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笹川 陽平
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2月28日(木) [2013年02月28日(Thu)]

2月28日(木)

8:20 東京発

11:45 スイスホテル南海大阪着

12:00 「職親プロジェクト」調印式及び記者会見

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13:00 昼食

14:00 ホテル発

15:00 浪速少年院視察

17:30 新大阪発

20:00 東京着

2月27日(水) [2013年02月27日(Wed)]

2月27日(水)

8:00 「語り場」日本財団職員との対話

9:30 高橋邦夫 在ネパール大使

10:00 「青い地球の子供たちアーク」代表の北條友梨氏より寄付金授与

IMG_9949.JPG
ベトナムの学校建設にと「夢の貯金箱」に200万円の寄付をいただきました


10:30 佐藤行雄 国際問題研究所副会長

11:00 日本財団 評議員会

14:00 理事会

15:00 中国メディア・インタビュー

16:30 鷲頭 誠 運輸政策研究機構国際問題研究所所長

17:30 小高幹雄 ボートレース振興会会長

「沈黙の外交」とその現実―これが秘密会議か― [2013年02月27日(Wed)]

「沈黙の外交」とその現実
―これが秘密会議か―


2月19日、日本政府の閣議決定により、ミャンマー国民和解担当日本政府代表(常任)の任命を受けた。選任理由は、日本財団が少数民族支援を含むミャンマー支援に実績があることと、私がミャンマー政府及び少数民族武装勢力の集合体である統一民族連邦評議会(UNFC)の双方から信頼が厚いこと(政府発表)であった。

今から28年前、スカンジナビア日本笹川財団の設立に奔走した折、協力してくださったのがスウェーデンの国連中東特使を務められた名外交官グンナー・ヤリング大使であった。今この財団は、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、アイスランド、いわゆる北欧諸国にその存在は知れ渡り、各国から選出された理事によって、日本との民間レベル交流に大きな役割を果たしている。

大使の現役時代の信条は「沈黙の外交」であった。事の結果は発表しても経過予想・予測は発言しなかった。要するに、マスコミの知りたいことは喋らなかったのである。今回、この任にあたってこの言葉を思い出し、記者会見でもこの話をさせていただいた。この信条を心に留め、双方からの信頼を確かなものにして任務を全うして参りたいと考えている。

ただ、問題は交渉事であり相手のある話なので、「意図的リーク」を含め、相手側から話が漏れてしまう可能性は大いにあり得ることである。今回の秘密会議も、早速、大々的に報道されてしまった。報道された範囲で事の顛末を述べると下記の通りになる。

政府側の交渉母体である大統領府・少数民族担当アウン・ミン担当大臣をヘッドとするピースセンターと、11の少数民族武装勢力の連合体である統一民族連邦評議会(UNFC)との秘密会議をタイのチェンマイで行うので、日本財団にホスト役をしてほしいとの依頼を受けた。極秘に準備を進めていたところ、ミャンマー国内のメディアの知るところとなり、記事まで掲載されてしまった。政府側代表団は大臣3人を含む18名。UNFC側20名。各々別のホテルを確保、会議場の決定、合同夕食会の設営等々、全ては森祐次グループ長と吉田鈴香の両人がたった二日間で立派に設営してくれた。

私が真夜中に羽田を出てチェンマイの会議場に到着したのは朝の9時15分であった。既に会議場の入口には内外の記者団が集まっており、我々は唖然呆然。この有様に森、吉田が双方の事務担当者にクレームをつけると、「秘密なんて無理ですよ」と、あっけらかんとした返答に、二人とも口をあんぐり。開いた口が塞がらない体(てい)であった。

会議の内容は、私の「沈黙の外交」で申し上げられないが、首尾順調で、双方の発言の中で、再三再四日本財団へ感謝の発言があり、記念写真の撮影には影武者の私が無理やり引っぱり出されてしまった。関係者の記録用の写真と思っていたら、突然会議場の扉が開かれ、メディアが殺到した。影武者はあえなく表武者にされてしまったのである。しかし、会議場外の記者会見等には一切参加しなかった。

P2201730.JPG
筆者を挟み、右側がUNFCの副団長ドクター・ラジャと政府側代表アウンミン大臣
左側がオーンミント大臣
互いに堅く手を握り合い、平和へのアプローチを歩み始める

記者に囲まれ 握手しているのオーンミント大臣.JPG
記者に囲まれ


関係者が去り静かになった広い会議場で、裏方に徹した森、吉田と共に、成功の喜びを噛みしめていた。

記者会見に参加しなかったことについては、後に、関係者より「さすが笹川さん」とお褒めの言葉?があったとは、森祐次からの報告であった。

60数年の時を経過し、初めての政府と少数民族武装勢力の連合体であるUNFCとの歴史的会議は、秘密会議の名のもと、かくも盛大に開催されたのである。

2月26日(火) [2013年02月26日(Tue)]

2月26日(火)

8:00 岡嵜修平海洋政策研究財団常務理事

9:00 船越 真 ボートレース振興会常務理事

9:30 森田文憲 船の科学館館長

10:40 参議院議員 武見敬三先生

11:10 粗 信仁 在スリランカ大使

11:50 塩崎恭久 衆議院議員・自民党政調会長代理

13:00 語り場打合せ

13:30 「農と更生保護ネットワーク」シンポジウム

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「農と更生保護ネットワーク」シンポジウムで挨拶


14:30 全国モーターボート競走施行者協議会・第2回通常総会

16:30 みずほコーポレート銀行 細野哲弘顧問

16:45 スリン・ピッツワン 元ASEAN事務局長

2月25日(月) [2013年02月25日(Mon)]

2月25日(月)

8:00 CSR事業打合せ

10:00 「ミャンマー国民和解担当日本政府代表」辞令交付 於:外務省

13.02.25 岸田文雄外務大臣から辞令.jpg
岸田文雄外務大臣より辞令


11:30 黒野匡彦 運輸政策研究機構会長

13:00 鳥井啓一 日本財団参与

13:30 広渡英治 B&G財団専務

15:15 坂井 学 衆議院議員・国土交通省政務次官

16:00 理事会

産経新聞【正論】あまりに手薄な犯罪被害者対策 [2013年02月25日(Mon)]

あまりに手薄な犯罪被害者対策


産経新聞【正論】
2013年2月13日


「預保納付金」という言葉がある。振り込め詐欺など犯罪に使われた預貯金口座に被害者が特定できないまま残され預金保険機構に納付された金で、2008年に施行された「振り込め詐欺救済法」により犯罪被害者支援に活用されることになった。

 ≪「振り込め」の被害金活用≫
 預保納付金は現時点で50億円を超し、事業の「担い手」に日本財団が選ばれた。民間の知恵を活用する金融庁の英断に敬意を表するとともに、民の立場でCSR(企業の社会的責任)や贖罪(しょくざい)寄付などを開拓し被害者支援の強化に少しでも貢献したいと考える。

 同時に現状の被害者対策は先進各国に比べあまりに手薄。犯罪に巻き込まれる可能性は誰にもあり、被害者支援は国民共通の課題である。政府には一層の強化を求めたい。

 オレオレ詐欺や架空請求詐欺など振り込め詐欺被害は07、08の両年、250億円を超え、その後2年間、3分の1近くに減ったが、11年は110億円を突破、昨年も132億円に達した。

 救済法は振り込め詐欺などの振込先として使われた口座の凍結・失権手続きや被害者の返金申請手続きを定め、最近では口座に残された金の70%近くが被害者の手元に戻っている。しかし当初の返金率が50%前後と低かったこともあって、昨年末時点で52億円が預保納付金としてプールされている。

 支援事業は、犯罪被害者の子弟に対する奨学金制度の新設と犯罪被害者等支援団体に対する助成の2本立て。奨学金は預保納付金のうち40億円を基金に高校生、大学生、大学院生に対し月3万〜10万円を無利息で貸与し、25万〜30万円の入学一時金も用意する。「まごころ奨学金」と名付け、4月から貸与を開始する予定だ。



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 残額と今後、新たに発生する預保納付金は犯罪被害者等支援団体の活動基盤の強化に充てる。犯罪被害者や家族・遺族は捜査・公判段階での精神的・物理的負担から「被害者にも落ち度があった」といった偏見に対する精神的苦痛、レイプや虐待に伴う心のケア、報道被害など極めて大きな被害を受ける。被害者支援には幅広い民の力こそ必要で、今回の金融庁の決断は支援強化の新たなモデルとなる。

 ≪被害者に冷たい社会≫
 犯罪被害者には05年に閣議決定された犯罪被害者等基本計画に基づき重症病給付金や障害が残った場合の障害給付金、さらに死亡した場合の遺族給付金が定められ、支給要件の緩和や支給期間の延長など順次、改善が図られている。しかし各年度の支給額は9億〜20億円、11年度までに約1万2千人に対し246億円が支給されているが、英米独仏4カ国に比べ10〜20分の1にとどまっている。

 犯罪被害者の支援態勢整備や国民の理解増進など内閣府や警察庁が進める関連予算も12年度は76億円。国選弁護士への報酬や刑務所諸経費など全体で1000億円に上る加害者関連予算に比べ大きな差がある。加害者対策が厚すぎると言うつもりはないが、これでは社会正義上もバランスを欠く。現状は「被害者に冷たい社会」と言われても仕方がない。

 わが国の犯罪被害者支援は「社会の連帯共助の精神」を基本としており、英仏両国と同様な考えに立つ。しかし国には犯罪を予防し国民を犯罪から守る責任がある。不幸にして国民が犯罪に巻き込まれた場合は国の責任で救済するのが筋である。被害者支援を「国が国民の安全を守れなかったことに対する補償」とするドイツの考え方こそ正しいと考える。

 警察庁によると、11年の刑法犯の認知件数は214万件。02年をピークに減少傾向にあり、国連が05年にOECD(経済協力開発機構)加盟国を対象に行った調査でも日本の犯罪率は先進国の中で最低ラインにある。振り込め詐欺の封じ込めも成果を上げつつある。

 一方で、動機不明の凶悪犯罪が増加する傾向にあり、何よりも200万という数字は誰もがある日突然、犯罪被害者となる可能性があることを示す。犯罪の撲滅と同様、被害者の救済も国・社会全体で取り組む必要がある。

 ≪民の活用で小さな政府を≫
 財務省によると、国債と借入金、政府短期証券を合わせた国の借金は今年度末、1000兆円の大台を超す。極めてタイトな財政状況の中で、犯罪被害者対策費をにわかに大幅アップするのは困難であろう。それを少しでもカバーするためにも、さらに民の知恵とノウハウを活用してほしいと思う。NPO法人(特定非営利活動法人)など民の受け皿は十分に育ってきている。

 長年、世界各地で支援事業に取り組んできた経験からいえば、官の仕事は公平公正が原則であり、その分、時間もコストもかかる。これに比べ民は自由な発想で動け、小回りも効く。民間のソフトパワーを活用し、官民一体の協力体制を効率的に運用すれば財政支出を削減し“小さな政府”の実現にもつながる。各省庁にも金融庁と同様の英断を期待する。
(ささかわ ようへい)

2月22日(金) [2013年02月22日(Fri)]

2月22日(金)

9:00 カチン医療関係NGOと面談

10:00 ミャンマー少数民族幹部と面談

10:30 ホテル発、チェンマイ空港へ

12:20 チェンマイ発

13:30 バンコク着

14:50 バンコク発

22:30 羽田着

「中国近況状況」その5―中国の四大美女と美女コンテスト― [2013年02月22日(Fri)]

「中国近況状況」その5
―中国の四大美女と美女コンテスト―


高校の漢文で唐の詩人・白居易の長編漢詩である「長恨歌」を学んだ。玄宗皇帝と楊貴妃のエピソードを歌ったもので、中国歴代の美女であることには読者も異論はなかろう。

中国では楊貴妃(唐)の他に西施(春秋時代)、王昭君(漢)、貂蝉(後漢)を加え、一般的に中国四大美女と言うそうだ。

楊貴妃(羞花美人)
玄宗皇帝に愛されて皇后に次ぐ貴妃の地位を得た。彼女が後宮を散歩すると、庭の花が妃の美貌と体から発する芳香に圧倒されてしぼんでしまったと言われる。

西施(沈魚美人)
貧しい薪売りの娘として産まれたが、谷川で洗濯している姿を見出されて越国の王宮へ召し出された。彼女が川で洗濯する姿に見とれて、魚たちは泳ぐのを忘れてしまったという。

王昭君(落雁美人)
漢の時代、異民族の懐柔政策で国のために異邦に嫁いだ女性。旅の途中、故郷の方向へ飛んでいく雁を見ながら望郷の思いを込めて琵琶をかき鳴らした所、彼女の姿と悲しい調べに魅入られて雁が次々落ちてきたと言われる。

貂蝉(閉月美人)
三国志演義に出てくる猛将呂布は、董卓の養子であるのに、貂蝉を想うあまりに董卓を殺してしまう。天下を憂いて物思いに耽る姿のあまりにも美しい姿に、月も恥じて雲に隠れてしまったと言われる。


最近は中国でも各地で美女コンテストが盛んなようだが、中国湖北省でのミス・キャンパス選びが話題になっている。

主催者は中国古代美女の基準と現代学者の研究により、次のような外形選抜条件を公開した。

頭部:
八頭身であること。左右瞳の距離は左右耳の距離の半分、口と目の距離は顔の長さの36%であること。

3サイズ:
トップバスト:身長×0.51p  
アンダーバスト:身長×0.432cm 
ウィスト:身長×0.34cm 
ヒップ:身長×0.542cm

乳房:
豊満で形が良い。両方の乳房の大きさ、形、位置が対称であり、乳間距離は20cm以上であること。乳房のアンダー部分の直径は10〜12cm、アンダーからトップまでの高さは5〜6cm。

唇:
上唇の厚さは8mm、下唇の厚さは9mm、口の長さは左右瞳と垂直線上にあること。


偽物が横行している中国社会で、何故か美女だけは本物にこだわる。
「ミス・キャンパスは尺で図るのか?」
「何故両乳房の距離が20cm以下ではミス・キャンパスになれないのか」
ネット上は炎上中である。

主催者は容姿だけでなく、後半には教養や知恵を審査する内容もあり、絶世の美女選びに意気込んでいる。はたしてどんな女性が優勝するのか。実物を拝見したいものである。

近年、ミス・ユニバースになった森理世嬢を、日本人はあまり美女と思わなかった。日本には「たで食う虫も好き好き」との言葉もあり、美男子の醜女(しこめ)好きとの言葉もある。十人十色でそれぞれの美的感覚は異なる。だから世の中うまく廻っているのであろう。

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ミス・ユニバース 森 理世さん


2月21日(木) [2013年02月21日(Thu)]

2月21日(木)

18:00 日本財団主催 ミャンマー閣僚との夕食会

2月20日(水) [2013年02月20日(Wed)]

2月20日(水)

00:20 羽田発

5:20 バンコク着

7:05 バンコク発

8:15 チェンマイ着

9:10〜17:30 UNFCとミャンマー政府の和平交渉会議場

19:30〜22:50 日本財団主催 会議参加者との夕食会
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