「賀状とゴルフ」―憧れの高齢者ゴルファー― [2023年01月16日(Mon)]
「賀状とゴルフ」 ―憧れの高齢者ゴルファー― 今年も多くの方々から賀状を頂戴した。私は物臭な性格で、40歳の時に賀状やクリスマスカードを止めてしまった。一度決めたことだからと、毎年賀状を頂いた方々に失礼とは思いながら今日に至っている。 近年、コロナ禍の関係なのか、どこのゴルフ場も盛況のようである。賀状の中には三人の知人がゴルフの現況を書かれていた。 @満百歳で現役ゴルファー。 プレーしたゴルフ場は全国286ヶ所。 1日に3ラウンド回ったこともあるそうだ。 A95歳の知人は週4日以上のゴルフで昨年は224回プレー。 その他に週1回は麻雀とストレッチジムに通っているそうです。 B80歳の知人はエージシュートが目標で、昨年は37、44、計81のスコアーで 切歯扼腕したようです。 彼の性格から今年は夢を達成するでしょう。 年齢と同じスコアーかそれ以下でプレーすることをエージシューターといって、ゴルファーの夢であり憧れでもあります。日本には、このエージシュートを数多く達成している驚くべきゴルファーがあふれています。2,3年前の雑誌の切り抜きからご紹介しましょう。 熊本県のAさん(当時95歳) エージシュートはなんと1,472回 ベストスコア70を出したのは79歳であったとのこと。 全く驚きです。 鹿児島県のBさん(当時85歳) エージシュート 1,238回 愛知県のCさん(当時80歳) エージシュート 293回 目標 100歳で100打で回るエージシュート 三重県のDさん(女性、87歳) エージシュート 69回 初めてのエージシュートは77歳とのこと 東京のEさん(86歳) エージシュート 950回 85歳で年間200回のエージシュート 86歳で年間300回近くプレーをし、116日連続プレーしたというから驚きです。 ところで、私のゴルフはというと、たまにストレス解消のために出かけると、除夜の鐘(108回)か百獣(110)の王ライオンを叩き、逆にこんなはずではないとストレスを抱えて帰ってくる始末です。 「親父も今年は84歳。そろそろエージシュートの機会到来だから頑張れ」と愚息にハッパをかけられ、最新の技術を伝授してくれますが、老体はこれに反応せず、更に暗中模索となってしまいます。「今年は9月のアフリカのキリマンジャロ(5,895m)登頂に全てを賭ける」といい訳をすると、84〜90歳がエージシュートの絶好のチャンスだと気合を入れられます。愚息の期待に応えるべく努力をするべきか、正月早々悩んでいるところです。 ゴルフ道具は55年間で3セットのみ。中古品から始まり、他は老妻や息子からもらったものです。若干の自慢は、パターは55年間「アクシネット」一本で、パターと妻は替えない主義を今も守っていることです。 |