日本兵に感動して「ナカムラ」と改名した村があると聞き
通りすがりのバイクに乗ってその村を目指す(人生初バイク)

Iバイクからトラックに乗りかえ、川を渡り、さらに進む.JPG
バイクからトラックに乗りかえ、川を渡り、さらに進む

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ようやくナカムラ村にたどり着く(あとで調べると道のりは約6キロ)
駄句を・・・「常夏の ナカムラ村へ 三千里」

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見ず知らずの私を笑顔で迎えてくれ、せめて石割の手伝いを、と挑戦したが全く割れず・・・

13)村から離れた場所に、中村輝夫氏の銅が建てられている.JPG
村から離れた場所に、中村輝夫氏の銅が建てられている

14)ナカムラ村への案内看板もあった.JPG
ナカムラ村への案内看板も


19:30 保健省関係者との夕食

7月26日(水) [2017年07月26日(Wed)]

7月26日(水)

6:40 朝食

9:00 ホテル発

9:40 マナド空港着

12:00 マナド空港発

13:30 北マルク・テルナテ着

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北マルク州のテルナテ市はこの小さな島にある


14:15 テルテナ市のタウヒッド(Dr. Mohamad Tauhid Soleman)事務次官と
    保健局や社会福祉局の代表との面談

Aタウヒッド事務次官から記念品をいただく.JPG
タウヒッド事務次官から記念品をいただく

B保健局や社会福祉局の代表者も参加.JPG
保健局や社会福祉局の代表者も参加

Cハンセン病対策の強化に期待します、と挨拶.JPG
「ハンセン病対策の強化に期待します」と挨拶


15:30 ホテル着

18:00 関係者との夕食

「性教育と出産」 [2017年07月26日(Wed)]

「性教育と出産」


今から65年前の13歳の時、私は初めてビキニスタイルの水着写真を雑誌で見て衝撃を受けた記憶がある。性に目覚める年頃であった。

昨今は、スマホの普及により安易に性に関する情報が氾濫しており、思春期に正しい「性教育」の徹底が望まれる。アメリカの文化人類学のルース・ベネディクト女史の名著「菊と刀」で日本の「恥の文化」について論述しているが、このような日本人の特性から、学校レベルでも西洋ほど具体的で大胆な性教育は行われていないのではと推察する。勿論、親が子どもに説明することも少ないのではないだろうか。

私は4人の息子とは率直に話し合ってきた。そのためか、別掲の「世界日報」のようにはならず、幸い10人の孫に恵まれた。ただ、結婚後の性行為は「出産」のための厳粛な儀式だと嫁に説いて顰蹙(ひんしゅく)をかった事もあった。
(興味のおありの方は「我が家のコンドーム(スキン)騒動記」をお読みください。)

「性と出産」については、近年、多少話題になってきてはいるが、高学歴の人を含めて、まだまだ知識不足に驚かされることが多い。

私の持論に近い記事が7月11日付「世界日報」の「あすへのノート」欄に掲載されているので、参考のために全文を引用させて戴いた。

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7月25日(火) [2017年07月25日(Tue)]

7月25日(火)

6:00 朝食

7:30 ホテル発(マナドから他県へバス移動約4時間)

11:30 ボラアン・モゴンドウ県のヤスティ(Yasti Soepredjo Mokoagow)県知事

11:40 県レベル関係者会議

@ヤスティ県知事も出席して行われた関係者会議.JPG
ヤスティ県知事も出席して行われた関係者会議

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保健局や社会福祉局などの代表や県議会の代表者が出席

Bハンセン病についての理解促進に意欲的なヤスティ県知事.JPG
ハンセン病についての理解促進に意欲的なヤスティ県知事


12:50 県知事との昼食

13:30 記者会見

C地元のメディアへの理解も呼びかけた.JPG
地元のメディアへの理解も呼びかけた


14:30 Maelang保健センター(患者発見キャンペーン開催中)

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Maelang保健センターでは
ハンセン病のパッチ(斑紋)チェックに来ていた人たちに出迎えられる

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保健所センターではパッチチェックのキャンペーンが行われていた

F12歳の男の子にパッチが見つかる.JPG
12歳の男の子にパッチが見つかる

G保健センターにはハンセン病の治療薬(MDT)が置かれていた.JPG
保健センターにはハンセン病の治療薬(MDT)が置かれていた

Hハンセン病と診断されてもすぐに治療をすれば治ることを説明.JPG
ハンセン病と診断されてもすぐに治療をすれば治ることを説明

I子供達が正しく理解してくれたことを願う.JPG
子供達が正しく理解してくれたことを願う


15:30 マナドへバス移動約5時間半

21:00 ホテル着

21:00 関係者との夕食

7月24日(月) [2017年07月24日(Mon)]

7月24日(月)

6:00 朝食

6:45 ホテル発

9:00 北スラウェシ州のオリー・ドンドカムベイ(Olly Dondokambey)州知事

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オリー州知事

A私邸にあるプールサイドでの面談.JPG
私邸にあるプールサイドでの面談

Bインドネシアの料理も用意されていた.JPG
インドネシアの料理も用意されていた


10:00 回復者団体Tumotou(代表:フェルナンディス氏)メンバーとの会合

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回復者団体Tumotouとの会合

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北スラウェシ州に約80人のメンバーがいる

EマナドにいるTumotouのメンバーたちと(筆者左が代表のフェルナンディス氏).JPG
マナドにいるTumotouのメンバーたちと(筆者左が代表のフェルナンディス氏)


11:00 記者会見

12:00 中央保健省、州保健局担当者たちとの昼食

14:00 北スラウェシ州/北ミナハサ地区・マウンビ(Maumbi)村着
     コミュニティレベルでの患者発見活動(Bina Desaku)

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保健局の担当者が村人にハンセン病について説明

G村レベルでの活動の成果に期待したい、と挨拶.JPG
村レベルでの活動の成果に期待したい、と挨拶


15:30 バス移動約1時間45分

17:15 小さな動物園にいる“前”世界一小さい猿(タルシウス)を観察

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長い間、世界最小の手のひらサイズの猿と言われてきたここマナドにいるタルシウス。
しかし92年にマダガスカルで更に小さい猿が見つかったため、世界一の名誉を失った

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食べているバッタが体の半分以上ある。いかに小さいかがお分かりであろう。
それにしても可愛い表情から一転、獲物を食べる時の顔は野生ならでは?


17:30 バス移動約2時間半

20:00 ホテル着

20:10 関係者との夕食
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