「プロスポーツ20ゲーム」
―片瀬海岸でごみ拾い―
日本財団の「海と日本プロジェクト」は、今年で7年目を迎えた。
この関連の活動は延べ234万人に達し、新しい魚料理や缶詰を作成して子どもたちのアイデアで販売したり、「海の民話」の作成も、今年度中に15編が完成して42編になる。
特に「世界一美しい瀬戸内海」の実現には、岡山、広島、香川、愛媛の4県の協力を得て活発に活動している。海岸のごみ拾いも全国的な展開となってきており、来年は史上初の「スポーツごみ拾い・ワールドカップ」も計画している。
近年、スポーツ選手も社会貢献活動に積極的に参加して下さるようになった。
以下は「スポーツニッポン」12月17日の記事です。
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「海にゴミは行かせない!」を合言葉に、サッカーJ1湘南をはじめ、野球、バスケットボールなどのプロスポーツ20チームと合同で実施する「LTO(LEADS TO THE OCEAN) WINTER EVENT2022」(スポニチ後援)が17日、神奈川・片瀬東浜海岸で行われ、約800人が参加した。
江ノ島片瀬東浜にてスポーツ選手らを交えた清掃イベントを実施
約800人が参加しました
日本最大の民間財団として半世紀以上、海の問題や社会課題の解決に取り組んでいる日本財団と、湘南・江の島で05年からビーチクリーンを行い、清掃活動のイノベーションを起こしてきたゴミ拾い団体・NPO法人 海さくらが、プロスポーツ20チームと共に行う年に一度の合同でのゴミ拾いイベントだ。
海さくらの古澤純一郎代表は「LTOは、海につづくプロジェクトとして15年から湘南ベルマーレさんと始めたプロジェクトです。海のゴミのほとんどが川や町からやってきますが、毎試合後にスタジアムでゴミ拾いをするものです。現在は20チームと活動の輪が広がり、ゴミ拾い発祥の地・片瀬東浜海岸に集まってのイベントになります」と、イベント開催の趣旨を説明した。
続けて「スポーツの可能性とこの環境活動を力合わせて、この20チームが本気で海をきれいにさせようと頑張れば、年間250万人に町からゴミがやってくるということを伝えられます」と、古澤理事長は参加者たちに熱いメッセージを送った。
海にゴミは行かせない!