「ちょっといい話」その224
―遺贈寄付でフリースクール―
近年、日本財団には「遺贈寄付」(相続税の非課税対象)が多く寄せられるようになった。お一人様で遺言を残される方だけでなく、ご家族のある方々からも「利他の心」で人生の締めくくりに少しでも社会に貢献したいとの思いのこもった、有難いご寄付をいただいています。
そうしたご寄付によって、札幌にフリースクールが建設されました。以下、8月21日付北海道新聞の記事を掲載します。
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「遺贈寄付」で建設されたフリースクールの開所式でテープカットする関係者=21日、
札幌市東区
死亡した後に自らの財産を公益団体に寄付する「遺贈寄付」で建設されたフリースクール「むぎのこスクール」が21日、札幌市東区で開所した。発達障害や虐待を受けたことによるトラウマにより学校に通いづらい児童生徒が対象で、25日から約60人が通う。
亡くなった北海道の男女6人を含む計8人が、遺言書で子どもの支援に活用するよう日本財団に寄せた約3億5300万円で建設。木造2階建て延べ約500平方メートルで、パニック症状が出た時に気持ちを落ち着かせる空間も設けた。最大100人程度を受け入れる。
運営は、東区で児童発達支援や放課後等デイサービスを手掛ける社会福祉法人麦の子会(札幌市)が担う。教員免許を持つスタッフや心理士が常駐し、子どもたちの学習や体験活動をサポートする。
21日の開所式で、同法人の北川聡子理事長は「子どもたちが存在価値を見いだし、自己肯定感を高められる場所にしたい」とあいさつした。