「モンゴルの地方創生に協力」
―国立4大学で奨学金―
御高承の通り、モンゴルはロシアと中国に挟まれた民主主義国家で、大相撲での活躍をはじめ、政府、国民も大の親日家です。近年、モンゴルも近代化の影響で人口約350万人のうち、約173万人が首都のウランバートルを中心に住んでおり、大草原の国・モンゴルの地方は人口減と共に、疲弊の度合いを深めています。モンゴル政府より日本財団に地方活性化の人材養成の依頼があり、大統領府と会談を重ね、下記の通り人材養成プログラムを作成し、10年間実行することになりました。
毎年100人の地方で選抜された優秀な学生で
モンゴル国立大学(環境、林業、生態学)
モンゴル国立医科大学(医学、公衆衛生、栄養学)
モンゴル国立農業大学(畜産学、農業、植物保護学)
モンゴル国立科学技術大学(食糧生産・供給バイオテクノロジー)
以上の4校に合格した学生に一年間約20万円を日本財団が奨学金として提供します。10年間の契約の費用は7億5千万円を予定しています。
奨学生の条件は、卒業後それぞれの出身地に帰り、@環境・緑化、A食料供給・食料安全、B医療・公衆衛生、の分野で3年以上従事することです。
9月11日、大統領府の会議室でウイルストゲルドゥル大統領府長官より一人一人に認定書が授与されました。尚、日本財団のモンゴルでの人材養成は、古くはモンゴル科学アカデミーの修士・博士課程の学生に対する笹川ヤングリーダー奨学基金があり、近年は、物づくりに必要な人材養成に向け、日本の工業専門学校を参考に三校の専門学校設立にも協力しております。
1年穀物を育てる、10年木を育てる、100年人を育てる、の精神で、日本財団は長期的展望に立った人材養成を世界各国で展開しております。