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leprosy.jp
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笹川 陽平
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【私の毎日】6月2日(水)  [2021年06月02日(Wed)]
6月2日(水) 

11:50 財団着

13:40 南里隆宏 笹川保健財団常務理事

14:30 福井俊彦 キャノングローバル戦略研究所理事長

終日 寄付者への礼状書き
「老妻と囲碁」―私は逆立ちの練習?― [2021年06月02日(Wed)]
「老妻と囲碁」
―私は逆立ちの練習?―


老妻が週2回の囲碁教室に熱心に通っている。

かつて先輩諸兄から「君も老後のためにそろそろ囲碁を覚えたらいいよ」とアドヴァイスを受けたことがある。画家の熊谷守一氏が日向で老妻と楽しそうに囲碁をやっている写真を目にしたこともあり、是非習いたいと思ったが、社交性に乏しい私は今一つ気が進まない。

そこで一計を案じ、妻に習わせて初段を取ったら私に教えてくれるよう約束した。待ちに待った初段の知らせに、早速、教えてくれるよう頼んだところ、意外や意外、「あなたには無理よ!! 囲碁は奥が深く難しいから!!」の一言で約束は簡単に反故にされてしまった。

その後もいそいそと習いに行く妻の後ろ姿を見るに、余程楽しいことだろうと思いながらも自から習いに行く勇気もなく、ある時「五段を取ったら逆立ちして歩いてやるよ」と、そんなことはあり得ないと思いつつ冷やかしに言ってしまったらしい。「らしい」というのは、私には記憶がないからである。

よく殴った本人は忘れていても殴られた人は一生忘れないというが、私も中学生時代に体育の教師に関係もないのに平手打ちされた悔しい思いは今も憶えている。

最近、突然「あなたそろそろ逆立ちで歩く練習をしたら」と、ニヤッと笑って宣った。何のことかわからず、孫の一人が、訪れるといつも逆立ちをして1分近くも歩くので、私にも同じことさせようと冷やかされたと思っていたら、表情は真顔なのである。「そろそろ五段に昇段するわ!! あなた五段が取れたら逆立して歩くとおっしゃったわね」「そんなこと憶えていないよ」「確かにおっしゃったわ。約束を守ってね」と厳しい表情で命令調に言われてしまった。

当年82才の末期高齢者だが、老妻は出来っこないと確信しているに違いないと思うと、ここは一発、驚かせようと秘かに覚悟をしているところではあるが、老夫婦二人の生活でもあり、老妻に内緒で練習をしなければならない。補助者が必要なのに息子たちに話せば「止めろ!!」というか、即刻老妻の耳に届いてしまう。毎日ストレッチと腕立ては100回行っているが、逆立ちは60年以上もやったことはない。

どのように練習を開始すべきか、難問に悩んでいる今日この頃である。
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