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笹川 陽平
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7月31日(木) [2014年07月31日(Thu)]

7月31日(木)

13:15 財団着

16:30 岡 浩 外務省国際情報総括官

7月30日(水) [2014年07月30日(Wed)]

7月30日(水)

7:35 財団着

8:00 海野光行 日本財団常務理事

9:05 福島専門家会議打合せ

14:30 山本晋也監督

15:00 GEBCO奨学生

15:20 船越 眞 ボートレース振興会常務理事

15:30 武部恭枝 プライムコーポレション社長

16:20 CVに関する打合せ

17:30 齋木昭隆 外務省事務次官

19:00 ブロガーミーティング 挨拶

「習近平の虎退治」―周永康 失脚― [2014年07月30日(Wed)]

「習近平の虎退治」
―周永康 失脚―


習近平は中国共産党総書記、国家主席、人民解放軍軍事委員会主席に就任。更にさまざまな組織の責任者にも就任し、毛択東を超える実権を掌中にしたという。

習近平が掲げる『中国の夢』の実現には、経済の高度成長の中で蔓延した様々な腐敗の撲滅運動を通じて綱紀粛正を徹底させることで、権力の基盤を盤石にする狙いもあるものと思われる。

そのために「腐敗した者はハエも虎(大物)も捕らえる」と公言してきた。しかし、汚職、不正、腐敗は中国の文化の一環ともいわれ、大言壮語で「ハエ」だけで終わるのではと、冷めた中国人民はあまり期待もしていなかったようだ。

しかし、最近の中国の動静を観察していると、習近平は『虎退治』に真剣に取り組んでいるように見える。

薄熙来の逮捕、江沢民派の重鎮・周永康前中央政治局常務委員の失脚。それに伴い周永康の側近である遼寧省瀋陽市の検察院検察庁の張東陽の党籍剥奪と公職解任の上、司法機関への送致。石油閥の重鎮である周永康との密接なつながりがある中国石油天然ガス集団トップの失脚。周永康の影響力が強かった中国国営テレビ(CCTV)への手入れは、総責任者郭振璽総監が拘束された。また、人気キャスターの芮成鋼も当局によって連行され、反腐敗運動はついにマスコミにも広がりつつある。

それだけではない。習近平の狙いは、最強の虎である江沢民の近辺にまで及びはじめた。江沢民派の重要幹部であった人民解放軍の制服組トップの前中央軍事委員会副主席の徐才厚が巨額の収賄で逮捕されている。香港筋によると、江沢民の右腕ともいわれた曽慶紅元国家主席の身柄も拘束されたらしいとの情報もある。さらに、江沢民の愛人といわれ、海軍政治部歌舞団の団長を務めたソプラノ歌手の宋祖英にまで調査が及んでいるという。

習近平は本当に中国の大虎『江沢民』を標的にしているのだろうか?
中国には『一山に二匹の虎は住めない』という諺がある。
はたして習近平による江沢民追放はあるのだろうか。

7月29日(火) [2014年07月29日(Tue)]

7月29日(火)

7:30 財団着

9:00 第49回全国道場少年剣道大会 挨拶 於:日本武道館

10:30 理事会

12:00 葛西 健 WHO西太平洋事務局事業総括部長

13:00 秋山昌廣 東京財団理事長

14:30 万葉舎「人間力大賞年鑑」取財
  
17:00 山田滝雄 外務省南部アジア部長

「中国の小話」その35―悪知恵も必要― 「中国の小話」その36―中国における労働者とは?― [2014年07月28日(Mon)]

「中国の小話」その35
―悪知恵も必要―


男は、夜、飲食した後に車を運転し、警察の抜き打ち検査に遭遇。
男は、車から降りてもうダッシュで逃走した。
男は、走りながら奥さんに電話。
   すぐ警察に車が盗まれたことを通報するよう指示。
   翌日、車が見つかった。
男は、感謝状を持って警察局に車を取りに行く。
   警察官は「昨晩、犯人は足が速すぎて取り逃がしてしまった」。
男は、警察官の手を握って感動した様子でお礼を言う。
男は、車を運転して家路についた。



「中国の小話」その36
―中国における労働者とは?―


本名:工人階級
仮名:中国の指導階級
別名:体力労働者
洋名:ブルーカラー
綽名:蟻族
経済学的定義:低収入階層
社会学的定義:生存型生活者
政治学的定義:社会不安定要因
政府からの冠名:レイオフ従業員
民生部門の定義:最低生活保護者
訳名:失業者
本当の名前:貧者


7月25日(金) [2014年07月25日(Fri)]

7月25日(金)

7:35 財団着

9:00 「G8」事業打合せ

10:00 小坂憲次 全日本剣道道場連盟会長

10:30 吹浦忠正 ユーラシア21理事長

17:15 上月豊久 外務省官房長

「中国の小話」その34―近頃の中国 二題― [2014年07月25日(Fri)]

「中国の小話」その34
―近頃の中国 二題―


少し堅苦しいブログが続きましたので、ここらで一服しましょう。

中国は『法治よりも人事』の国とも言われ、人間関係、特にコネ作りは、生活は勿論のこと、転職、出世、商取引等々、社会生活の基本になっているといっても過言ではありません。
8)は、中国共産党の出世競争は激烈であるため、担当部署の成績を水増しすることで成績を上げたことにする。だから統計は信用できないことになる。
7)は、8)の統計を集計して党幹部に報告するので、立派な成績として発表されるのでる。

1) 重要な仕事は宴会の中
2) 幹部の任免は取引の中
3) 建設の入札は暗闇の中
4) 貴重な人材は弔辞の中
5) 良質な商品は広告の中
6) 課題はスローガンの中
7) 立派な数字は総括の中
8) 巨大な成績は水分の中
9) 忙しい幹部は個室の中
10) 美しい秘書は寝室の中



中国では、交際範囲が広く、男気があって酒に強く、コネを利用して金と地位を得て、更に上司に貢ぐことによって更なる権力を得ると一般に信じられている。したがって、高学歴で優秀でも、真面目なだけでは出世しないということになる。

近頃、次のような人は、中国では出世できない。
1) 才能がある
2) 度胸がない
3) お金がない
4) コネがない
5) お酒が弱い
6) 学歴が高い
7) 性機能が弱い

7月24日(木) [2014年07月24日(Thu)]

7月24日(木)

7:30 財団着

10:00 原野城冶 nippon.com代表理事

11:00 広中和歌子 元参議院議員

11:20 渡邉秀央 日本ミャンマー協会会長

13:10 「災害復興支援特別基金」事業打合せ

13:30 韓国 全女史

14:00 渡邉一利 笹川スポーツ財団専務理事

16:30 沖津嘉昭 岩井コスモフォールディングス社長

17:30 「ミャンマーでサッカー」お疲れ様会

7月23日(水) [2014年07月23日(Wed)]

7月23日(水)

6:00 ホテル発

6:33 新大阪発

9:03 東京着

9:25 財団着

10:20 鳥井啓一 日本財団参与

11:30 石原茂雄 御前崎市長

13:00 BS朝日・録画撮り「フィリピン残留日本人2世・国籍回復事業」

14:30 梶 正治 丸亀市長

15:00 理事会

「日中関係史1972−2012」出版 その3―北京で刊行発表会― [2014年07月23日(Wed)]

「日中関係史1972−2012」出版 その3
―北京で刊行発表会―


6月28日(土)、北京で『日中関係史1972−2012』4巻の刊行発表会と、有識者による意見交換会が開かれた。出席者は末尾に記載したが、政治編は編者の高原明生・東京大学大学院教授、経済編は編者の丸川知雄・東京大学教授、社会文化編と民間編については園田茂人・東京大学京教授がそれぞれ報告した。

日中関係史出版座談会.jpg
日中関係史出版座談会


それに対する中国側のコメントの要旨は下記の通りであった。

*********************


【政治編について】
北京大学梁雲祥教授からのコメント:
「政治編」の第8章と第15章の論文が削除された形で出版され、著書本来の姿で読者に提供できないのは残念だ。海外の学者の論文の翻訳なので、主張に同意できなくても、著作は原文のまま訳出し、出版すべきだ。現に中日両国の国家発展の戦略が一部衝突するものがあり、それが拡大されて今日の対立に発展した。これを今後どう調整し、調和していくかを検討する重要な時期にあたって、本シリーズ図書の出版は大変参考になり、重要な意義を持つ。

【経済編について】
中国社会科学院日本研究所の張李風研究員からのコメント:
日中関係の『強靭性』を裏付ける要素として取り上げられてきた経済協力も危機に面していることは、最近の日中貿易額、特に日本の対中国投資の大幅な下落によって示されたように、思われたほどの『強靭性』を持てなくなっており、手放しで安心できない。『強靭性』そのものが『脆弱性』に変わりつつあるので、これを楽観視せず、両国に警鐘を鳴らしておく必要がある。

【社会文化編・民間編】
第3巻「社会文化編」と第4巻「民間編」の編者・園田茂人東大教授の主旨説明に対し、清華大学の王忠忱教授からのコメント:
福田元首相のインタビューを読めば分かるように、日本側の多くの日中協力の推進者たちは、自らが中国と付き合う中で、相手国に対する印象を形成し、それを固定化することなく、絶えず認識を相対化してきた。中国人の日本イメージは固定化の悪影響をうけ、両極端に走っている。日本側についても同じことが言える。相手のイメージの固定化を打破することこそ関係者にとって喫緊の課題である。この見地からみれば、本シリーズ図書が日本側学者の中国社会に対する多角的なとらえ方が示されたので、相手を認識する時の固定観念を打破する意味で特に有意義である。

北京大学牛軍教授のコメント:
自分は日中関係を専門に研究していないが、本シリーズ図書には、日本側の史料が豊富に使用されているので、中国側の研究者にとって大いに参考になる。これらの資料を共有し、吟味しながら、日中双方の関係者が今の日中間の対立について考え、日中関係史の史実の中でメディアによって無限に拡大された部分は何か、また、両国のリーダーたちを支配してきたものは何かを共に考えたい。

北京大学王暁秋教授のコメント:
本シリーズ図書は最高のタイミングで翻訳・出版された。中日関係には、民を以て官を促し、学を以て官を促す歴史がある。中日関係のこの困難な時期にこそ、学者は自分たちの責任を今一度真剣に考える必要がある。

南開大学日本研究院宋志勇院長のコメント:
両国の学者、有識者が本シリーズ図書を必ず自国の指導部に渡し、中日関係の改善に、学者なりの貢献をしていきたい。

中国現代国際関係研究院日本研究所胡継平所長のコメント:
日中関係が空前の困難に直面している今、本書に反映された理性的な声が少ないだけに、この翻訳・出版が重要な意義を持っている。

*********************


このシリーズの出版に尽力された先生方並びに東京大学出版会、中国社会科学文献出版社に感謝申し上げる。

また、笹川日中友好基金の胡一平女史の責任感あふれる忍耐力と、この事業にかけた熱い思いなくして実現しなかったことを記録し、心からの感謝を捧げたい。
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