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resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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1月26日(金) [2018年01月26日(Fri)]

1月26日(金)

7:25 財団着

10:45 堀田宣彌 青山学院大学理事長

12:00 インド共和国記念日祝賀会

12:30 渡邉秀央 日本ミャンマー協会会長

15:00 加藤創太 東京財団常務理事

15:30 衆議院議員 柿沢未途先生

16:30 寺島紘士 笹川平和財団海洋政策研究所参与

18:30 手嶋龍一 国際ジャーナリスト

「インド、中国出張」 [2018年01月26日(Fri)]

「インド、中国出張」


1月28日(日)よりインドに出張いたします。

第13回の「ハンセン病に対するスティグマ(社会的烙印)と差別をなくすため」の「グローバル・アピール2018」を、今年もインドのデリーで発表いたします。

その後、インドでも貧しいジャールカンド州で、州首相に生活困窮のハンセン病回復者への年金増額の陳情と差別撤廃の啓蒙活動を行います。

その後中国・北京に飛び、様々な事情で中止を余儀なくされていた自衛隊と人民解放軍との交流の再開について議論してまいります。

帰国は2月6日の予定です。

「複合災害の恐れ」―災害大国日本― [2018年01月26日(Fri)]

「複合災害の恐れ」
―災害大国日本―


1月22日の大雪(積雪23cm)の日の夕方、赤坂、永田町周辺を通ると、冬用のタイヤやチェーンを用意してなかったのか、緩い坂道を登り切れない車が多く、後続の車が列を作り大混乱していた。

鉄道ダイヤは乱れ、高速道路は3日間も通行止めで、毎度のことながら災害に対する大都市のひ弱さが目につく。加えて翌23日には群馬県・草津白根山の本白根山が噴火、噴石で地元のスキー場で訓練していた自衛隊員1人が死亡、11人が負傷したとのニュースが飛び込んできた。

我国には111の活火山があり、首都直下型地震や南海トラフ大地震がいつ起きてもおかしくない。最近は富士山の噴火を予測する記事さえ、雑誌やWebでしばしば目にする。一連のニュースを見ながら、この国が災害多発国であり、誰もが災害とともに生きていかなければならない宿命にあることをつくづく実感する。

私は昨年11月30日付の産経新聞「正論」で「災害対策の基本は『自助』にあり」と書いた。大災害、時には大規模な複合災害が予測される中、最後に自分を守るのは自分しかいないという心構えの必要性を訴えたつもりだ。

あの大雪の中で大地震が発生したら?
台風通過時に大地震が発生したら?

私は昭和20年3月10日の東京大空襲の生き残りである。10万人余りが死亡、負傷者数十万人、東京中焼け野原で焼失家屋数は不明の生き地獄であった。それを思うと、今から対処する方法を個人個人が考えておく必要を痛感する。

災害対策ではしばしば「帰宅難民」が問題となっているが、複合災害では帰宅などできるわけもなく、会社に泊まるなど「自分で自分を守る」手立てをしっかり考えておくべきだろう。

大規模災害、ましてや複合災害が発生したら、行政の対応はほとんど無力である。個々人のサバイバル意識が高まっているのであれば幸いだが、水や非常食など災害の備えをする家庭が近年、大幅に減っているとの気になる調査結果もある。

「災害は忘れた頃にやってくる」
昔からの格言である。
しかし「備えあれば憂いなし」

今一度、災害対策の原点である「自助」の精神を確認しようではないか。

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