「ちょっといい話」その136
―True Colors Festivalミュージックビデオ「Stand By Me」―
日本財団は、誰もが居心地の良い社会を実現することを目的に、障害・性・世代・言語・国籍など、個性豊かな人たちと一緒に楽しむ芸術祭True Colors Festivalを開催してきた。
新型コロナウイルスの蔓延に伴い、夏までに予定されていた全ての公演が中止となったが、再始動の第1弾企画として、世界15の国と地域46名の障害のあるアーティストによるミュージックビデオ「Stand By Me」を公開した。アーティストはオンラインで集結し、「寄り添う気持ちを伝えたい」という想いをこの
ミュージックビデオに込めた。
新型コロナウイルスという未曾有の事態に人類は直面し、多くの人が不安やストレスを抱えながら生活することを強いられている。アメリカでは改めて人種間格差が露呈され、各地で暴動にまで発展しているが、決して無関係ではないだろう。このような状況だからこそ、是非一度視聴いただき、「不安を抱えている人に寄り添うことの大切さ」を今一度思い出して欲しい。
True Colors Festivalでは、再びアーティストと観客が同じ場所で想いや体験を共有できる日まで、オンラインでのプロジェクトを中心に展開していく予定だ。最新情報については、
公式HPをご参照いただきたい。