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【私の毎日】4月1日(月) [2024年04月01日(Mon)]

4月1日(月)

6:42 財団着

8:00 「ゼロエミッション船・記者会見」打合せ

9:00 辞令交付

10:00 年度初め・挨拶 

13:00 秋元諭宏 笹川平和財団・USA理事長

14:00 Mr. Ahmed CHAFRA在京チュニジア大使

15:30 飯島 勲 内閣参与

終日 社内打合せ、原稿書き、寄付金への礼状書き



「オランウータンの森再生」―マレーシア― [2024年04月01日(Mon)]

「オランウータンの森再生」
―マレーシア―


日本財団の姉妹財団である日本財団ボランティアセンターでは、学生たちに災害地支援だけでなく、ともすれば内向き志向の若者が海外でのボランティア活動に参加することにより国際問題にも関心を持ってもらいたいと、7回にわたりウクライナからポーランド国境の町に脱出する避難民の救援活動に派遣したところ、予想に反して、参加者の多くが国際問題に強い関心を示すようになった。

今回はマレーシアのサラワク州のグヌン・アペン国立公園の熱帯雨林再生のための植林活動を、マレーシア政府との合意のもと、10年間の継続事業として実施することになった。

本来、この地域は森の人「オランウータン」の生息地であったが、不法にもパーム油の採取ためにアブラヤシが伐採され荒地になっていた。そのため今年から10年計画で10万本を植樹してオランウータンが戻ってくる国立公園に再生する計画で、毎回15名、年に6回、10年間全国の大学生から募集して活動してもらう予定である。

オランウータンC.jpg
現地の皆さんと協働で活動しました

オランウータン@.JPG
大きく育ってね、と祈りをこめて植樹

オランウータンA.JPG
慣れない仕事ですが頑張ってます


以下、参加学生の感想です。

【第1陣 参加学生の感想】
@ 「植林」と口にするのは簡単でも、そこには無秩序に生い茂っている木々や蔓を刈り取り、木の棒で正確なラインを作り、苗木を運ぶという準備過程があった。さらに言えば、その苗木を何年も前から育てている村の女性、苗木を買い取る人、植えた後も大切に面倒を見てくれるローカルスタッフたちがいた。「植林」という活動にどれだけ多くの人が関わっているのか、どれだけ気の遠くなるような年月が必要なのか、日本にいたときは気づけなかったことにたくさん気づくことができた。

A パーム油との関りについても、普段の生活と密接に関係しているにも関わらず、そもそもその問題について触れたことがない人が多くいるのではないかと感じた。実際、自身もこのボランティアに目が留まっていなければ、パーム油についてなにも知らないまま、変わらない生活を送っていただろう。しかし、知ることが変化の一歩であることもこのプログラムを通して実感したことの一つ であり、今回の経験を自分自身の中に留めるのではなく、どのような形でも伝える続けることが大切であると感じた。

B 活動中は、先住民の方とペアを組み、植林を行った。初めは言語が通じず、身振り手振りでコミュニケーションを交わすのが精一杯であった。しかし、時を重ねることで信頼関係を築き、最終日には言語の壁を超えた最高のパートナーとして共に助け合いながら植林をすることができた。ボランティアは相手を想い、寄り添うというイメージが大きかった。しかし、今回の活動を通じて歩み寄る大切さを知った。寄り添う前に自分が心を開き、歩み寄る。自分から踏み出す一歩が、相手と心を通わせるきっかけになり、協働できることを学んだ。

C このプログラムに参加したことで、自分の中のボランティアの概念が大きく変化した。
ボランティアをこれまでしてきた中で、ボランティアは人手が足りないところ、困っているところにその問題を解消できる能力を持った人が行く、ボランティアを行うものであると考えていた。
今回も現地に赴くまでは、私も同様に人手として必要とされているから行くのだと思って参加したが、実際に現地に行くと、森林保護を仕事としているローカルスタッフがいた。彼らと活動する中で、圧倒的な植林のプロと初心者の私たちの差を感じ、彼らだけで進める方が植林は早く終わるのではないかと感じた。
しかし、活動が進むとローカルスタッフたちは私たちのサポートをしながら、植林や植物に関する様々な知識を教えてくれたり、活動後にはこれまでになかった仕事に関する提案があったことも聞いた。ローカルスタッフたちが植林に対して意欲的になっていることを聞き嬉しく思った。
この経験を通して、周りの人にどんな行動が必要とされているのか示すことができるのもボランティアの意義の一つだと気づいた。自分自身もゴミ拾いをしている様子を見た時に、そこはゴミ拾いが必要な場所、つまりゴミが多い場所だから自分はゴミを出さないようにしようと感じたことがあったことを思い出した。
今回、改めてボランティアとは何か見つめ直すことで、ボランティアの社会での必要性をより強く認識した。これまでさまざまなボランティアをやってきて、自分の経験としてのボランティアはもう充分であると感じていたが、自分がボランティアをすることで周りの意識も変わることに気づいたため、これからもボランティアに積極的に参加したいと思った。



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