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resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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1月30日(金) [2015年01月30日(Fri)]

1月30日(金)

7:35 財団着

8:00 「CANPAN」打合せ

11:30 日韓パラリンピックセミナー・歓迎昼食会
    キム・ソンイル 韓国パラリンピック委員会会長

13:00 日韓パラリンピックセミナー 於:早稲田大学小野梓記念講堂

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右から筆者、金成一韓国パラリンピック委員会会長
鳥原日本パラリンピック委員会会長、小倉日本財団パラリンピック研究会代表

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開会挨拶

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パネルディスカッション

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16:30 ハンセン病ビデオ上映会「世界のハンセン病と日本財団の活動」

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ビデオ上映会を前に挨拶


18:00 グローバル・アピール・トークイベント

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会場は大盛況

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パネルデスカッション
左から筆者、高山様、原田様、浅川様、岩浅様


20:00 トークイベント関係者との夕食会

「ミャンマー出張」 [2015年01月30日(Fri)]

「ミャンマー出張」


2月2日(月)よりミャンマーに出張いたします。

ハンセン病の患者・回復者とその家族への差別撤廃を訴える世界宣言は、安倍首相、令夫人もご出席下さり、成功裏に終わりました。

既に報道されたました通り、28日、世界から参加したハンセン病回復者は、天皇皇后両陛下の心温まる愛情あふれる謁見に、感激ひとしおのものがございました。インドの回復者代表ナルサッパ氏は、「親族でも障害のある私の手には触れることがなかったのに、温かい御手で握手してくれました」と、涙ぐんでおりました。

ハンセン病関係の活動は、今夕の「文芸で見るハンセン病」で一段落しますので、月曜日から一泊でミャンマーに飛びます。

60年以上も続いた内戦を終結させるには、行きつ戻りつ、それでも少しでも前に進めるよう信頼関係を築く努力を続ける以外道はないと信じ、粘り強く努力しております。

帰国は4日朝の予定です。

産経新聞『正論』気概を持って「将来の夢」を語れ [2015年01月30日(Fri)]

気概を持って「将来の夢」を語れ


産経新聞【正論】
2015年1月16日


 国内総生産(GDP)の2倍、1千兆円を超え、なお増え続ける国の借金を前にすると、「およそ世の中に何が怖いと言っても、暗殺は別にして、借金ぐらい怖いものはない」といった福沢諭吉の言葉(福翁自伝)を思い出す。借金は返さねばならず、返済が遅れれば、その分、負担は膨らむ。

 財政再建を急ごうにも「失われた20年」で落ち込んだ日本のGDPはいまだ20年前の水準に戻らず、世界に先駆けて65歳以上の高齢人口が25%以上を占める超高齢社会に突入し、社会保障費は一段と膨れ上がる。一方で国の支えとなる人口は2008年から減少に転じている。

 ≪各国が注目する日本の挑戦≫
 難問が山積する現状は国を大きく作り替えるチャンスであり、歴史を振り返れば日本にその力は十分ある。政権が取り組むアベノミクス、地方創生の成否こそカギであり、国が焦土と化した70年前と同様、ゼロから出発する覚悟こそ欠かせない。

 一足遅れて少子高齢化が進む世界各国も日本の“挑戦”に注目しており、新たな社会モデルの確立は日本が未来の社会に対して負う責務でもある。

 新しい時代を切り開くには、思い切った価値観の転換が欠かせない。戦後社会は権利の擁護と平等の実現に重きを置き、裏腹の関係にある責任、義務を二の次にしてきた。改革には何よりもまず、各自が現状の危機を認識し、自ら解決する気概こそ求められる。

 今年10月に予定された2%の引き上げが17年4月まで延期された消費税ひとつとっても、年金、医療、介護を中心にした社会保障給付費が人口高齢化で膨張を続ける現実を前にすれば、増税は避けられない選択である。

 高齢人口比率が日本より4〜8%も低い英、独、仏3国を見ても、消費税(国によって付加価値税)はほぼ20%、日本の2・5倍の水準にあり、引き上げをためらえば財政は一段と悪化する。わが国は高齢世代の年金を現役世代の保険料で支える賦課方式を採用しており、このままでは現役世代、さらに次世代の負担が過大になり、イノベーションを生む自由豁達(かったつ)な雰囲気も失われる。

 ≪戦後を主導した高齢世代の責任≫
 巨額な国の借金は、ある意味で豊かな戦後社会の付けでもある。

 その責任の多くは戦後社会を主導した高齢世代にある。しかし現役を退いた高齢世代が財政再建に貢献できる余地は少ない。恐らく消費税は、高齢者が財政再建に直接参加できる数少ない選択肢であろう。

 平均寿命が延び、一方で年金など社会保障の将来が見えない不安が高齢者を内向きにし、消費の落ち込みを招いている。先が見えれば消費も活発になり、消費税を通じてささやかでも財政再建に貢献することも可能になる。

 そのためにも社会の新しい受け皿が必要だ。日本人の寿命は戦後70年間で30歳も延びた。世界保健機関(WHO)は「65歳以上」を高齢者としているが、日本の65歳以上人口は60年には40%に達する。一律に高齢者と定義し“老人枠”に閉じ込めるのは非現実的であり、バランスの取れた社会を維持していくには無理がある。

 現に豊富な知識や優れた技術を持つ元気な高齢者はいくらでもいる。年齢で線引きすることなく気力、体力を備えた高齢者に能力、技術に応じた働き場所を提供する新しい社会システムの確立こそ急務である。労働力不足の解消だけでなく、高度な専門技術の継承、海外流出の防止も期待できる。

 同様にさまざまな資格・技術を持ちながら、これを生かしていない人たちの活用も一考である。例えば看護師。日本では現在、120万人が医療現場で働くほか、職に就いていない潜在看護師も55万人に上る。日本財団では全国各地への在宅看護センター設置を目標に看護師や潜在看護師に起業を促す育成事業をスタートさせた。

 医師にかかるほどではないものの糖尿病や高血圧など生活習慣病で“病気予備軍状態”にある高齢者のケアを強化するのが狙い。毎年1兆円近く膨張する医療費の抑制ばかりか、医師不足の中、地域創生に不可欠な医療インフラの強化にもつながると期待する。

 ≪世界に通用する社会モデルを≫
 日本にはこのほか食の安全や環境など世界をリードする知恵や技術、アニメやファッションなど若者文化、そして何よりも大きな財産として勤勉な国民性がある。これらを生かした新たなシステムを確立すれば、十分、世界に通用する社会モデルとなる。

 日本は敗戦から立ち直り、短期間に世界第2の経済大国となった。失われた20年でこうした能力がなぜ、機能しなかったのか、いまだに不思議な気がする。有効な将来像を描く努力、議論を怠ったとしか思えない。

 皆が国の将来を背負って立つ気概を持って「夢」を語り合うべきである。目指すべき将来が見えてきたとき、新たな飛躍が可能になり、高齢化が進む国際社会のトップランナーとなる。

(ささかわ ようへい)

1月29日(木) [2015年01月29日(Thu)]

1月29日(木)

7:35 財団着

8:00 喜多悦子 笹川記念保健協力財団理事長

8:30 語り場案件「ミャンマーでサッカー」事業打合せ

9:30 グローバル・アピール トークイベント打合せ

10:00 「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業修了式

修了証授与.JPG
修了証授与

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これからのご活躍を願って、記念撮影


13:30 映画監督 宮崎信恵様

14:00 ポール・ジュリン ギャロデット大学副学長

15:00 ジョゼ・ラモス=ホルタ 前東チモール大統領

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UBrainTVによるホルタ元大統領とのインタビュー収録

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16:30 ジュディス・シャミアン 国際看護師協会会長

1月28日(水) [2015年01月28日(Wed)]

1月28日(水)

7:40 財団着

9:00 謁見同行者打合せ

10:00 財団発

11:00 ハンセン病回復者 天皇皇后両陛下 謁見

12:30 記者会見

ハンセン病回復者と共に、両陛下謁見のご報告

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14:00 第6回B&G全国サミット 講演 於:笹川記念会館
   演題「ハンセン病を考える。日本と世界の今。」

16:00 International Federation of Anti-Leprosy Associations President Berkel氏

17:30 B&G全国サミット・レセプション

「天皇・皇后・両陛下へのご進講」 [2015年01月28日(Wed)]

「天皇・皇后・両陛下へのご進講」


一部新聞で報道されましたように1月13日、皇居で70分にわたり、天皇・皇后両陛下に世界のハンセン病の現状をご進講する栄誉に浴しました。両陛下はこれまでに全国12カ所の国立ハンセン病療養所と2カ所の私立病療養所すべてをご慰問されています。

私は約40年間、医療面でのハンセン病の制圧とスティグマ(汚名)や偏見、差別の撤廃といった人権面での戦いを世界で続けてきました。ご進講の中では、日本財団と笹川記念保健協力財団の活動、さらにモーターボートレースの創設から日本財団が世界で展開する人道支援活動まで、ご説明させていただき、モーターボート関係者にとっても光栄な出来事でした。

両陛下は世界のハンセン病の現状について深いご関心をお持ちでした。ハンセン病に効能のあるプロミンから、なぜ唯一ブラジルだけが今もなお制圧に成功しないのか等々、ご下問は専門的で多岐にわたりました。私が2カ月に1回、英文で発行するニューズレターで、ハンセン病に関する両陛下のご活動を紹介させていただいた記事もご覧いただきました。

ハンセン病は古くから世界に広く存在し、人々が恐れてきましたが、奈良時代に悲田院、施薬院をつくられた光明皇后の時代から現在まで、ハンセン病について、日本の皇室ほど深い関心をお持ちの方はいないと思います。

私とハンセン病の出会いは、ほぼ半世紀前の1965年、当時、韓国大使を務められた金山政英氏が父・良一を訪ね、ハンセン病患者用の病院建設に協力を要請された折、同席したのが始まりでした。父は即座に了解し、病院の完成式典では、絶望した表情の入院患者一人ひとりの手を握り、肩をやさしく抱いて励ましていました。そんな父の姿に感動し、ハンセン病との闘いを心に誓いました。

この話を申し上げると、皇后陛下は「金山さんは懐かしいお方です。あの時、韓国からハンセン病について悲しいお手紙が届きました。しかし私には何の力もございませんので、金山さんや高松宮殿下にお願いすることにしました」と、当時をしみじみと振り返られた。

私は金山大使が来訪の折、「美智子妃殿下も心配されておりますので」と付言されたことをはっきり記憶していましたが、ご進講ではあえて大使の名前だけに留めました。しかし、皇后陛下はその時の経緯をお話し下さり、今の韓国のハンセン病についてのご下問があり、「現在はほとんどおりませんが、移民労働者の中に発見されることはございます」とご説明申し上げたところ、「それはよかった」と、心から安堵なされたご様子でした。

お話をうかがううち、私の長いハンセン病との闘いが皇后陛下のお導きだったことに気付き、感動を覚えるとともに、ハンセン病との闘いに対する決意を新たにしました。

1月27日(火) [2015年01月27日(Tue)]

1月27日(火)

7:40 財団着

9:05 財団発

9:30 世界看護師協会 ジュディス・シャミアン会長との協議 
    於:ANAインターコンチネンタルホテル

10:10 テレビマンユニオン インタビュー

10:20 安倍晋三 内閣総理大臣・令夫人
    塩崎恭久 厚生労働大臣 
    ジュディス・シャミアン 国際看護師協会会長
    坂本すが 日本看護師協会会長 
    喜多悦子 笹川記念保健協力財団理事長

10:30 THINK NOWハンセン病―グログローバル・アピール2015―
    国際会議「ハンセン病患者と回復者に対する社会的差別の撤廃に向けて」

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式典には安倍総理ご夫妻も出席してくださった

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式典で挨拶

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シャミアン国際看護師協会会長(左)と金井Pak雅子第一副会長(右)から記念の盾をいただく

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「グローバルアピール2015」を宣言


12:00 昼食

13:00〜18:15 グローバル・アピール2015シンポジウム

18:40 カクテル

19:00 レセプション

20:30 ANAインターコンチネンタルホテル発

1月26日(月) [2015年01月26日(Mon)]

1月26日(月)

7:40 財団着

8:30 「社会的投資」事業打合せ

12:00 インド共和国記念日祝賀会

15:30 テレビマンユニオン

18:30 グローバル・アピール関係者夕食会

「世界ハンセン病の日」―シンポジウムへのご案内― [2015年01月26日(Mon)]

「世界ハンセン病の日」
―シンポジウムへのご案内―


昨日1月25日は「世界ハンセン病の日」であった。

日本財団の職員をはじめ、モーターボート関係者や関係団体の職員など200名が参加して、秋葉原、渋谷、お台場、東京スカイツリー、原宿などで街頭キャンペーンを展開してくれた。秋葉原では、ご多忙の中、安倍昭恵令夫人にもご参加いただき、多摩全生園の平沢保冶さん(88歳)と森元美代冶さん(77歳)も元気に参加され、盛況であった。

この「世界ハンセン病の日」は、主にアフリカ大陸でハンセン病との闘いに大きな足跡を残したフランスのラウル・フォレローが提唱したもので、インドのガンジーが暗殺された1月30日に近い1月の最終日曜日を「世界ハンセン病の日」と定め、毎年、関係者によって世界中でイベントが行われてきた。日本財団と笹川記念保健協力財団も、主に世界を対象に海外で活動してきた。

今回、グローバル・アピールを東京で発表するため、日本国内でも各種イベントを開催していることは既にお知らせした。明日1月27日はいよいよグローバル・アピール発表の日で、安倍首相ご出席のもと、国際看護師協会と参加130カ国の看護協会の人々と共に、初めて日本から宣言が発表される。

午前中の式典は関係者のみのグローズドで行うが、午後1時から6時までのハンセン病国際シンポジウム「今、何故ハンセン病問題なのか?」では、4つの各種セッションが行われる。

ご関心をお持ちの方は、入場無料ですので是非ご参加ください。
場所は赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京です。
「グローバル・アピール宣言式典」

「THINK NOW ハンセン病」―イベントのお知らせ― [2015年01月26日(Mon)]

「THINK NOW ハンセン病」
―イベントのお知らせ―


1月27日は『世界ハンセン病の日』で、日本で初めて、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテルで、第10回ハンセン病の患者・回復者とその家族への偏見や差別を撤廃する『グローバル・アピール』の発表会とシンポジウム開催については再々お知らせしましたが、関係者のご協力を得て、全国各地で3月末まで様々なイベントを行います。

ご興味のある方は、是非、ご参加ください。

*富永夏子写真展〜ハンセン病を考えることは人間を考えること〜
 1月24日(土)〜28日(水) 於:丸の内オアゾ○○広場

*世界ハンセン病回復者と日本のメディアとの対話
 1月26日(月) 於:日本財団ビル

*文芸で見るハンセン病〜川端康成に支えられた作家 北条民雄について語る〜
 1月30日(金)PM6:30 開演 於:日本財団ビル

以下は、全国各地でのイベント一覧表です。

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