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笹川 陽平
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9月30日(火) [2014年09月30日(Tue)]

9月30日(火)

7:25 財団着

9:30 「アジア海上保安機関長官級会合」オープニング挨拶 於:パシフィコ横浜

会合記念撮影.JPG
今年で10回目のアジア海上保安機関長官級会合


12:00 昼食

16:50 アジア海上保安機関長官らと安倍総理表敬

安倍総理挨拶.JPG
安倍総理を表敬

DSC_0451.JPG
記念撮影


9月29日(月) [2014年09月29日(Mon)]

9月29日(月)

7:40   財団着

10:00 「日英グローバルセミナー」勉強会

12:00  昼食

18:30  齋木昭隆 外務事務次官

「中国の小話」その38―中国の占い師― [2014年09月29日(Mon)]

「中国の小話」その38
―中国の占い師―


古今東西を問わず、古くから存在する占い師、易者・手相家・気学家・人相家・占星術や四柱推命、風水等々、占いの方法は多種多様であるが、「当たるも八掛、当たらぬも八掛」で、ある意味無責任な商売ではある。

しかし、世界中いかなる人でも結婚、就職、病気、将来に対する不安等々、悩みを持っていない人はほぼいないといっていいだろう。

一国の国家元首や大統領、首相でも、何らかの占いに頼った人は多い。中でもレーガン大統領夫人やシヤヌーク国王は星占いがお好きであったようだ。

以前、銀座の母として有名な占い師の話を書いたことがある。
息子が相談に行ったら、いきなり「あなたの髪の毛に癖があるのは助平の証拠です」と言われ、とっさに「父親のくせ毛はもっと酷いです」と答えたところ、あなたの親父はもっと助平です」と断定したという。「それではアフリカの人々はみんな助平だ」と、親子で笑ったものである。

日本の若い女性には占い好きな人も多く、中には自分の望みに近い答えを言ってくれる占い師を「よく当たる」いって、贔屓(ひいき)にする向きもあるという。

中国では今でも色々な占いが盛んなようで、特に風水に頼る人は多い。
以下は占い師の小話である。


―嘘をついた代価―

女性は宝くじを買う前に、どんな番号がいいかを占い師に尋ねた。
占い師:海外に何度行ったことがある?
女 性:4回です。
占い師:子どもは何人いる?
女 性:2人です。
占い師:今年は何冊本を読んだ?
女 性:5冊です。
占い師:ご主人と月に何回夫婦生活をする?
女 性:2回です。
占い師:何回浮気したことがある?
女 性:私は家庭を大事にしているから1回もありません。
占い師:じゃ最後の数字は0だね!
貴女が買う宝くじの番号は『42520』だよ。

当たり番号は『42529』と発表された。
女性は正直に言えば大金が手に入ったのに、「ウソをつくと損をする」という教訓が残された。

9月27日(土) [2014年09月27日(Sat)]

9月27日(土)

8:00 東京スカイツリー

高いところが苦手な筆者と軍司令官.JPG
高いところが苦手な筆者とミャンマー国軍軍司令官

11:00 鎌倉大仏殿高徳院 

ミャンマー国軍総司令官と鎌倉大仏拝観.jpg
ミャンマー国軍総司令官と鎌倉大仏参拝

12:00 昼食

17:30 ミン・アウン・フライン ミャンマー国軍司令長官と会談

19:30 ミン・アウン・フライン ミャンマー国軍司令長官 夕食会(日本財団主催) 

夕食会長.jpg
夕食会

9月26日(金) [2014年09月26日(Fri)]

9月26日(金)

7:50 財団着

10:30 吉元博文 国交省海事局海洋・環境政策課技術企画室長

11:30 森 喜朗 元総理

12:00 今 義男 海洋政策研究財団理事長

14:00 「日英グローバルセミナー」勉強会

16:15 谷垣禎一 自民党幹事長

18:00 「アジア海上保安機関長官級会合」スピーチ打合せ

19:30 ミン・アウン・フライン ミャンマー国軍総司令官 菅官房長官主催夕食会

「元気なボートレース」その3―19の組織がたった一つに― [2014年09月26日(Fri)]

「元気なボートレース」その3
―19の組織がたった一つに―


今、ボートレースが元気だ。

創業63年、全国24ヶ所のレース場を担当するモーターボート競走会は、東京のように平和島、江戸川、多摩川の3ヶ所を運営する東京都モーターボート競走会をはじめ、全国には19の競走会があり、その上に全国を総括する全国モーターボート競走会連合会があった。いわば二重構造であった。

これでは世の中のスピード時代に対応する意思決定は出来ない。そこで法律を改正し、大胆にも日本モーターボート競走会という組織に19の競走会を大同団結させたわけである。

競走会の仕事は、各地レース場への選手の配分や選手管理、競技審判、選手養成などであるが、選手はレース出場中は選手宿舎で管理され、飲酒はもとより、不正防止のために携帯電話やパソコンなども管理人に預け、止む負えぬ家人への連絡は、監督官立ち合いでなければ出来ないことになっている。

厳しい眼でレースをチェック
レースを見守る真剣な眼差し.jpg

レースを見守る審判員たち.jpg


19の競走会を一つの組織にするためには、連合会及び各競走会の会長、副会長、理事長、専務理事などの高級幹部の一斉退職が必要だった。先般逝去した日本モーターボート競走会・皆川浩二会長は、関係者の協力を得て、数十人の高級幹部の退職を実現し、誠にシンプルな風通しの良い組織化に成功。固定化されていた高級幹部への道が一般職員にも大きく開かれ、引き継いだ小池保夫会長の下、次々に新しい施策も実現している。

たとえば選手募集一つをとっても、従来はレース場近辺からの応募者だったが、北海道から沖縄まで広く選手募集を行い、小柄で秀れたスポーツ選手を探し出して自らスカウトに行くようにもなった。夢は47都道府県からボート選手を輩出し、今までファンが地域的に限定されていたボートを全国規模に拡大したいと、意気込みは熱い。

民間が官を支える組織を夢見た笹川良一の夢は、関係者の血の出るような努力と熱意によって、今、やっと社会に評価されるようになってきた。そして、ボートレースの収益金で運営されている日本財団の社会貢献活動は、日本のみならず世界的にも評価されている。

ボートレースを支えてくれている全国のファンはもとより、関係者のご努力に深甚な謝意を表したい。

9月25日(木) [2014年09月25日(Thu)]

9月25日(木)

7:40 財団着

8:00 海野光行 日本財団常務理事

8:50 「春の交流会」打合せ

9:00 西尾雄志 Gakuvo代表

9:30 笹川陽司 ウェーブ21社長

10:00 理事会

11:00 新美 潤 外務省外務報道官・国際文化交流審議官

14:00 定例記者会見

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15:00 記者と懇談

16:00 作田 学 日本禁煙学会理事長

16:40 河野雅治 日本政府代表

18:00 中華人民共和国建国65周年祝賀会

「元気なボートレース」その2―1年間で選手になれる― [2014年09月24日(Wed)]

「元気なボートレース」その2
―1年間で選手になれる―


ボ−トレースの中心は、ファンが愛する選手の活躍であることは当然である。現在1592人の選手が活躍中で、中でも女性選手が196人もいる。世界広しといえども、プロスポーツの世界で男女が同じ土俵で競うスポーツは他にない。

最近、女性の社会進出の必要性が叫ばれ、安倍首相が率先して閣僚への登用や高級官僚への女性抜擢、女性起業家の世界会議の開催等、懸命のリーダーシップを発揮されている。しかし、ボートレースは何十年も前から男女混合レースを行っており、美人でガッツのある女性選手がファンの喝采を浴びている。中には時代を先取りして、女子選手が稼いで夫が育児をしているカップルもいる。かつては、本人の希望により、性同一性障害の女性レーサーを男性として再登録して出場させたこともあった。

プロスポーツの多くは、子供時代からの長年の英才教育で頭角を現し、サッカー、ゴルフ、野球、相撲にしても、ほんの一握りの選手が職業として成り立っているわけだが、選手生活の寿命は以外に短い。サッカーでは27〜28歳、相撲や野球でも、例外はあるものの、35歳くらいまでであろう。

ボート選手は、一度もモーターボートに乗ったことのない未経験者を一年間で育てるわけであるから、礼儀作法に始まって教育、訓練が厳しいことには定評があるが、危険を伴うスポーツである以上、当然のことである。選手生活は平均20年と長く、年収は平均1600万円である。又、引退後の共済システムも完備しており、プロスポーツ業界ではまれにみるしっかりとした組織である。

礼に始まり礼に終わる.jpg
礼に始まる厳しい訓練により公正で迫力あるレースが・・・

レース風景.jpg
水しぶきもレースを演出


ボート選手は社会貢献活動にも熱心で、東日本大震災では率先して街頭募金を行い、今も被災地を訪問して活動を続ける一方、世界のハンセン病制圧活動にも毎年多額の寄付をされている。

全ての選手を統率する上瀧和則会長は、43歳までに16.5億円を獲得した名選手である。選手はいわば個人商店であり、それぞれの意見を一つに集約してボート業界の目標と一致させることは至難なことである。

先日、上瀧会長より個人的な寄付をいただいた。聞くところによると、選手会長はレースに出場しなくてもよいそうだが、上瀧会長は現役にこだわり、出場する以上は大切なファンの期待に答えないと申し訳がないと一節間(6日間)出場することにした。そのため3ヶ月前から減量に入り8kgの減量に成功。3年ぶりの地元・唐津のレースで準優勝戦まで進出した。

彼の出場レースは顕著に売り上げが上がったので、人気は今も続いていることが証明された。「どうして一節も頑張ったんですか?」と質問したところ、「選手会会長として、東京の事務所で働いているだけでは選手の悩みもファンの気持ちも分からなくなる。会長といえども、1592名の選手と心を一つにして業界の発展の一翼を担うため、現場主義に徹します」とのことで、出場手当とその時の賞金を日本財団に寄付して下さった。

寄付金授与 笑顔.JPG
上瀧会長からレース出場で得られた賞金を寄付していただきました


かつて労働運動華やかかりし頃、一般労働者の苦労も忘れ、銀座、赤坂の高級料理店やバーには労働貴族といわれる労働組合の幹部がたむろしていた。今の労働組合の凋落はその頃から始まったのである。

規模は異なるが、ボート選手たちは上瀧会長の指導のもと、ファンを大切にし、業界の団結と発展への協力を惜しまない。有難いことである。

9月22日(月) [2014年09月22日(Mon)]

9月22日(月)

7:40 財団着

10:20 菅 義偉 官房長官

14:30 北里一郎 北里研究所相談役

「元気なボートレース」その1―ボートレース振興会― [2014年09月22日(Mon)]

「元気なボートレース」その1
―ボートレース振興会―


今、ボートレースが元気だ。

一年間の売り上げが8500億円を割るかと思われる中、関係者一同が奮起・協力し、当面の目標売上1兆円も目前に迫ってきた。

物事に原因のない結果はない。売り上げ増の原因は、ボートレース振興会を中心に、日本モーターボート競走会、日本モーターボ−ト選手会、そしてレースを主催する各地の地方自治体の四団体などの関係者が、ボートレース存亡の危機を強く認識し、一枚岩盤としての協力体制を確立してくれたお陰であり、関係者の皆様の努力に心から敬意を表したい。

特に小高幹雄を会長とするボートレース振興会の売り上げ増大への施策は、レースを主催する地方自治体の収益確保と日本財団を通じて社会貢献活動に寄与する理念を徹底して確立し、強い者が生き残るのではない、頭の良い者が生き残るのでもない、唯一、社会の変化に対応できる者が生き残り発展するのだとの考えを大胆に実行したことである。

例えば、過去にとらわれず、創業者・笹川良一を冠とする『笹川賞』や『総理大臣杯』の名前も消滅、若者好みの名称に変更した。ファンの高齢化対策として、若者のファン獲得のためのイメージアップ作戦、特にボートニャーのコマーシャルは、広告提供会社1750社の好感度11位にランクされた。この夏、若者にあちらこちらで「ボートのコマーシャルを知っている? 誰が出てるの?」と二つの質問したところ、知らない人はゼロであった。ビックレースを標準に短期集中で放映しているが、認知度の高さには、正直、驚かされた。

渡辺直美を中心に6人のダンサーが猫のコスチュームで踊りながら1人1人仮面を脱いでいくコマーシャルだが、これは小高会長が自ら発案したものらしい。やはり若い時代に女性に苦労?した人は感覚が鋭い。

コマーシャル.jpg
渡辺直美を中心にした迫力あるダンスが人気


スマホ対応の仕組みもいち早く実施し、電話による売り上げは毎年10%以上伸びており、今年は3500億円を突破しそうな勢いで、全国24のレース場の売り上げを凌駕しているというから、時代の変化は恐ろしいものである。

何はともあれ、売上減少に歯止めをかけ売上増を実現したことは、旧来の慣習を打破して積極的に未来志向への政策に転換したからに他ならないが、レースを主催する地方自治体の首長やレース場の公務員をその気にさせた努力は見事としかいえない。

変化変化を旗印に、まだまだ変化、革新を続けるという。

日本財団は、社会貢献を目的に世界規模で様々な社会課題を解決するプラットホームになるべく活動している。ボートレースを主催する地方自治体の売上金の2.6%が活動資金の源泉である。
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