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【私の毎日】4月8日(月) [2024年04月08日(Mon)]

4月8日(月)

7:00 朝食

9:00 ミャンマー和平関係者との会談

11:30-14:30 メディアインタビュー(5社)

14:30 関係者との昼食

19:00 ホテル発

19:30 空港着

21:35 バンコク発

「海洋新種続々発見」―世界で活動活発化― [2024年04月08日(Mon)]

「海洋新種続々発見」
―世界で活動活発化―


3月21日付のブログで、日本財団とイギリスのネクトン財団と共同で海洋における新種を10年間で10万種発見する野心的プロジェクトについて掲載し、チリの沖合の深海で100種以上の新種の可能性がある海洋生物の発見を報告したが、ニュージーランド沖での深海探査でも100種類以上が発見されている。

以下、ナゾロジーの報告記事です。

*******************

海洋新種続々発見@.jpg
調査船タンガロア号(Tangaroa)に乗って調査
Credit: Finds from the Bounty Trough I Ocean Census(youtube, 2024)


今回の海洋探査は、日本財団と英国のネクトン財団によって設立された海洋生物探査プロジェクト「オーシャン・センサス(Ocean Census)」の主導で行われました。

オーシャン・センサスは、汚染・乱獲・気候変動などで未知の海洋生物が失われる前に、10年以内で10万種の新種を記録するという目標を掲げています。

その一環である本調査は今年2月に、ニュージーランド南東沖に広がる海底地形「バウンティトラフ(Bounty Trough)」を対象に3週間の期間で実施されました。

本調査にはオーシャン・センサスの研究員のほか、ニュージーランド国立大気・水圏研究所(NIWA)、ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワ(Te Papa)のメンバーを含む計21名が参加し、NIWAの調査船タンガロア号に乗ってバウンティトラフへ向かいました。

新たに回収された生物サンプルの中には研究者の見知らぬ生き物がたくさん紛れていました。

そのうち100種以上は科学的に記載されていない新種の可能性があると見られています。

チームが研究室に持ち帰って分析したサンプルのうち、すでに新種と確認されたのは、軟体動物が数十種、魚類が3種、甲殻類が1種、頭足類が1種などです。

例えば、こちらは頭足類であるイカの新種と見られます。

体に点々と見られる呪印のような模様が特徴的ですね。

海洋新種続々発見A.png
イカの新種と見られる
Credit: Finds from the Bounty Trough I Ocean Census(youtube, 2024)


次にこちらは”海の豚(sea pig)”の愛称で知られる「センジュナマコ(学名:Scotoplanes globosa)」の一種です。

丸々と太った肌色のボディが子豚を思わせます。

海洋新種続々発見B.jpg
センジュナマコの一種
Credit: Finds from the Bounty Trough I Ocean Census(youtube, 2024)


また、完全に地球外生命体にしか見えないような未知の生物も捕獲されました。

見た目は映画で有名な顔に飛びついてくるエイリアンのようですが、これは「クーマ目(学名:Cumacea)」という甲殻類の新種と見られるとのこと。

ヨコエビなどに近い生物だといいます。

海洋新種続々発見C.png
クーマ目という甲殻類の一種と見られる
Credit: Ocean Census (2024)


それから魚類の新種も今のところ3種が特定されました。

どれも深海に生息しているため、水面近くで見られるような魚とは違い、体表面がぬらぬらと不気味に照りついています。

こちらは水深2700メートルで回収された「ゲンゲ科(学名:Zoarcidae)」という魚類の一種です。

海洋新種続々発見D.jpg
表面がぬらぬらしたゲンゲ科の一種
Credit: Finds from the Bounty Trough I Ocean Census(youtube, 2024)


こちらの珍妙な魚は今にも溶け出しそうな顔をしています。

この魚も新種の可能性があるようです。

海洋新種続々発見E.jpg
今にも溶け出しそうな顔
Credit: Finds from the Bounty Trough I Ocean Census(youtube, 2024)


さらにチームは1つの不可解な生物を発見しました。

当初は新種のイソギンチャクがヒトデだろうと考えていましたが、調べてみるとそのどちらでもないことが分かったという。

現時点では「八放サンゴ(学名:Octocorallia)」の新種あるいは新属と推測されていますが、まったく新しい生物グループの可能性もあるとのことです。

それがこちら。

見た目はかなり地味目ですが、もしかしたら世紀の大発見となる生物かもしれません。

海洋新種続々発見F.jpg
まったく新しい生物グループの可能性も
Credit: Finds from the Bounty Trough I Ocean Census(youtube, 2024)


以上が新種と見られる生物たちですが、これらは今回見つかったサンプルのほんの一部でしかありません。

オーシャン・センサスの科学ディレクターであるアレックス・ロジャース(Alex Rogers)氏は「すべての標本が調査される頃には、100種以上の新種が特定されているでしょう」と述べています。

海洋生物は現在、年間に約2200種が新種として見つかっており、そのスピードは探査技術の向上とともに今後さらに加速すると思われます。

私たちが知っている海洋生物は氷山の一角に過ぎないのです。

*******************

ところで、私は5月頃、北極海の海底探査に参加する予定です。どのような海底生物が発見されるのか、今からワクワクしております。
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